「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
【中城ふみ子賞(第5回)】薄闇に息づいている救急の窓口ここに父の名を告ぐ ふたつある鼓膜のうちの北方に向きたるものが海鳴りを聴く ほろ苦さが青春なのだと信じたる世代がロビーで微糖を飲めり 第1歌集。【「TRC MARC」の商品解説】
「うつつ」を超える「ゆめ」
わたくしが〈私〉という荷を背負うときそれも一つの旅のはじまり
中畑智江はこの歌集で歌人としての〈私〉を背負ったのである。
旅は始まった。
大塚寅彦
<自選短歌五首>
まだ青きトマトの皮をむくような衣更えする初夏の雨ふり
レタスからレタス生まれているような心地で剝がす朝のレタスを
表札にとんぼ止まれば照りつつもこの家の姓に影を落とせり
南国の木の実でできたお茶碗がわたしの離島のように在る午後
数えられないもの数多あふれたるこの世それらを数えるこの世【商品解説】
著者紹介
中畑 智江
- 略歴
- 1971年生まれ 愛知県蒲郡市出身/在住1994年 南山大学 文学部英語学英文学科卒1996年 短歌をはじめる2008年 中部短歌会に入会 2009年~2012年 中部短歌会新人賞受賞 第21回 第23回 歌壇賞候補 第28回 現代短歌評論賞候補 第57回 第58回 角川短歌賞佳作2012年、第五回中城ふみ子賞受賞
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む