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紙の本
宇宙の声 改版 (角川文庫)
著者 星 新一 (著)
あこがれの宇宙基地に連れてこられたミノルとハルコ。”電波幽霊”の正体をつきとめるため、キダ隊員とロボットのプーボと訪れるのは不思議な惑星の数々。広い宇宙の大冒険。傑作SF...
宇宙の声 改版 (角川文庫)
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商品説明
あこがれの宇宙基地に連れてこられたミノルとハルコ。”電波幽霊”の正体をつきとめるため、キダ隊員とロボットのプーボと訪れるのは不思議な惑星の数々。広い宇宙の大冒険。傑作SFジュブナイル作品!【商品解説】
収録作品一覧
宇宙の声 | 7−90 | |
---|---|---|
まぼろしの星 | 91−219 |
著者紹介
星 新一
- 略歴
- 1926-1997。東京生まれ。東京大学農学部卒。1957年、日本初のSF同人誌「宇宙塵」を創刊。「ショートショートの神様」と呼ばれ、生涯に1001以上の作品を発表した。
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紙の本
これぞ「SF」ショートショート集
2007/01/27 13:32
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:祐樹一依 - この投稿者のレビュー一覧を見る
星氏は元から、SF小説の書き手で、数多くのショートショートの中でも、サイエンス・フィクションの占める割合は結構高い。その中でも本作は宇宙へ少年少女が飛び出していき、様々な冒険を経験する、という、ど真ん中のSF。「スペース・ファンタジー」という誤訳がまかり通ってしまいそうなくらいに、誰もが考え夢見る、ファンタジーたっぷりの科学と宇宙の物語。本書の世界観は、現代より科学が発展して、地球人が宇宙にどんどん進出して行っている時代、という架空のものなのですが、そこには科学を論理で解きほぐす必要などなく、そうだったらいいな、ということがまさにそうである世界が基盤として成り立っているために、すんなりと物語の中に進んでいくことが出来るのです。大人も子供も同じように考える、未知の未来の図がそこかしこにあるために、真っ白な気持ちで楽しむことが出来ます。
星氏お得意、小さな話が積み重なって、大きな物語を形作っているという、ショートショート短編集でもあり、始終に盛り上がり先が読めない展開、意外な問題の発生、そして対処の方法、と楽しさてんこ盛り。これぞ星新一ショートの真骨頂と呼べる一冊。
(初出:CANARYCAGE)
紙の本
ヘイ、宇宙一丁、おまちぃ!(ふたつあるよね…?)
2007/01/07 22:09
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:宇宙の三文文士 - この投稿者のレビュー一覧を見る
星新一には珍しく、長編ふたつです(わかってんじゃん)。
長編といってもひとつ百ページくらいですから、夕ご飯は食べられます(なんのことだ?)。
無添加、無着色、無香料(…)。余計な演出を極力排し、素材の味で勝負。手軽に宇宙の大冒険が味わえます。
味わいは素朴ですが、ご安心ください。しっかり、一番出汁の「ホシシンイチあじ」。いい調子こいてます(たたられるって!)。
ホシシンイチあじの「うちゅうゴハン」(はぃ!?)。お、い、し、い(やめろってば)!
紙の本
定番のジュブナイルSF
2023/04/30 13:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:K.ザムザ - この投稿者のレビュー一覧を見る
低年齢向けの中編2作品が収録されている。表題作「宇宙の声」はSF冒険物としてややベタな感じがする。「まぼろしの星」はただの子供を対象にした話にとどまらず苦い味わいを含む結末で星新一らしさを感じることができた。