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商品説明
別居中の夫との関係に苦しんでいた泉は、両親との関係に悩み、命を絶とうとしていた千代子と出会う。戸惑いながらも、お互いをかけがえのない存在だと気づいたふたりは、泉の一人息子・草介を連れて、星がきれいな山里「マチュピチュ村」へと駆け落ち。新しい生活が始まる―。特別なようでいてどこにでもいる、温かな家族の物語。【「BOOK」データベースの商品解説】
ふたりの母親とふたりの子ども。偶然の出会いから始まった“同性婚”のタカシマ家。たくさんの喜びといくつもの悲しみに彩られた、16年間の軌跡を描く。『小説すばる』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
ふたりの母親とふたりの子ども。偶然の出会いからはじまった“タカシマ家"。特別なようでいて、どこにでもいる一家が歩んだ十六年間の軌跡。喜びと悲しみに彩られた、新しい家族小説の誕生です。
【商品解説】
著者紹介
小川 糸
- 略歴
- 〈小川糸〉1973年生まれ。小説に「食堂かたつむり」「つるかめ助産院」、童話に「まどれーぬちゃんとまほうのおかし」など。
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紙の本
ストーリーの流れはいいけれど、もう少し説得力がほしい。
2015/09/13 15:02
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
歳の差十六歳の女性同士が恋に落ちて一気に駆け落ち、生活をともにし始めるという展開が唐突な印象を受けた。もう少し彼らの内面を丁寧に描いてもらえば受ける印象も変わったかもしれないが…。中盤で彼らが始めるゲストハウス、辺鄙な村なのになぜか次々客が来るようになるのは小説の中ならではのご都合主義に感じる。
ただ、すいすい読み進めることのできるストーリーのテンポのよさはよかった。後半はかなり悲惨な展開になってしまうが、それでも残された家族は強く、希望を持って生きる…というところに作者のメッセージはあるように思った。