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商品説明
特捜部に赴任した気鋭の検察官・冨永真一。宇宙開発の最前線に飛び込んだ若き女性研究者・八反田遥。ある汚職事件と友の失踪がつなぐ二人の運命。正義とは何か?国益とは何か?超弩級の謀略小説。【「BOOK」データベースの商品解説】
特捜部に赴任した気鋭の検察官・冨永真一。宇宙開発の最前線に飛び込んだ若き女性研究者・八反田遙。ある汚職事件と友の失踪がつなぐ2人の運命。正義とは何か? 国益とは何か? 『週刊文春』連載に加筆し書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
『ハゲタカ』シリーズをはじめ、震災後の原発政策とリーダーシップのあり方を問う『コラプティオ』、農薬と日本の食の暗部に迫る『黙示』など、現代の日本社会が抱える問題に正面から挑みつつ、最上級のエンターテインメント小説を精力的に発表しつづける真山仁。2014年秋、作家生活10周年記念刊行の第一弾として、超弩級の謀略小説、社会派長編が誕生した。
今回の主人公は、気鋭の検察官・冨永真一と、宇宙開発に挑む若き女性研究者・八反田遙か。物語は二人の視点から描かれる。
遙は幼い頃から宇宙を夢見、日本の宇宙開発を担う研究者になるべく日々奮闘中。航空宇宙科学研究センター(宇宙セン)の指導教官・寺島に導かれ、我が国の宇宙開発の現状と問題点を目の当たりにする。それは宇宙開発の世界が生き馬の目を抜く世界であり、同盟国・アメリカとの関係の複雑さに触れることでもあった。
一方の冨永は、形勢不利だった殺人事件の裁判を検察勝利に導いた功績を認められ、特捜部に配属される。粘り強く次々に成果を出す冨永だったが、大学時代の親友の失踪を機に、奇妙な疑獄事件に巻き込まれてしまう。そしてその陰謀には、戦後の日本復興を支えた大物政治家の影があった……。
正義とは何か? 国益とは何か? 希望とは何か? 精緻な描写と骨太のストーリーに、誰もがページを繰る手を止められなくなるはず。日本の社会派小説の歴史は、ここからまた始まる!【商品解説】
著者紹介
真山 仁
- 略歴
- 〈真山仁〉1962年大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者、フリーライターを経て、2004年「ハゲタカ」でデビュー。ほかの著書に「黙示」「グリード」など。
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新シリーズ開始か
2015/03/29 14:10
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投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハゲタカシリーズの鷲津につぐ新しい主人公検事富永。
出版記念のサイン会に参加したとき筆者からシリーズ化を考えているとの話があり楽しみ。
ハゲタカの鷲頭氏と立場は大きく異なるが、2人に共通するのは社会正義。自らの信じる正義のもと、いわゆる社会悪と戦っている。
中でも富永は検事という立場にあり、事実は何かを追及することで正義を貫いている。
第2作がすぐに出ると期待している。