紙の本
待望のポスター集
2015/08/24 19:01
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投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
青春18きっぷといえば、それぞれの世代で思い入れのあるポスターが作成されてきました。あの時の懐かしいポスターに出会うことができます。本書を見ながらタイムスリップ、というのはいかがでしょうか。近時は在来線も随分三セク化され、青春18きっぷで回れないところもでてきましたが、本書を見ながら、改めて鉄道という社会資本の持つ意味を考えたいですね。
紙の本
懐かしい
2022/11/13 14:17
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
青春18きっぷのポスターが一冊にまとめられていて、懐かしかったです。日本の風景の奥深さが、再認識できました。
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青春18きっぷポスター
2018/07/13 17:25
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
青春18きっぷ、懐かしいなあ。
これを買って旅に出たこともありました。
ポスターのことは、何も知らなっかたです。
1990年以降のポスター74点をが一冊にまとめられてます。
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のんびり旅にでたくなります
2015/08/27 12:43
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投稿者:seko - この投稿者のレビュー一覧を見る
写真一枚一枚に詳細な解説があるのが良かったです。ポスターのコンセプトや、撮影時の苦労話などが面白かった。いつか、撮影地を巡る旅に出たい!
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ノスタルジー
2019/12/30 21:09
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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「青春18きっぷ」のポスターがずらり。もう一度見たかった、というものがいくつもあって懐かしさ満載です。
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神谷町のTSUTAYAでふと目について買った一冊。
僕は鉄道好きで、小さい頃は「青春18きっぷ」を使ってよく鉄道旅行をした。一人で東北一周の旅をしたのは高校一年の時だったか。夜行快速列車「ムーンライトえちご」での出会い、田沢湖でのヒッチハイク、斬新だった石巻の駅舎など、今でも鮮明に覚えている。
大学に入ってからも、研究のために茨城の常磐線の取手から片道三日もかけて鈍行列車で熊本は水俣まで乗って行ったり。
そんなわけで、青春18きっぷは、ポスターともども僕の大切な青春の一コマをなしている。
今では新幹線や飛行機で移動してしまい、旅情に浸る暇もない。そんなに急いで、どこへ行くのかと自問してみる。でもまあ、そういうものなのかもしれない。青春18きっぷは、青春を謳歌する者にのみそれを手にする権利があるのだ。
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列車での”のんびりとした一人旅”に憧れるきっかけになったのが、18きっぷのポスターでした。
季節ごと(販売期間ごと)、毎回のようにポスター越しのまだ知らない土地へ思いを募らせ、その後実際に旅した場所も。
表紙にもなっている下灘駅では「ああ、やっとここに来られた」と沈みゆく夕陽を駅のベンチで眺めながらわけもなく涙が出たり。
逆に、行ったところが後でポスターに登場して優越感にも似た妙な嬉しさがこみあげたりもして(驫木駅)。
18きっぷはその商品名にたがわず私の青春の一断片であり、今も使うたびに昔の気持ちを思い出させてくれる大切なアイテムです。
そしてポスターたちも、きっぷ同様に私の青春を彩る手助けをしてくれた立役者です。
ポスターをよくよく見てみると初期はきっぷの説明文も事務的でなく凝っていたんですね。
そこまでは覚えてなかったし、見てなかったかも。
いや、見ていて旅情を掻き立てられてたかも…そんな記憶も掘り起こそうとすると、当時のことが枝葉のように思い出されて。
ページをめくるごとにその頃のことを思い出しながら、ゆっくりゆっくり楽しみました。
私にとっては、卒業アルバムなんかよりも、読んでいて懐かしさを駆り立てられる一冊です。
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下灘駅にご執心だったことが意外と透けて見える。
時代とともに人から鉄へ対象物が変わってきているのも。
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青春18きっぷのポスター写真集です。
旅をしている気分になれます。旅っていいなあと思える
1冊です(諸事情により私は旅が出来ないですが…)。
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18きっぷのポスター、いいよね。。
格安で列車に乗れる訳だから正直お金をかけてプロモーションする必要はないんじゃないかと思ってしまうトコはありますが、ポスターから溢れ出てくる旅情の洪水に、我々は旅に誘われてしまうんじゃないかと思います。
この本はそんなポスターとその撮影秘話なんかも纏めた本で、時系列に並んでいるので初期の撮影場所は意外と偏ってるなぁなんて余計なコトにも気付いてしまいます。
でも何よりも、ポスターをきっかけに思い出される自分の旅の記憶の方が大きい。夏の日の旅先の、静かな朝の空気感とか、北海道のクーラーの無い列車で窓を開けて抜けていった風とか、日常の中で忘れかけていた記憶がどっと出てきます。
本というよりも、これらのポスターの存在自体が偉大です。きっとたくさんの旅人を生み出したに違いない。
ちなみに個人的に特に好きなコピーは、
・前略、僕は日本のどこかにいます。
・「ずっと友達だよ」と言うかわりに、みんなで旅に出た。
・大人には、いい休暇をとる、という宿題があります。
です。あぁ、どっか行きたくなってきた…!
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旧国鉄が1982年に発売を開始した「青春18きっぷ」の、1990年の夏からのポスター74枚を集めた、なんとも素敵な写真集である。
いずれも、添えられたキャッチフレーズを含めて、純粋に「旅、見知らぬ街を歩くこと、ってやっぱりいいよな~」と思わせてくれるもので、また、ポスターのコンセプト・作りが時代時代に合わせたものとなっており、初期のものから強烈に感じられるノスタルジックな雰囲気も何とも言えない。
染みるキャッチフレーズをいくつか挙げると、「いつかは、急がなければいけない日がくる。」(1990年夏)、「ちがうにおいのする町。」(1992年春)、「この街で育ったら、どんな私になってただろう。」(1993年冬)、「学校を卒業すると、春は黙って行ってしまうようになる。」(1999年春)、「前略、僕は日本のどこかにいます。」(2000年冬)、「冒険に、年齢制限はありません。」(2007年冬)。。。(特に、学生を主なターゲットとしていた初期のキャッチフレーズがいい)
私は、アラフィフになった4年前から「青春18きっぷ」の夏の旅を始めたが、本書をパラパラと捲りながら、早くも来年の旅に思いを巡らせている。。。
(2016年8月了)
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JRの普通列車に全線乗り放題の「青春18きっぷ」は、1982(昭和57)年に初めて発売され、現在でもとても人気のあるJRのロングラン商品です。春・夏・冬と年3回発売されるため、駅や周辺に毎回貼り出されるポスターは季節の移り変わりを伝える風物詩ともなっています。
そんな「青春18きっぷ」の1990年~2015年までのポスター74枚を手掛けた著者が制作にまつわる背景や思い出話を解説した一冊。印象的なキャッチコピーと美しい写真で旅情を誘います。
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ポスターの風景の路線や駅の名が記載されていてよかった。しかしけっこう同じところに何度も行ってたんだな。
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JRグループが発行する鈍行乗り放題の「青春18きっぷ」といえば、メランコリックな独特のポスターが有名であるが、本書は1990年からそのポスターのクリエイティブディレクターを務めた著者が、1990年から2015年までの春・夏・冬の各ポスターのビジュアルと、作成にあたってのエピソードをまとめた一冊である。
何といっても日本人の憧憬をくすぐる美しい写真と、旅に出たくなってしまう名コピーで構成されたポスターの数々を一気に見れるというだけで酒が何杯でも飲めてしまう。また、アラーキーが旅する女性を写した流麗なポスター(1991年~1994年)や、安西水丸によるイラストのポスター(1996年)があったことを本書で初めて知り、実は色々と攻めている年度もあったことに驚かされる。
とはいうものの、やはりメインは静かな風景画とシンプルなコピーをメインにしたポスターが一番魅力的だな、と思う。ベストショットを撮影するために1週間もカメラマンがひたすら撮影し続けたというようなエピソードもあり、あの美しさの裏にはこんな苦労が潜んでいた、という点を知れるのも興味深い。
Go Toキャンペーン対象外となった東京都民のcoup d'etatを避けるためにも、小池都知事にはぜひ本書を都民にばらまいていただき、バーチャルな旅情を味わってもらってはどうか?
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青春18きっぷのエモさは異常………ネーミングセンス良すぎるねん。そしてキャッチコピーもエモい、最高。文明が発達して東京大阪間は2時間半で行けるようになったけど18きっぷで9時間かけてゆっくり景色眺めながら行くのもたまには良いんではないでしょうか(⚠️おしり痛に注意)
「学校を卒業すると、春は黙って行ってしまうようになる(1999年春)」
「あの頃の青を探して(2005年夏)」
この2つ、まじで好き