- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/04/20
- 出版社: SBクリエイティブ
- サイズ:19cm/235p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7973-8231-0
読割 50
紙の本
数学ガールの秘密ノート 微分を追いかけて
著者 結城 浩 (著)
位置の変化、速度の変化、パスカルの三角形…。微分ってこんなにやさしかったの? 「僕」と3人の少女が、楽しい数学トークを繰り広げながら、微分の謎に迫る。Webサイト『ケイク...
数学ガールの秘密ノート 微分を追いかけて
数学ガールの秘密ノート/微分を追いかけて
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商品説明
位置の変化、速度の変化、パスカルの三角形…。微分ってこんなにやさしかったの? 「僕」と3人の少女が、楽しい数学トークを繰り広げながら、微分の謎に迫る。Webサイト『ケイクス』連載の書籍化、第5弾。【「TRC MARC」の商品解説】
中高生レベルのやさしい数学を楽しい会話で学ぶ「数学ガールの秘密ノート」シリーズ第五弾。本書のテーマは、数学に悩む多くの人がつまずきがちな「微分」です。「変化をとらえる」という微分の考え方を、たくさんの実例を通してやさしく解説しています。【商品解説】
「微分って、こんなにやさしかったの?」
中高生レベルのやさしい数学を楽しい会話で学ぶ「数学ガールの秘密ノート」シリーズ第五弾。本書のテーマは、数学に悩む多くの人がつまずきがちな「微分」です。「変化をとらえる」という微分の考え方を、たくさんの実例を通してやさしく解説しています。【本の内容】
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●登場人物紹介
「僕」
高校二年生、語り手。
数学、特に数式が好き。
ユーリ
中学二年生、「僕」の従妹。
栗色のポニーテール。論理的な思考が好き。
テトラちゃん
高校一年生、いつも張り切っている《元気少女》。
ショートカットで、大きな目がチャームポイント。
ミルカさん
高校二年生、数学が得意な《饒舌才媛》。
長い黒髪にメタルフレームの眼鏡。
母
「僕」の母親。
瑞谷女史
「僕」の高校に勤務する司書の先生。
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出版社からのコメント
【シリーズ累計30万部突破! 】
【2014年度日本数学会出版賞受賞! 】
目次
- あなたへ
- プロローグ
- 第1章 18歳未満の論理学
- 第2章 位置を時間で微分する
- 第3章 パスカルの三角形
- 第4章 位置と速度と加速度と
- 第5章 割り算と掛け算のバトル
- エピローグ
- 解答
- もっと考えたいあなたのために
著者紹介
結城 浩
- 略歴
- 〈結城浩〉
1963年生まれ。
プログラミング言語、デザインパターン、暗号、数学などの分野で入門書を執筆。
代表作は『数学ガール』シリーズ。
J.S.バッハの「フーガの技法」が大好きな、プロテスタントのクリスチャン。
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紙の本
知らなくても微分がわかる!
2017/01/04 18:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:lemon - この投稿者のレビュー一覧を見る
微分に興味があったので読んでみました。「微分ってそもそもなに?」って状態でしたが、初めは徐々に解説していき少しずつレベルが上がっていき、最後には三角関数や自然対数の微分といった数3分野まで進んでいきます!
何度読み返しても楽しく学べる書籍です。
紙の本
解析超入門1
2019/02/23 05:38
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:類太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
微分とは何か, とりあえず知るには良い本だと思う. 関数の微分は関数の瞬間変化率を意味することが強調されている. ただ, 滑らかな曲線の微分が各点における接線(或いは接ベクトル)を求めることを意味するのは殆んど示されていない. 確かに解析学は定量的な分野だが, 幾何学的な意味もより強調してほしかった. また, パスカルの三角形を用いて
(d/dx)x^n=nx^(n−1)
の証明への道のりを緩やかにしているのは良いと思う. しかし
e^x=1+x+(1/2!)x^2+(1/3!)x^3+…
と定義するのは何故か説明はない. 確かに
(d/dx)e^x=e^x
は解析学のおもしろい話題だが, 指数関数の冪級数による定義は初学者にはわかりにくいだろう. マクローリン展開という背景の説明はない. またこの冪級数が一様収束することにも触れてほしかった.
また, 幾何級数の和の公式
Σ_(n=0→∞)r^n=1/(1−r) (|r|<1)
を既知としている箇所がある.
ただ, 定量的な分野である解析学が豊富にある図説や配置を工夫した文章などで視覚的にもわかりやすく説明してあると感じたので, 解析学を始める第一歩のうちの一冊としてなら充分良い本かもしれない. 代数的には実数の0乗を1と定めることを知っていれば殆んど読める.
紙の本
数学好きにさせる”秘密”が!
2015/11/15 15:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けんたん - この投稿者のレビュー一覧を見る
”秘密ノート”シリーズは、どのように数学をライトノベル風の会話形式で解説するのか、いつも楽しみです。今回は「微分」についてです。
特に、第5章では、自然対数の底(ネイピア数e=2.71828...)について、他に類を見ないほど分かりやすく解説してあります。
このシリーズは、主人公の「僕」が家や高校の図書室で数学を勉強していたら、従妹や後輩や同級の女の子の方から寄って来るという場面から始まります。
私の経験からすると、数学を勉強していると女の子が寄って来るということは絶対にありません。スポーツや楽器、または絵がうまい方が明らかに女の子にはモテます。
数学でモテる。このシリーズは、いわばSFファンタジーなのでしょう。親としては、自分の息子に買い与えて、数学へのモチベーションを高めることができるのではないでしょうか。
子供騙しかもしれませんが、騙してでも子供を良い方向に導くのが親の務めかもしれませんね。