「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
城壁は新しい生活態度や科学技術の進展を阻む。経済覇権を握ったロンドン、ヴェネツィアなど城壁で囲まれていない都市や、アメリカの都市、中国の城塞都市について検証し、日本の城壁なき都市の伝統について考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
経済覇権を握る国の共通点は、城壁がない都市を持つことである。西洋に典型的な城塞都市はなぜ覇権を握れないのか。実はアムステルダム・ロンドンは「城壁がない」から成長できた。では、アメリカや中国は?
そして、「城壁なき都市文明」日本はこれからの平和な世紀の覇権国家になる! 増田都市論の決定版。【商品解説】
目次
- 第1章 世界経済覇権は城壁なき都市が継承する
- 中世ヨーロッパ都市の自由は「檻の中」の自由
- 城壁なき都市はあまりにも危険
- 経済覇権都市の第1号はヴェネツィア
- アムステルダムという無境界都市
- ロンドンも無境界都市だった
- 第2章 産業革命の成功はロンドンにあり
- 産業革命はたしかに城壁なし都市で推進された
- 権威にとらわれない自由な雰囲気が、知的独創性の高い人たちを集めた
著者紹介
増田 悦佐
- 略歴
- 〈増田悦佐〉1949年東京生まれ。ジョンズ・ホプキンス大学大学院で経済学・歴史学の博士課程修了。株式会社ジパング経営戦略本部シニアアナリスト。著書に「夢の国から悪夢の国へ」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
都市の概念
2015/02/02 18:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うにょ - この投稿者のレビュー一覧を見る
中世の都市の概念が大きく変えられた。中世の都市は外敵から守るために城壁で取り囲うようにして作られたという考えが一般的である。ヨーロッパの都市ではドイツにあるネルトリンゲンのように、今でも城壁が当時のまま残っているところも多い。しかし、アムステルダム、ロンドン、東京などの都市は城壁で取り囲うことがなかった。だからこそ無制限に都市域を拡大でき、かつてないほど発展出来た。示唆にとむ分析が多いが、多くの引用がなければ、より良かったように考える。