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紙の本
人斬り草 (徳間文庫 妖草師)
著者 武内 涼 (著)
心の闇を苗床に、この世に芽吹く呪い草。常世のそれを刈り取る者を妖草師と称する。江戸中期、錦秋の京に吸血モミジが出現した!吸われた男の名は与謝蕪村。さらに伊藤若冲、平賀源内...
人斬り草 (徳間文庫 妖草師)
妖草師 人斬り草
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商品説明
心の闇を苗床に、この世に芽吹く呪い草。常世のそれを刈り取る者を妖草師と称する。江戸中期、錦秋の京に吸血モミジが出現した!吸われた男の名は与謝蕪村。さらに伊藤若冲、平賀源内の前に現れた奇怪な草ども。それが、はぐれ公家にして妖草師の庭田重奈雄と異才たちの出会いであった。恐怖、死闘、ときに人情…時代小説の新たな地平を切り拓いた逸材の、伝奇作品集!【「BOOK」データベースの商品解説】
江戸中期、錦秋の京に吸血モミジが出現した。吸われた男の名は与謝蕪村。さらに伊藤若冲、平賀源内の前にも奇怪な草どもが現れる。それが、はぐれ公家にして妖草師の庭田重奈雄と異才たちの出会いであった。【「TRC MARC」の商品解説】
若冲が、源内が、蕪村が――妖しの草と暴れ舞う! 心の闇を苗床に、この世に芽吹く呪い草。宝暦の世の京都、はぐれ公家の庭田重奈雄は異界の妖草を始末する妖草師である。都に住まう伊藤若冲、平賀源内、与謝蕪村……らの前に出現した妖草妖木。それが偉才らと重奈雄との邂逅であった。ときに壮絶なバトル、ときに総毛立つ恐怖、ときに心温まる人情と、多彩にして読み応えの全5話!【商品解説】
若き公家にして異界の呪草を刈る妖草師! 時代小説の新たな地平を切り拓いた、と評論家イチ押しの奇想小説、好評につき第二弾!【本の内容】
尾道を舞台にした大人の時代恋愛小説。大店の婿養子が四十路に入って胸をときめかせた女性。相手は人妻だった。 【本の内容】
収録作品一覧
柿入道 | 5−97 | |
---|---|---|
若冲という男 | 99−151 | |
夜の海 | 153−230 |
著者紹介
武内 涼
- 略歴
- 1978年群馬県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、映画・テレビの制作に携わる。第17回日本ホラー小説大賞の最終候補作を改稿した『忍びの森』で2011年デビュー。他の著書に『秀吉を討て』「戦都の陰陽師シリーズ」など。
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紙の本
史実との絡みがよい
2016/01/22 00:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Zero - この投稿者のレビュー一覧を見る
話のパターンとしては、ちょっと有名な江戸時代人と主人公達が絡んで妖草退治というのが確立してきた。ヒロイン椿も京都弁がなんともよい。次はどの有名人が絡んでくるのか楽しみである。
紙の本
妖怪か、妖草木か。
2017/07/16 20:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
池大雅が出てきたら、与謝蕪村は出てくるだろうなと思ったがやはり予想通り。
人の思いが呼ぶこの世ならぬ草を退治する、妖草師の設定自体がいいので、そこをうまく生かした話が読みたい。
個人的には「柿入道」がいい。