読割 50
紙の本
本社はわかってくれない 東南アジア駐在員はつらいよ (講談社現代新書)
著者 下川 裕治 (編)
暇だから家に帰る、会社の車は自分用、同じフロアの別会社に転職…。言ったところでなかなか通じない、日本に報告したところで誰も解決してくれない、現地で毎日起こる悲喜劇。それで...
本社はわかってくれない 東南アジア駐在員はつらいよ (講談社現代新書)
本社はわかってくれない 東南アジア駐在員はつらいよ
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商品説明
暇だから家に帰る、会社の車は自分用、同じフロアの別会社に転職…。言ったところでなかなか通じない、日本に報告したところで誰も解決してくれない、現地で毎日起こる悲喜劇。それでもがんばる東南アジア駐在員の奮闘を紹介。【「TRC MARC」の商品解説】
「雨が降ったから休みます」「出張に行っている間に妻に浮気されたら、どう責任をとってくれるんですかっ」。いつの間にか会社の車は自家用車……。いまや会社生き残りのため、どんどん東南アジアに進出する日本企業。でも現地では、あまりの文化ギャップのあまり、呆然とする駐在員。日々起こる悲喜劇をユーモラスに描く。現地で日常起こる悲喜劇をユーモアたっぷりに描く。
「雨が降ったから休みます」「出張に行っている間に妻に浮気されたら、どう責任をとってくれるんですかっ」「暇でも家に帰ってはいけないなんて知りませんでした」。いつの間にか会社の車は自家用車。出張費は精算するなんて決まりはなし……。
いまや会社生き残りのため、どんどん東南アジアに進出する日本企業。
でも現地では、あまりの文化ギャップのあまり、呆然とする駐在員。
怒っても事態はよくならないし、本社に報告しても「なんとかしろ」と言われるだけ。
いったいどうすればいいの?
現地で日々起こる悲喜劇をユーモアたっぷりに描く。
(目次)
1 すぐ休む人々
スコールだと遅刻は当たり前/暇だから家に帰る etc.
2 働かない人々
社内バスケットボール大会に三ヵ月間/自宅を新築するので会社を辞めます/遅刻してはいけないとは知りませんでした etc.
3 会社を私物化する人々
会社の車は自分用/冷蔵庫の中のものはみんなのもの?/癒着がバレても悪びれない etc.
4 身勝手な人々
ひとりで寝られない人々/不思議な求職者たち/現地化する日本人/同じフロ アの別会社に転職/人前で叱ってはいけない/出張に行かない理由 etc.
5 会社のカネを使い込む人々
公安警察と癒着するスタッフ/会社のベテラン運転手が突然強盗に/出張費は小遣い? etc.
6 すぐに訴える人々
ホステスとのトラブルから悪事が発覚/クビにすると会社が負ける etc.
7 役人な人々
書類審査も人次第/盗難届だと時間がかかる理由/屋台を開いた郵便局員 etc.
8 宗教で生きる人々
ラマダン/出家休暇 etc.
9 才能ある人々
仕事のできるオカマたち/カンボジアで運転免許を取る etc.
10 不運に見舞われた人々
交通事故だと治療できない/知らぬ間に移動した小屋/浮気と包丁 etc.
11 日本を持ち込む人々
タイの子育て/ライバル社と女 etc.【商品解説】
「雨が降ったから休みます」。いつの間にか会社の車は自家用車。アジア進出の日本企業を舞台に日々繰り広げられる悲喜劇の数々。【本の内容】
目次
- はじめに
- 1 すぐ休む人々
- 2 働かない人々
- 3 会社を私物化する人々
- 4 身勝手な人々
- 5 会社のカネを使い込む人々
- 6 すぐに訴える人々
- 7 役人な人々
- 8 宗教で生きる人々
- 9 才能ある人々
著者紹介
下川 裕治
- 略歴
- 〈下川裕治〉1954年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。新聞社勤務を経てフリーランスへ。著書に「週末香港・マカオでちょっとエキゾチック」「週末沖縄でちょっとゆるり」など。
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アジアだよね~
2015/07/16 09:51
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かれなめこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
雨が降ったら仕事を休む。。うん、アジアだよね~。大好きなアジア、旅行先では見れない部分を楽しめました。向こうで働きたくはないけど。
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日常に賄賂がある世界?
2023/10/08 22:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:づー - この投稿者のレビュー一覧を見る
賄賂が生活の一部になっていることがよく分かりました。知り合いのベトナム人が、人気のある政治家はお金を持っている人と笑いながら言っていたことを思い出しました。
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東南アジアとつきあいのある人ならわかる、あれこれ
2018/12/31 18:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さらさばく - この投稿者のレビュー一覧を見る
バンコクの古書店で購入しました
つまり、タイで読んでいた人がいたのでしょう。
内容は、東南アジアに進出した日系企業なら、どこも経験していそうな、現地事情ばかり。
「そしてその多くが、日本の本社に伝えても、なかなかわかってもらえないものばかりだ」(はじめに)。
わたしも東南アジアの複数国と仕事をしてきたので、仕事観の違いは経験済み。
問題は、日本の会社の管理部門(総務・人事)などの責任者の理解をほぼ超えたところで起きるので、駐在者や連絡窓口が右往左往することになります。
編者は下川氏の名前になっていますが、一国ひとりの担当ライターがフィリピン、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、ラオスを書いています。