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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 1,394件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2015/03/11
  • 出版社: 文藝春秋
  • サイズ:20cm/148p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-390230-2

紙の本

火花

著者 又吉 直樹 (著)

お笑い芸人二人。奇想の天才である一方で人間味溢れる神谷、彼を師と慕う後輩徳永。笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。神谷は徳永に「俺の伝記を書け」と命...

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火花

税込 1,320 12pt

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商品説明

お笑い芸人二人。奇想の天才である一方で人間味溢れる神谷、彼を師と慕う後輩徳永。笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。神谷は徳永に「俺の伝記を書け」と命令した。彼らの人生はどう変転していくのか。人間存在の根本を見つめた真摯な筆致が感動を呼ぶ!「文學界」を史上初の大増刷に導いた話題作。【「BOOK」データベースの商品解説】

奇想の天才である一方で人間味溢れる神谷、彼を師と慕う後輩徳永。芸人の2人が運命のように出会ってから劇は始まった−。笑いとは何か、人間が生きるとは何なのか。『文學界』掲載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

笑いとは何か、人間とは何かを描ききったデビュー小説
売れない芸人徳永は、師として仰ぐべき先輩神谷に出会った。そのお笑い哲学に心酔しつつ別の道を歩む徳永。二人の運命は。【商品解説】

著者紹介

又吉 直樹

略歴
〈又吉直樹〉1980年大阪府生まれ。お笑い芸人。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。コンビ「ピース」として活動中。著書に「第2図書係補佐」「東京百景」など。

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書店員レビュー

MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店

希望はあるのか?

MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店さん

お笑い芸人、又吉氏の経験を生かした、お笑い界の裏側。
TVに出ることを夢見て、試行錯誤するも、同期や後輩芸人たちに追い抜かれていく日々。
焦燥感はあるはずなのに、どこかあきらめムードのような暗いものが漂っている。
天才だと感じ、たくさんの事を学ばせてもらった、先輩芸人(師匠)の転落人生が、お笑い界だけでなく、誰にでも起こるのだと、身につまされる。

ジュンク堂書店郡山店

芸人とは

ジュンク堂書店郡山店さん

いくら努力してもそしていくら笑いを愛していても、見る人がおもしろいと思わなければ消えてしまうそんな厳しい世界で、悲しいほど笑いに生きた二人の芸人神谷とその後輩徳永。芸人とは職業ではなく、生き様なんだと分かりました。

みんなのレビュー1,394件

みんなの評価3.5

評価内訳

紙の本

賛否両論あるようですが、

2015/08/03 23:18

83人中、79人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

個人的にはとても魅力的な作品でした。

話の構成は単純で、基本的には先輩芸人の神谷と、神谷に心酔する徳永の二人が芸人として足掻く様が愚直に描写されてます。たぶんこの作品を批判してる人は「このクオリティで芥川賞はないわ」って言いたいんだと思います。正直自分も、この作品を読む前は話題性のイメージが先行していて、本屋大賞で良くない?って思ってました(笑)

確かにこの作品は技巧派ではありません。描写もメッセージも愚直で粗いと思います。でもこの作品は、芸人やってる人が芸人を使って芸人の目線から、「漫才に人生かけるってこういうことですよ」「凡人が必死になる理由がきちんと舞台上にありますよ」って愚直に訴えかけてくる凄みがあると思います。

「一人語りが陳腐だ」とか「他の作家が書いたらこんなに売れてない」等の批判は勘違い甚だしいです。そんなこと言ったら多くの純文学は淘汰されてしまいます。これはあくまでエンターテイメント小説ではなく、純文学作品なのでこの作風は個人的に大正解だと思います。愚直だろうと誰が書こうと、「私こんなこと考えてます!」って訴えかけてくる「火花」は正統派の純文学だと思うしきちんと面白かったです。

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紙の本

これは、いい作品だ

2015/08/13 07:18

27人中、23人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者には属性がある。
 男、女、若い、中年、初老、会社員、契約社員、無職、もちろん作家。
 それが大手商社の人事マンであっても構わないし、まして人気漫才師であっても、小説を書いてはいけないということはない。
 又吉直樹という現役の漫才師が純文学を書いて、「文学界」という作家志望の人ならそこに掲載されることを一度は夢見る文芸誌に掲載され、話題となる。
 何故、話題となったのだろう。
 又吉が漫才師であったからか。
 まるで、漫才師などは文学ともっとも遠いところにでもいるかのような騒ぎ方だ。
 きっとそんな騒ぎ方をされている本は読みたくないと思っている人もいるだろうが、読まないとあるいは損をする作品かもしれない、これは。

 若手漫才師の「僕」はたまたま同じ現場で仕事をした先輩漫才師「神谷」に弟子入りをすることになる。
 「弟子入り」といっても、「漫才師とはこうあるべきやと語ることと、漫才師を語ることとは、全然違うねん」、そんなことを語る神谷のあとをついてまわって、お酒を飲んだり、神谷の彼女の部屋に転がりこんでばかりいる。
 「僕」も神谷も売れないことには変わりない。
 しかも、神谷は「僕」の先輩ゆえに、いつも出費は神谷だ。
 いつしか、少しは名前が売れ出した「僕」のコンビ。その一方で、神谷のコンビは芽が出ない。

 立場が逆になり、「僕」はとうとう神谷をこき下ろすことになる。
 「徳永やったら、もっと出来ると思ってまうねん」という神谷に「ほな、自分がテレビ出てやったらよろしんやん」と毒づく「僕」。
 漫才の世界の話ではあるが、そこにはもっと深い世界がある。
 その世界を男二人のせめぎあい。それは昔見たアメリカン・ニュー・シネマの主人公たちのような世界観。
 例えば、「真夜中のカウボーイ」のような。

 やがて「僕」たちのコンビも絶頂を知らないまま、コンビ解散となってしまう。
 「一度しかない人生において、結果が全く出ないかもしれないことに挑戦するのは怖いだろう」、そのことに気づいて、やっと「僕」は自分の人生を手にいれたことを知る。

 漫才師は漫才だけをすればいい、と神谷ならいうだろうか。
 いい作品なら書けば、もう作家だ。

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電子書籍

抜群に良いとは思えないけれど、嫌いじゃない。

2015/07/23 15:54

14人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏川龍成 - この投稿者のレビュー一覧を見る

久しぶりに本格的な純文学作品が出てきたという文芸評論家の意見が気になり、購入し読んでみました。
しかし、そもそも純文学が何たるかを理解していない私なので、参考になるレビューにならないことを承知しながら、レビューを記します。

出だし数ページは、1つの文章がやたらと長く、読みづらいといきなり感じてしまいましたが、その後は読みやすい形になっていました。

評論にあった通り、確かに描写の言葉選びなどは巧みで、なかなか人にはない才能なのかもしれないなと感じました。
心理状況が綺麗に風景描写されていると感じました。

お笑い芸人であることがポイントであるかのようにマスコミ、メディアでは取り上げられていますが、そこはさして重要ではなく、一人の人間の苦悩や妬み、卑屈さ、無気力な日々、それからの解放が主題であると感じました。

人間は弱い。
主人公が憧れていた、天才だと思っていた先輩芸人も、やっぱり弱い一人の人間で、自分と変わらなかったのだ。でも、それでいいのだ。
それに気づけた主人公が救われたような終わりになっているのは、嫌いではないです。






普段本を読まない私なので、全然解釈は違うかもしれませんが。

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電子書籍

真剣に生きることの良さを教えてくれる良書

2015/08/23 11:45

12人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sexyzone探検隊! - この投稿者のレビュー一覧を見る

ちょっと肩に力入りすぎの感じはあるけれども、言わんとしていることは非常に多くの人の共感を得ると思う。真剣に生きることのすばらしさと難しさを描いていて、ある意味非常にまっとうな青春小説だと感じる。

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電子書籍

引き込まれた

2015/07/23 02:33

21人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たかこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

面白すぎた。

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電子書籍

さすが、本好きの又吉ワールド

2015/07/20 21:06

18人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のずち - この投稿者のレビュー一覧を見る

基本的に小説は読まないけれど、芸人としてではなく、又吉くんの本に対する世界観が好きで読んでみた。
おもしろくてさくさく読めた。
哲学的な人間観察力や表現力はさすがだと思った。
つい最近何気なく読んだ夏目漱石の『門』よりもずっとずっとおもしろい世界観。でも私としては、最後のオチが残念だと思う。
途中でなんとなく先輩が最後には自殺するんじゃないかと匂わせる感じもありドキドキして読み進めてみたが、最後で『えーーーーーっ』残念すぎる。
自殺のほうがいわゆる漱石や太宰っぽくって、かつての文豪路線で良かったのに…。

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紙の本

今後に期待します

2015/09/30 19:01

6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:seiji - この投稿者のレビュー一覧を見る

話題作品なのでとりあえず読んでおこうという気持ちでしたが、全体的に読みやすくておもしろかったです。小説家又吉さんがどんな風に成長していかれるのか楽しみです。次の作品を早く読んでみたいです。

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紙の本

引き込まれた

2015/09/29 10:25

6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しらふ - この投稿者のレビュー一覧を見る

話題性先行だけかなと思っていたのですが、本屋で手に取って数ページめくっただけで引き込まれて購入してしまいました。神谷と主人公で交わされるかみ合っていないようで成立している会話がとても好き

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電子書籍

おもしろ悲し

2015/08/16 09:04

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おけいはん - この投稿者のレビュー一覧を見る

図書館に予約してあったが、待ちきれず、購入。

以前、財務諸表の本を電子書籍で買って失敗したので、電子書籍はこりごりだと思いましたが、小説なら大丈夫でした。

1日で一気に読んでしまいました。これだけ騒がれているので、大体の内容は読まなくてもわかる程ですが、ラストが衝撃でした。

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紙の本

形容詞の使い方

2015/09/28 13:30

8人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東野ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る

正直200ページ足らずで読みやすそうだなと思い、手に取ったものの、全然読み進めることができないほどのつまらなさに嘆いております。
また、形容詞の使い方にも多々疑問を感じます。
なぜそこで「嬉しかった」という表現を用いたのか、という場面がいくつかあります。

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紙の本

ささやかな挫折

2015/10/04 09:22

5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:更夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「僕は永遠に誰にもおもねることが出来ない人間で、神谷さんは、
おもねる器量はあるが、それを選択しない人だったのだ」

切ない物語。現役の芸人さんが書いたからオモシロおかしいわかりやすいと
誤解されてしまうかもしれませんが、ささやかな挫折を描いていると思います。
挫折はささやかだからこそ、その小骨はたくさんささると痛い。
痛さをこらえながらも、お笑いの舞台にあがる芸人の姿。
金を借りてでも後輩におごる、その後姿がまた切ない。

いつまでも、人におもねることができない主人公が、それでも
お笑い芸人を目指す、その矛盾が切ないのです。

人に笑われるのではなく、人を笑わせる事の難しさを語り合う2人。
そして行く道が分かれていく2人。
しかし、お互いを認め合いながらも、なれあいにはならない2人。
この物語に出てくる神谷と徳永という2人の芸人は先輩後輩、
師匠弟子という関係を超えた結びつきがあります。
だからといって、べたべたしない節度もあり、しかし葛藤だらけであり、
人間いつも風通しが良いとは限らない、ということをふと、気付かせて
くれる本でした。

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紙の本

今話題の作品は如何に?

2015/08/13 08:26

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オラフ - この投稿者のレビュー一覧を見る

期待しすぎたのだろうか?又吉さんの良さが半減してしまっている。賞狙いなのか、整った文章にしようと表現がぎこちないものになっている。
この本は、笑いの哲学がぎっしり詰まった作品だ。着眼点はいい。次回の作品からは肩の力を抜いて、自由に表現してもらいたい。

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紙の本

とてもいい本です

2016/01/27 19:39

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:クラリネット大好き - この投稿者のレビュー一覧を見る

とても良い作品でした。お笑い芸人の又吉直樹さんが書いたもので、とても読みやすいです。
ぜひ読んでみてください。

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電子書籍

良い

2015/08/30 05:09

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:すか - この投稿者のレビュー一覧を見る

芸人さんが好きなので楽しんで読むことができました。様々な評価がありますが、すごく面白かったです。読んでよかった。

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電子書籍

最近の芥川賞作品では読みごたえのある作品

2015/08/28 13:55

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「『芥川賞受賞作』といっても、これのどこに値打ちがあるの?」という作品がかつては続いていたが、この作品は久しぶりに一気読みできるおもしろさがあった。もちろん荒削りな部分はある。しかしそれは、これからに期待する、ということでいいのではないか。人付き合いの苦手な人に、きっと共感してもらえる作品だと感じた。

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