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オジいサン (中公文庫)
著者 京極 夏彦 (著)
何者かに「オジいサン」と呼ばれたことを寝床で思い出した、とある朝。推理したり慌てたり、調子に乗って反省したり。若ぶらず、気弱にもならず―寄る年波をきっちり受け止め粛々と暮...
オジいサン (中公文庫)
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商品説明
何者かに「オジいサン」と呼ばれたことを寝床で思い出した、とある朝。推理したり慌てたり、調子に乗って反省したり。若ぶらず、気弱にもならず―寄る年波をきっちり受け止め粛々と暮らす、益子徳一(72)の一週間。【「BOOK」データベースの商品解説】
何者かに「オジいサン」と呼ばれたことを寝床で思い出した、とある朝−。益子徳一、72歳、独身。定年後の人生を慎ましく過ごす独居老人の、大真面目で可笑しくて、少しだけせつない日常を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
読者の感想に「じわじわ」「ほっこり」「かわいい」なる語が並ぶ京極作品は本作だけ!益子徳一72歳の慎ましい日常を覗く、実験的でチャーミングな老人小説。【本の内容】
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紙の本
京極夏彦氏による、普通の何の変哲もない「益子徳一」という名の老人の一週間の日々を描いた作品です!
2020/09/11 09:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『魍魎の匣』(日本推理作家協会賞)、『嗤う伊右衛門』(泉鏡花文学賞)、『覘き小平次』(山本周五郎賞)、『後巷説百物語』(直木三十五賞)、『西巷説百物語』(柴田錬三郎賞)などの傑作を次々に発表してこられた京極夏彦氏の作品です。同書は、益子徳一という72歳の老人の一週間を綴った内容です。何か事件や面白い出来事が起こるわけでもなく、普通の日常の平凡な毎日が書き綴られているだけなのですが、それが奇妙に温かく、味わいある読み物になっているのです。何者かに「オジいサン」と呼ばれたことを寝床で思い出した、とある朝の話、推理したり慌てたり、調子に乗って反省したりする毎日、若ぶらず、気弱にもならず、寄る年波をきっちり受け止め粛々と暮らす日々の時間、そういったものが描かれています。
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なかなかの
2015/04/11 15:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
京極夏彦氏といえば代表作の百鬼夜行シリーズをはじめ
その独特の世界観が私は好きなのですが、
この作品はいい意味ではずされました。
氏の日本語に対するこだわりはいつもながら楽しめましたし、
読み終えたあとのなんとも言えないいい気分。
中々の一冊でした。