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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.6 289件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/08/28
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/318p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-180004-2

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文庫

紙の本

いなくなれ、群青 (新潮文庫nex)

著者 河野 裕 (著)

11月19日午前6時42分、僕は彼女に再会した。誰よりも真っ直ぐで、正しく、凛々しい少女、真辺由宇。あるはずのない出会いは、安定していた僕の高校生活を一変させる。奇妙な島...

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いなくなれ、群青 (新潮文庫nex)

税込 693 6pt

いなくなれ、群青(新潮文庫nex)

税込 649 5pt

いなくなれ、群青(新潮文庫nex)

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紙の本
セット商品

新潮文庫の100冊 2016 109巻セット

  • 税込価格:73,403667pt
  • 発送可能日:購入できません

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商品説明

11月19日午前6時42分、僕は彼女に再会した。誰よりも真っ直ぐで、正しく、凛々しい少女、真辺由宇。あるはずのない出会いは、安定していた僕の高校生活を一変させる。奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎…。僕はどうして、ここにいるのか。彼女はなぜ、ここに来たのか。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。「階段島」シリーズ、開幕。【「BOOK」データベースの商品解説】

真辺由宇との、あるはずのない出会いは、僕の高校生活を一変させた。奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつけ…。「階段島」シリーズ第1作。【「TRC MARC」の商品解説】

ぼく。彼女。島。謎。心を穿つ青春ミステリ。11月19日午前6時42分、僕は彼女に再会した。誰よりも真っ直ぐで、正しく、凛々しい少女、真辺由宇。あるはずのない出会いは、安定していた僕の高校生活を一変させる。奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎……。僕はどうして、ここにいるのか。彼女はなぜ、ここに来たのか。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。「階段島」シリーズ、開幕。【商品解説】

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書店員レビュー

ジュンク堂書店福岡店

捨てられた人々の島を舞台に描かれる、不思議な青春の物語。

ジュンク堂書店福岡店さん

捨てられた人々の島、「階段島」。いったい誰に、どんな風に捨てられたかも分からない。島を出るための条件はただ一つ、「自分が失くした物を見つけること」。そんな島で僕は真辺由宇と2年ぶりに再会した。僕が決して会いたくないと思っていた彼女と……。

「サクラダリセット」で好評を博した河野裕が贈る、不思議な島の物語。高校生の七草の安定した停滞は、真辺由宇の登場により再び動き始めます。捨てられた小学2年生の少年、島の階段に出現した拳銃と星のイラスト、山の上に住むという『魔女』、そして階段島。秘められた謎は少しずつ解き明かされ、そこに残された真相は残酷で切ないものですが、決して後味が悪い訳ではなく青春の爽やかさも感じることが出来ます。

キャラクターに主眼を置いた新レーベルの創刊作品ということもあり、主人公でもある悲観主義の少年・七草、誰よりもどこまでもまっすぐな少女・真辺、会話をする人物により名前を変える少年・「百万回生きた猫」など魅力的な登場人物が多数登場します。まだ掘り下げられていない人物も多く、この辺りは続編に期待したいところ。

青春小説、キャラクター小説として高いレベルでまとまっており、読後感も◎。新レーベルへの期待が高まる1冊でした。

みんなのレビュー289件

みんなの評価3.6

評価内訳

紙の本

人間の美しさ

2019/01/29 01:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はむ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本は、今の閉塞的な現代社会ではあり得ない人間の綺麗な部分、美しい部分を教えてくれます。とても良い本に出会いました。

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紙の本

この本のジャンルは?

2017/03/25 02:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏奈 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本のジャンルが、一言で表せない、とても面白い本でした。
ミステリーとも、恋愛物とも言える、不思議な物語。

最後まで、予想外の結果に驚かされました。

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紙の本

面白い

2016/04/14 07:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:vip - この投稿者のレビュー一覧を見る

どんどん不思議な世界に引き込まれていく感じが、してとてもおもしろいです。早く次の巻も読みたくなるような一冊でした

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紙の本

タイトルに惹かれ

2015/08/21 16:43

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かな - この投稿者のレビュー一覧を見る

『いなくなれ、群青』というタイトルに惹かれ購入したこの一冊。
複雑な内容なのに、きちんと理解しながら読み進めることのできる文章です。
どこまでも真っ直ぐで、純粋すぎる女の子と、その子を放っておけない男の子。
恋愛小説に染まってしまうかと思いきや、そんなことはありませんでした。
女の子の性格の癖を、男の子が正確に理解したうえで考え、行動しているのを見ると、なんだか心の底から信頼のおける友人のような、兄弟のような、親子のような感じです。
もしくは、言葉で表すことなんて到底不可能な関係なのかもしれないです。
出会って、関わろうとすることって、難しいけど大事なんだと思うことが出来ました。

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紙の本

引き込まれる

2021/01/17 23:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:arkag - この投稿者のレビュー一覧を見る

読んでいると自分がその世界にいるように感じられる。
しかし現実離れすぎてすこしりかいがおいつかないところがある

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紙の本

河野作品らしい

2020/11/25 02:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る

なんとなく、今いる場所より階段島のほうが心穏やかに過ごせるのではないかと思える、静かで、どこか冷たく落ち着いた物語。
100万回生きた猫(ナド)がいいキャラだなと思うし、真辺と七草の関係もとても好きです。
これからどうなっていくのか楽しみ。

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電子書籍

独特の世界観

2020/05/19 02:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽんず - この投稿者のレビュー一覧を見る

独特の世界観ですが、読みすすめるうちにどんどん引き込まれていきます。しっかりテーマがあり、とても透明感のある物語だと思います。

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紙の本

評価が分かれそう

2019/11/13 11:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

不思議な話でどこかふわふわしています。真辺という女の子と階段島で再会したところから物語が始まりますが、主人公同様彼女に最初イライラしました。読後すっきりしたい人にはおすすめしません。会話がよく分からない部分もありましたが、私は2作目も読もうと思います。

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紙の本

群青

2019/08/30 00:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぱーぷる - この投稿者のレビュー一覧を見る

実写映画化されると知り、まず本で読んでみたいと思いました。世界観が良かったです。映画では、どのように描かれているのか今から見るのが楽しみです。

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紙の本

発想がすごい

2019/03/26 22:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初の方はあまりにも内容に入り込めず なぜ主人公がこの状況をそんなに簡単に受け入れられてるのか すごく不思議だった。疑問を持つ方が当然だと思った。
でも そうなんだ… そういうことなんだ… 理解してからは胸が痛くなった。

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電子書籍

面白い

2015/03/24 16:20

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コンチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初はちょっと読みにくい文体に感じられたけれど、慣れるとそうでもないかな。これだけでも好き嫌いが結構わかれてしまうような気がします。単純なミステリーでもなければ、青春小説でもないあたりが好感が持てました。シリーズ化されてもおかしくない展開だと思います。この著者の他の作品も読んでみたいと思わされる内容でした。

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紙の本

ミステリ<青春

2015/01/27 23:15

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

個人的には「心を穿つ青春ミステリ」という謳い文句とは若干異なる印象を持ちました。あまりミステリ然とした作品ではありません。また、読んでいる途中は理想主義の少女と悲観主義の少年という対比が中心に描かれていて、正直その他の設定については甘いと感じました。しかし、読後は端正な文章とスッキリした結末を際立たせるためには、その他の描写はあえて控えめで良かったのかなと思い直しました。緻密な作品ではありませんが、澄みきった群青色の青春模様を綺麗に表現した作品だと思います。

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紙の本

非常に論理的?

2020/06/20 08:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る

目が覚めたらなぜか知らない島に飛ばされていて、後で幼馴染の女の子も飛ばされてきた。さて、そこからどうやって脱出するか、なぜ飛ばされてきたのか、という話。展開が非常に論理的なように思えるけど、結局飛ばされたままの状態の方が現実世界の彼らにとっては良いことなのかどうか、よくわからなかった。たぶん少年少女に色々言いたいことがある本なのだろうけど、何を言いたいのかよくわからなくてもどかしかった。じっくり読みなおしたいと思えるほど面白くはなかったから、著者の言いたいことを検証・追求する気にはならず一読して終わり。

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紙の本

矛盾しててもいい

2015/10/30 23:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まつい - この投稿者のレビュー一覧を見る

眩しいから目を背けたくなる。そんな自分に苛立ちもする。でもそれはすべてその人に心動かされずにはいられないから。
誰かを大切にする方法に正解はないよなあと気づかせてくれる作品です。

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紙の本

軽め

2015/03/19 09:02

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:もも - この投稿者のレビュー一覧を見る

四時間くらいでサクッと読めます。

全体的に好きな雰囲気でした。
キャラクターひとりひとりに個性があるので、
まあ何故個性的かと言うと悲しい理由があるわけだけど、
階段島で暮らすぶんには楽しそうな個性。

シリーズ化するみたいだけど、続き読むかは微妙。
まだ解決してないことが残ってるからきになることはきになるけど
これで終わりでもいい感じ。

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