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商品説明
癇癪を起したり、へそを曲げたり、ふてくされたりした話の数々。飼っている文鳥が著者夫婦や客の言動を茶化しながら語る体裁で、死ぬ前にどうしても言っておきたい世の中への怒りの証言をまとめた、近代日本への倫理的処方箋。【「TRC MARC」の商品解説】
どうしても言っておきたい世の中への怒りの証言!
近代日本への倫理的処方箋を、読みやすい文学的随筆として提示。
西尾幹二氏評【本書は同じ苦渋を内心に深く抱えて生きている人々の渇を癒やすカタルシスの書でもある。しかし、ただ単にそういうことに心理的に役立つ一書であるのではなく、戦後の日本の病理学的な「心の闇」がいまだに克服しがたく、ここを超えなければ今後の日本に未来はないことへの倫理的な処方箋を、思いがけぬ裏側の戸口から切り開いてくれた一書でもあるといえるだろう】――本書「添え書きの口上」より
【商品解説】
著者紹介
池田 俊二
- 略歴
- 池田 俊二
昭和15年生まれ。
昭和48年より30年間『逓信協会雑誌』編集長として逓信関係を取材したが、戦後の民主化風潮に対する嫌悪が根底にあり、労使のなれ合い等をすっぱ抜いて批判、当局の忌諱に触れ、しばしば出入り禁止に。福田恆存、竹山道雄などの影響と思われる。特に、郵政民営化には愚民政策として強く反対した。
著書『自由と宿命・西尾幹二との對話』(共著・洋泉社、平成13年。平成26年『西尾幹二全集第14卷』に輯録)、『日本語を知らない俳人たち』(PHP研究所、平成17年)。
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