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紙の本
言説の領界 (河出文庫)
フーコーの思想の画期となったコレージュ・ド・フランス開講講義の新訳。60年代の知の考古学から70年代の権力分析への転換を予示しつつ、言説の領界を権力の領界へと開くことで、...
言説の領界 (河出文庫)
言説の領界
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商品説明
フーコーの思想の画期となったコレージュ・ド・フランス開講講義の新訳。60年代の知の考古学から70年代の権力分析への転換を予示しつつ、言説の領界を権力の領界へと開くことで、後の思想と政治に大きな影響を与えた名著。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
M.フーコー
- 略歴
- 1926~84年。20世紀後半における最も重要な思想家。著書『狂気の歴史』『言葉と物』『知の考古学』『監獄の誕生』『知への意志』『自己への配慮』『快楽の活用』など。
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紙の本
フランスの哲学者ミシェル・フーコーの言説について書かれた興味深い作品です!
2020/05/17 12:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『狂気の歴史』、『監獄の誕生』、『性の歴史』などを著し、世界的に知られるフランスの哲学者ミシェル・フーコーの作品です。同書は、フーコーの入門書としては最適な書で、同書では、フーコーが「言説」と呼ぶものが、社会的レベルにおいて如何なる手続きを経て産出されるかという概観とその分析手法の原則が述べられています。「言説の背後にありうる表象」の棄却、伝統的思想史を貫いてきた「言説内部への志向性」との決別、「真理への意思」を問いの俎上に引きずり出す試み、主体からの脱却、偶然的で非連続的な出来事としての言説系列の標定を行い、言説を出来事として立ち上がらせています。フーコーの思想が垣間見られる一冊となっています。