- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2014/11/21
- 出版社: ナナロク社
- サイズ:26cm/198p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-904292-52-5
紙の本
張り込み日記 渡部雄吉写真集
昭和33年、茨城県水戸市で起きたバラバラ殺人事件。犯人の手掛かりを追って、舞台は東京へ。ベテランと若手、2人の刑事が真相に迫る。実際の捜査を20日間にわたって密着撮影した...
張り込み日記 渡部雄吉写真集
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商品説明
昭和33年、茨城県水戸市で起きたバラバラ殺人事件。犯人の手掛かりを追って、舞台は東京へ。ベテランと若手、2人の刑事が真相に迫る。実際の捜査を20日間にわたって密着撮影した実録写真集。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
渡部 雄吉
- 略歴
- 〈渡部雄吉〉1924〜93年。山形県生まれ。写真家。74年日本写真協会年度賞を受賞等、国内外で賞を受賞。92年紫綬褒章受章。著書に「大いなるエジプト」など。
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紙の本
社会派映画のような重厚感
2019/02/25 00:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:beni - この投稿者のレビュー一覧を見る
当時、雑誌に連載されていたそうだが、こんな凄い作品がどうして近年まで埋もれていたのだろうと思う。
写真から受ける緊迫感と臨場感が半端ない。
現在の日本とは全く違う、当時の社会の空気感まで
しっかりとアングルの中に捉えられている。
それにしても、当時の日本人は今の日本人とは顔つきが全然違う。
20代半ばの若い刑事でも、ナチュラルに引き締まった表情をしている。
職業柄の緊張感からではなく、もっと深い落ち着いたものである。
今日、そこらで見かける同年代の人間など、悪いが足元にも及ばぬ。
こんな大人な日本人が当時、この国には当たり前にいて、戦後の日本を復興させていったのだなと、そんなことまで考えさせられる。
事件を追うリアルさと、当時の普通の日本人の顔の魅力。
幾度でも頁を繰りたい写真集である。