投稿元:
レビューを見る
M2M関連で購入。
マーク・ベニオフも寄稿している。
SFほどではない未来(近未来)のイメージを強くするには、とっても参考になるストーリーが豊富に掲載されていた。
こういうイメージを強く描けることが、ビジネスの展開には極めて重要な時代になった。
投稿元:
レビューを見る
テクノロジーが世界をどう変えていくか、ウェアラブルデバイスだけでなく、自動車や医療分野などの事例も紹介した本。読みやすく分かりやすい。ここで語られているのは、最近話題の自動運転車、薬と一緒に飲み込むセンサーなどなど、まるでSFだが、それがすでに実現可能なテクノロジーだということに少しゾッとする。最終章で描かれた未来はフィクションとは到底思えない。おそらく大半が実現してしまうんだろう。そのとき個人情報は一体どうなっているのか・・・。
投稿元:
レビューを見る
2016.08.09 スマホ、センサー、GPS、SNS、ビッグデータ。これらを5つのフォースと喩え、これらが機能することでコンテキスト(前後の事情、背景)を捉え、最適な提案をユーザーに提供する。それと引き換えにプライバシーが消滅する。コンテキストの時代が間もなく到来するだろう。
投稿元:
レビューを見る
五つのフォース モバイル、ソーシャル、ビックデータ、センサー、位置情報。
実例 自動車、都会都市、医療ヘルスケア、グーグルグラス、ウェアラブル、パーソナルアシスタンス、家、ピンポイントマーケティング。
投稿元:
レビューを見る
コンテキスト時代への5つのフォース(1.Mobile, 2.SocialMedia, 3.BigData, 4.Sensor, 5.位置情報)、統一した視点、ティムバーナーズ=リー、マークアンドリー・セン、ページランク。コンピューターが人間の知能を追い越し人間を脅かす存在となる、、というよりは一体化してくということか。
投稿元:
レビューを見る
モバイル、ソーシャルメディア、ビッグデータ、センサー、位置情報。
グーグルが知りたがっているのは、あなたが次に何をするか予想できるようになりたいため。グーグルはユーザーの置かれたコンテキストを深く理解することによって、ユーザーのどんな質問にも答えられるyおうになろうとしている。
プロスポーツの最大のライバルは高精度テレビ。スタジアムに来てもらいたい。
インドでは痴漢を防ぐ下着が開発された。
投稿元:
レビューを見る
昨今はやりの Internet of Things の最新の技術動向と、今後の展開の見通しを、アメリカの豊富な事例を題材に、「コンテキスト」をキーワードに解説してくれている本です。
書評を見かけてすぐに図書館に予約を入れたのですが、数ヶ月間待たされたことから、かなり関心の高いテーマだということがうかがわれます。
非常に事例が豊富でおもしろかったですし、全体に技術の進歩によって世の中は良くなるという楽観的なトーンでありながら、最後には丸々1章割いてプライバシーの問題も論じているなど、バランス良く記述されていて勉強になりました。
ただ、個人的には作者の見通しはさすがにやや楽観的に過ぎるように思われます。少なくとも今の日本の状況を見ると、作者の期待する「コンテキスト」ソフトウェアが社会に浸透するには、技術的課題よりむしろ心理的抵抗感の克服の問題の方が大きいように思います。
これらの技術は、一般社会で使われるよりむしろ、各種プロの仕事の現場で使われるようになっていくのかなと思いました。
投稿元:
レビューを見る
IoT時代と叫ばれる昨今にふさわしい内容のコンテキストの時代。
従来はPCやスマートフォンのログ、つまりApacheやNginxのログなどをさしていたが、ウェアラブルデバイスの登場によって、そのログの意味合いが大きく変化していくのではないかということをつらつらと書いた本。
基本的には自動運転やグーグルグラスなどの話が多いのは時代によるだろう。
現時点では、グーグルグラスは成功していない。
しかし、いずれ普及することは請け合いだろう。
ある観測データからそのコンテキストを読み取り云々という書くと1行で伝わりやすいコンテキストを実現する事がいかに難しいか、またそれを実現しようと今現在躍起になっている私も含めた多くのビジネスパーソンに期待したい。
いい世の中は近い。
■目次
序文 マーク・ベニオフ
セールスフォース・ドットコム創業者、CEO─
イントロダクション 迫りくる嵐
01 5つのフォースが未来を支える
02 顧客のコンテキストを読みとる
03 コンテキスト自動車への道
04 自動運転車でドライブする
05 未来をつくる新都会派の人々
06 医療とヘルスケアにも浸透し始める
07 グーグルグラスでのぞく世界
08 なぜウェアラブルが重要なのか
09 パーソナル・アシスタントがやってくる
10 コンテキストのあるわが家は最高
11 ピンポイント・マーケティング
12 信頼こそが新たな通貨
投稿元:
レビューを見る
コンテキストということで、グーグルグラス等のウェアラブルデバイスを通じて、個人情報等をネットワークに提供することにより、より精度の高い情報支援をリアルタイムで得られたり、あるいは自動運転のような複数のセンサーと制御を組み合わせた高度な支援が得られたりといった、既に実現しつつある現実を基にした、将来に関する話。
段階はともかく、既に現実に存在しつつある技術を基にした話だけなので、荒唐無稽感はなく、むしろ、あーこんくらいならすぐに実生活でお目にかかるかもしれないね、という話が多い。
ただ、個人情報を提供して何らかの支援が得られる系のサービスは、個人情報の取り扱いの不安云々関係なく、サービス内容自体が月並みな感じで、正直あまり魅力は感じられなかった。
それよりも、やはり自動運転や、既にNFLでは実現しているらしいスタジアムでの飲食物の注文やトイレの込み具合の情報提供の方が、便利さの向上が明確だったので、すぐに利用してみたいなと感じた。
投稿元:
レビューを見る
コンテキスト:モバイル、ソーシャルメディア、ビッグデータ、センサー、位置情報の影響力。
スマートフォンの出現によりWeb上でしか取得できなかった情報が、オフラインでも大量に取得可能になっておりより個々人に合ったサービスの提供が可能になっている。
反面、プライバシーの問題が発生するため良心的な利用規約(法的ではなく、誰にでもわかりやすい規約)を策定する必要がある。
センサーが予想以上に進化かつ利用されていることに驚き。
ピンポイント・マーケティング
投稿元:
レビューを見る
「コンテキスト」というと「文脈」という言葉がよくあてられるが、本書の場合、モバイル、ソーシャルメディア、ビッグデータ、センサー、位置情報の5つが織りあってもたらすモノを言う。ウェアラブルがもたらすこれからの、サービス、社会について、よい点、悪い点なども含めて説く。
投稿元:
レビューを見る
モバイル、ソーシャルネットワーク、ビッグデータ、センサー、位置情報という5つのフォースが統合して、果てなきテクノロジーの世界は加速していく。
これだけ世界は動いているのに、トヨタ以外の日本の大企業はどこまで認識し、コミットしようとしているのか。非常に危機感をもったと共に、日本企業の取り組みと、これからどうすべきかについて学習したい。
また、テクノロジーと、その進歩を追い求める姿はとどまるところを知らない。脳波ですべてが事足りる世界になるまで。
その世界にはどこまでもプライバシーの問題がつきまとい、不安要素は拭いきれない。
結局、テクノロジーは、それを使う人間次第なのだ。
世界の10,20,はたまた100年後を決めるのは、たった今の我々なのである。
投稿元:
レビューを見る
なんというか、自分が思っていた以上にITは進化していたというイメージを持った。
マイクロソフトのキネクトで心拍数を認識できると初めて知った。あれって身体から離して使うものだけど、なんでそんなことができるんだ・・・。
後、飲み込むと体内の様々なデータを医療機関に送信してその後、消化されるセンサー付きカプセルとか。聞いてると余計に身体に悪そうな気もするのだけど。
後、性的に興奮すると透明になる服とか。すごい気になった。
ところで、東日本大震災の話で、揺れが遅う65秒前にセンサーの警告によって新幹線を止めたという記述があるけど、これはさすがに何かの間違いじゃないか。65秒も前に地震を予測できると思わないのだけど。
こうやって様々なウェアラブル機器を身にまとっていると便利な世の中になるかもしれないけれど、ちょっとやっぱり怖いところはあるだろねと思う。この本の12章に書いてあるプラシバシー問題もそうだけど、セキュリティ的な問題とかね。自動運転車を遠隔でハッキングとかそのうちあるんじゃないかと思う。本書によると、Googleグラスもハッキングされたことあるそうだし。
投稿元:
レビューを見る
モバイル、ソーシャルネットワーク、センサー、位置情報、ビッグデータを「5つのフォース」として捉え、これらが個々人のコンテキスト(背景、興味、前後関係、周りの空気など)を判断し、その場での最適選択肢を示すようになる世界。
2年前の本ですが、最近はこれらにAIの急激な進化も加わり、コンテキストな時代の到来は早まるのではないかとすら感じる。
本書では、著者たちが高齢者になる2038年を未来予想図として描いているが、悪くない。超効率化した世界は、ごく一部の超金持ちの他は、平均化され、贅沢はできないけれど、余計な争いごとも減り、ストレスも少なく、安定的なものになるのではないかと期待したい。楽観的にすぎるかもしれないけれど。
投稿元:
レビューを見る
ITやコンピュータの世界で起こっている「コンテキスト」を重視した技術革新と、そこから生まれつつある新たなビジネスが切り開く未来社会の姿を予測・分析したビジネス書。
コンテキストとは、人々がおかれた「前後の状況や背景」のことであり、TPOに応じて変化するコンテキストを上手く汲み取るための技術として著者は、①モバイル、②ソーシャルメディア、③ビッグデータ、④センサー、⑤位置情報、の5つを挙げ、自動車、医療、都市開発、住宅など様々な分野での実例が紹介するが、中でも注目すべきはウェアラブル端末であり、その代表例がグーグルグラスだという。
著者の予測する未来では、5つの技術を駆使した「パーソナル・コンテキスト・アシスタント」を介して、必要な情報が、必要な時に、必要な人のみに、必要な分だけ届くことにより、人々は"痒い所に手が届く"サービスが受けられる一方、自分の一挙手一投足すべてのデータを提供することが前提になるため、企業はプライバシーについての透明性や信頼性を高める取組みが欠かせない。IT業界に関わらず、未来のビジネスを考える全ての人にとって必読の一冊といえる。