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商品説明
玩具会社で新商品開発に明け暮れる5人の姿と、「ゴドーを待ちながら」の世界が交錯する物語。演劇の歴史に残る名作を改訂した、戯曲「朝日のような夕日をつれて 21世紀版」を収録する。〔初版:弓立社 1983年刊〕【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
鴻上 尚史
- 略歴
- 〈鴻上尚史〉1958年愛媛県生まれ。早稲田大学法学部卒業。劇団「第三舞台」を結成、作・演出を手がける。「KOKAMI@network」と「虚構の劇団」で活動。映画監督、小説家等としても活躍。
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紙の本
不条理演劇の先駆者
2015/09/29 04:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
実験的な戯曲といえばサミュエル・ベケットの「ゴドーを待ちながら」を思い浮かべるだろう。日本ではベケットに影響を受けた著者が、早稲田大学在学中にいち早くこの作風を取り入れた舞台を上演した。おもちゃ会社のなかで新商品を生み出そうとするあまり混沌に落ちていく登場人物たちが描かれる。これは演劇界に新しい流れを起こそうとする、若き日の筆者そのものなのかもしれない。