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商品説明
なぜ、戦争は止められないのか? ナショナリズムと民族自決、軍国主義とダーウィニズム、覇権的野心と神経症的不安、革命への期待と恐怖…。第一次世界大戦期の時代精神に迫る、イギリスの代表的研究者による定評ある入門書。【「TRC MARC」の商品解説】
地球上のあらゆる海で戦われ、すべての大陸の国家が参戦した未曾有の世界戦争は、一部の都市生活者の熱狂と、大多数の人びとの黙認のもとで始まった。イギリスの代表的研究者が平易な言葉で「人びとが戦争をする理由」に迫った定評ある入門書。各国の外交戦略と経済情勢、技術革新の実態のみならず銃後の世論・国民感情の変遷も詳説し、欧州の一地域紛争が世界を戦火に巻きこんでいく過程を描く。【商品解説】
目次
- 第1章 一九一四年のヨーロッパ
- 第2章 戦争勃発
- 第3章 一九一四年──緒戦
- 第4章 一九一五年──戦争継続
- 第5章 一九一六年──消耗戦
著者紹介
マイケル・ハワード
- 略歴
- 〈マイケル・ハワード〉1922年イギリス生まれ。オックスフォード大学クライストチャーチ校卒業。オックスフォード大学、イェール大学教授などを歴任。イギリスを代表する戦争史、戦略史、クラウゼヴィッツ研究者。
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書店員レビュー
第一次世界大戦を考えるきっかけとなる入門書として最適な一冊。
ジュンク堂書店池袋本店さん
一九一四年、サラエボでの一発の銃声が引き金となり、世界中の国を巻き込む世界戦争へと発展した。第一次世界大戦である。
今年は第一次世界大戦の勃発から一〇〇年という節目の年である。一〇〇年前というと一昔前の出来事のように思えるが、パレスチナ問題などのように、この戦争がきっかけとなった出来事は現在もまだ残っている。
すなわち、第一次世界大戦とは、「大量殺戮(メガデス)の世紀」と呼ばれた二〇世紀の歴史を振り返る上で、そして、現在の世界を考える上においても、欠かすことの出来ない重大な出来事なのである。
本書は、これまでに数多く出ている関連書籍の中でも、特にコンパクトにまとまった書籍である。必要なテーマのみを抽出しつつ、かといって簡潔にもなり過ぎないようになっているのはひとえに著者の努力の賜物だろう。訳者による関連書籍の一覧もありがたい。
あの戦争を考えるきっかけとなる入門書として最適な一冊。
(評者:ジュンク堂書店池袋本店 人文担当 田山)