- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2014/09/23
- 出版社: 幻冬舎
- サイズ:20cm/285p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-344-02629-2
紙の本
アイネクライネナハトムジーク
著者 伊坂 幸太郎 (著)
ここにヒーローはいない。さあ、君の出番だ。奥さんに愛想を尽かされたサラリーマン、他力本願で恋をしようとする青年、元いじめっこへの復讐を企てるOL…。情けないけど、愛おしい...
アイネクライネナハトムジーク
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商品説明
ここにヒーローはいない。さあ、君の出番だ。奥さんに愛想を尽かされたサラリーマン、他力本願で恋をしようとする青年、元いじめっこへの復讐を企てるOL…。情けないけど、愛おしい。そんな登場人物たちが作り出す、数々のサプライズ。【「BOOK」データベースの商品解説】
奥さんに愛想を尽かされたサラリーマン、他力本願で恋をしようとする青年、元いじめっこへの復讐を企てるOL…。情けないけど、愛おしい。ごく普通の人たちが巻き起こす、小さな奇跡の物語。『パピルス』ほか連載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
アイネクライネ | 5−44 | |
---|---|---|
ライトヘビー | 45−85 | |
ドクメンタ | 87−121 |
著者紹介
伊坂 幸太郎
- 略歴
- 〈伊坂幸太郎〉1971年千葉県生まれ。「オーデュボンの祈り」で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。「ゴールデンスランバー」で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞を受賞。
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書店員レビュー
2015本屋大賞(その1)
ジュンク堂書店新潟店さん
それぞれの物語や登場人物がリンクして1つの大きな物語を作り上げていく。いつもの伊坂ワールドに違いないが、今回の作品はどこかおとなしい。毎度の大冒険はなくひねりも少ない。しかし、すべての短編を読了したら思わず納得させられる。特に著者の作品は初めてという方にオススメ!!
紙の本
再読必至
2015/01/27 05:20
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る
(珍しく)ギャングだの殺し屋だの死神だのが出てこないシンプルな伊坂さんでした笑。主人公が固定されてるわけでもないので今までにないタイプでしたが、ころころと視点や時間軸が変わっていくことで人物の関係が自分の中で「?」になっていくのもどこか心地よく、奇をてらわなくても伊坂節は健在ですので一安心。織田くんが陣内っぽくて既視感ちょいちょい重なる。 「出会い」がキーワードってことですが、ちなみに私のfirst contactは『陽気なギャングが地球を回す』
紙の本
銀行通帳通信
2015/10/29 04:36
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
かならず出て来る織田一真のようなキャラ。安心するわー。でしっかり者のの高校生女子。藤間さんの通帳通信、どうなったのかな。覗いてみたいな。まさか、通帳でやりとりできるなんて。この着眼点が一番ドラマチックかつロマンチック。接点なさそうで少しずつ絡んで来る話の運び方も好きだな。これといって大きな事件はないけれど、それぞれに少し意味あるエピソードがあって。わたしも、あの台詞で人助けしてみたい。はたして効果あるのかな??
紙の本
過去と未来と
2016/06/20 14:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
過去と未来と、つながっていく感じ。
あの人の友達の過去や未来、そのこどもたち。
みんないろいろ影響受けたりして、おもしろいです。
紙の本
短編集
2016/04/22 22:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:saya - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊坂さん初読みでした。とっても読みやすく面白かったです。ほんわかした恋愛小説でした。それぞれのお話がリンクしているところも良かったです。
紙の本
音楽と小説のコラボレーション
2016/04/21 07:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:更夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミュージシャンの斉藤和義さんが好きなので、小説とのコラボは、音楽の方が先でした。
ずいぶん遅くなってしまったけれど、そういえば伊坂さんの小説版読んでいなかった、と思い読んでみました。
連作短編集ですが、かなり構成が凝っていて、曲になったのは第一話。
百円で占いのような曲を聞かせてくれる「斉藤さん」が良かったのと殺人ものではなく、恋愛もの、親子ものであって安心して読めました。
この凝り方、伊坂さんらしいなぁ、と思いつつ、これ誰だっけ?になって後戻りすることしばしば。
伊坂さんの小説は会話文がとても上手いし、心砕いていると思います。
もっと女の子同士の会話というのは崩れていると思うのですがきちんとしていながら、リアリティがあります。
曲も好きだし、小説も巧く出来ていると今更ながら感心しました。
紙の本
幸せなコラボ♪
2015/05/06 19:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yamatami - この投稿者のレビュー一覧を見る
つい最近、斉藤さんとのコラボについて知ったばかりで、読みたい~!と思っていたので単行本化はとても嬉しかったです!
伊坂さんの恋愛の話はどこかかわいらしくてくすぐったいですね。
「アイネクライネ」
「ライトヘビー」
「ドクメンタ」
「ルックスライク」
「メイクアップ」
「ナハトムジーク」
どれもおもしろかったし、あるボクサーの試合を軸に、時系列をずらしながら、少しずつ繋っていく感じ、とてもよかったです。
ウインストン小野の試合、ラウンドボーイの行動に胸が熱くなりました。
そして最後の司会者がまさかの…!
「アイネクライネ」を読んで、斉藤さんは本当に素敵な人だと思いました。しっかり作品を読まれてあの曲を作られたんだなぁとわかる言葉選びでした…!
織田の「自分が好きになったのが、この女の子で良かった」のくだり、けっこういいこと言ってるよなぁと思います(笑)
「ライトヘビー」「ドクメンタ」が特に好きです
。
やさしいキャラクターが多くて安心して読めました。
人と人との繋がりに、日常の小さなサプライズに、人生何が転機になるかわからないというおかしみに、読後は心があたたかくなりました。
なんだかちょっとした勇気をもらえた気分です。
斉藤さん一回100円やってほしいなぁ。
紙の本
普通の話だけど味わい深い。
2017/09/13 10:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はらお - この投稿者のレビュー一覧を見る
「アイネクライネ」「ライトヘビー」が僕にとって印象に残ってた話だったので それが1冊の本になってどういう風になるか楽しみながら読みました。 1つ1つの話がまとまっていて、繋がっていないようで繋がっている、 この距離感が良いです。 伊坂さんチックな軽快なトークが最初から最後まで続けられており 全編何気ない話なんだけどそれぞれの話でジーンとさせてくれます。
電子書籍
爆笑必死
2016/11/24 07:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とっと - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本、人が大勢居るところで読むのは危険です。登場人物達の会話が素晴らしくて、思わず吹き出してしまうからです。久しぶりに本をよんで大笑いをしました。
電子書籍
ちょっとした空き時間にオススメ
2016/01/23 17:02
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぶっちー - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編小説の集まりなんですが、それぞれの物語に繋がりがあってとても面白かったです。通勤時間に読んでいたのですが、すらすらと読むことができました。
紙の本
コラボ
2016/01/17 19:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:猫祟り - この投稿者のレビュー一覧を見る
斉藤和義とコラボ作品がやっと読めて嬉しかった
オークションとかだと万単位
ずっと読みたかった作品が発売した時は嬉しくて少し泣いた
読んでる時もずっと斉藤和義の唄が頭で流れた
紙の本
悩みを俯瞰してみてみようかなと
2015/12/19 17:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まもり - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊坂さんらしさが全開でそのワールドを堪能した。(読んでいる間脳内をずっと井上涼さん作「アイネクライネ唐獅子ムジーク」のメロディがやたら楽し気にグルグルと回り困った)
困難な事柄が発生しそれがなかなか個人的には深刻だったりもするのだけど、どこか楽観的に軽やかに、でも真面目に解決の糸口を探す登場人物たちの姿に好感を持つ。
出来ることなら私も伊坂さんの文章のように軽やかに人生を歩いていけたらいいなーと思った。
紙の本
伊坂テイストあふれる作品。
2015/09/25 17:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一篇一篇が独立していて、でも微妙に、話や人間関係、諸々の事柄がリンクしている。世界というのはこういう風に繋がっていくのかということを、一冊の本の中で楽しめるのが伊坂作品の醍醐味。そのいっぽうで一話一話の中にもしゃれた仕掛けやひねりが加えられていて、にやりとさせられたり驚かされたりする。言葉遊びの感覚が冴えているところやウィットがきいた部分もある。どの話がいいと具体的に書くことはしないが、全体を通して読んで、とても満足のいく一冊だった。
紙の本
私は
2015/08/16 20:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:simple-project - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊坂幸太郎さんの小説を読み続けています。私はこの作品も好きでした。小説ですからね。読者を楽しませてくれれば十分だと思います。
紙の本
読み終える頃にはちょっと希望と勇気がもらえます
2017/08/09 15:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
各編の時間がかなり飛び回っていて時系列が順序よく並んでいないので、途中何度も前のページに戻って確認したりすることが私はあったのですが、それも確認するたびにまた「なるほどね」っと邪魔臭いことではなくて楽しい作業でした。
この作品は伊坂さんは多分最初からこうした連作の形を予定して書いていないだろうことが「あとがき」から分かるのですが、そこはまさに「手練れ」という言葉がぴったりの伊坂さんらしい仕上がりになっていて素敵な一冊でした。
電子書籍
表紙買い
2017/03/02 20:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
可愛い表紙で思わず買ってしまった本。仙台駅前の風景だそうですね。粋に軽やかに 登場人物がそれぞれ躍動するあたりにニヤリとしてしまう一冊。