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紙の本
バビロン行きの夜行列車 (ハルキ文庫)
著者 レイ・ブラッドベリ (著),金原 瑞人 (訳),野沢 佳織 (訳)
バビロンへと走る夜行列車に、乗り合わせた奇妙な男…。表題作をはじめ、SF、幻想譚など多彩なスタイルのなかに、抒情と感傷と豊かな想像の魅力がつまった全21篇を収録。物語の魔...
バビロン行きの夜行列車 (ハルキ文庫)
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商品説明
バビロンへと走る夜行列車に、乗り合わせた奇妙な男…。表題作をはじめ、SF、幻想譚など多彩なスタイルのなかに、抒情と感傷と豊かな想像の魅力がつまった全21篇を収録。物語の魔術師・ブラッドベリのとっておきの短篇集。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
バビロン行きの夜行列車 | 7−22 | |
---|---|---|
MGMが殺られたら、だれがライオンを手に入れる? | 23−35 | |
やあ、こんにちは、もういかないと | 37−50 |
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独特の魅力が詰まった短編集
2019/09/24 22:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る
どれも短い中にブラッドベリらしさが溢れている短編集。ファンタジー色はいくつか数えるほどのものにしか伺えないけれども、少し大人になってその中にある雰囲気や人物たちの言葉や心象を通じて浸される気分に酔える作品が多い。好みなのは「分れたる家」「窃盗犯」「覚えているかい?おれのこと」「目かくし運転」「いとしのサリー」「なにも変わらず」「夏の終りに」「木のてっぺんの枝」。どの作品も微妙な感情の襞を掬い取っているようで、日本語というフィルターを通してでもその文章の魔術によって独特の世界を形作っている。感傷的なところは後退しているものの、そうした観察眼や感性の鋭さは健在であったと感じた。久しぶりにブラッドベリの世界に浸ることができてかなり満足。