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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/03/27
- 出版社: 新潮社
- サイズ:18cm/153,5p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-10-339131-9
読割 50
紙の本
子どもはみんな問題児。
著者 中川 李枝子 (著)
どの子もみんなすばらしい問題児、想像力豊かな子は遊び上手、子どもにおもしろい本は大人にもおもしろい…。「ぐりとぐら」の生みの親が、子育てに悩むお母さんに贈る、心がほぐれる...
子どもはみんな問題児。
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商品説明
どの子もみんなすばらしい問題児、想像力豊かな子は遊び上手、子どもにおもしろい本は大人にもおもしろい…。「ぐりとぐら」の生みの親が、子育てに悩むお母さんに贈る、心がほぐれる45のメッセージ。【「TRC MARC」の商品解説】
焦らないで、悩まないで、大丈夫。子どもは子どもらしいのがいちばんよ。名作絵本「ぐりとぐら」の生みの親は母であり、数多くの子どもを預かり育てた保母でもあった。毎日がんばるお母さんへいま伝えたい、子どもの本質、育児の基本。「いざという時、子どもは強い」「ナンバーワンは、お母さん」「がみがみ言いたい気持ちを本で解消」…… 45のメッセージを収めた、心がほぐれる子育てバイブルついに刊行!【商品解説】
著者紹介
中川 李枝子
- 略歴
- 〈中川李枝子〉1935年札幌生まれ。東京都立高等保母学院卒業。作家。元保母。「いやいやえん」で厚生大臣賞、NHK児童文学奨励賞、サンケイ児童出版文化賞、野間児童文芸賞推奨作品賞を受賞。
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書店員レビュー
子どもはみんな問題児。
MARUZEN&ジュンク堂書店新静岡店さん
子育てって大変だと、まわりを見ていてつくづく思います。
でも子どもでいてくれる時間は短いからかけがえないものです。
子育て中の姉に贈るつもりで買いましたが、先に読んでしまいました。
愛しいお話がいっぱいです。
子どもがいない私ですが母性本能くすぐられっぱなしでした!
紙の本
問題児
2023/05/10 18:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
子育て中のお母さんに贈る言葉に、元気をもらえました。なんとなく手に取った本でしたが、読んでよかったです。
紙の本
おススメ
2018/07/20 22:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルがものすごく良いです。問題児だったこどもが、大きくなってまた子育てに悩むわけですからね、順送りですよ。
紙の本
優しい本です。
2017/08/06 16:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
問題があって当たり前。その子の中では本当のこと。とにかく、著者の優しいまなざしが感じられる本でした。著者が児童教育に長く携わり、確信したことですが、力みを取り除いてくれます。
紙の本
問題児
2017/02/27 07:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のきなみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
子育てをしていると失敗してはいけない、ちゃんとやらないと、ってどんどんマイナスイメージに嵌まり込んでしまう。そんな時中川さんのこの本を読んでホッとしました。
紙の本
子育て中のお母さんへ
2016/05/13 22:46
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
子育て真っ盛りなお母さんへおすすめの本です。
子供への愛に溢れた一冊。
子育ても終わってみればあっという間なのかもしれません。
紙の本
安心しました
2015/09/15 20:47
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nyao - この投稿者のレビュー一覧を見る
「子どもらしい子ども」という言葉は一番の褒め言葉である。という文章に成人してもまだ心配なわが子たちの子育てに少し自信が持てました。幼稚園の先生や小学校の先生に「本当に子どもらしいお子さんですね」とよく言われたからだ。子育てが終わった人には必要ないが若い保育士や子育て1年生には読んでもらえるとよい参考になるのではないかと思う作品でした。
紙の本
見方を変える
2015/09/06 08:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ともだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
悪いところばかり捜してしまうけれど、見方を変えて子どもに接することの大切さを知りました。子育てが楽しくなります!
紙の本
子どもはみんな問題児=”親はみんな問題児だった”
2015/06/02 14:24
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:めだかの兄弟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルに惹かれて手に取ると、著者は、絵本の「『ぐりとぐら』シリーズ」(他に著書多数)の作家であることを知り、驚いた。「みどり保育園の主任保母」に勤めたことで、目の前にいる子どもたちを何とか喜ばせたいと、おはなしを作ったのがきっかけで作家になったという。だが、目指したのは「日本一の保育をすること」だった。本書は、十七年保母をして知った子どもの姿、子どもから無我夢中で教わったことを綴ったものだ。著者いわく、「子どもはみんな、問題児というのが私の持論です」と。「よい子」でも「賢い子」でも「聞き分けのいい子」でもない「子どもらしい子ども」のこと。「子どもらしい子どもは、ひとりひとり個性がはっきりしていて、自分丸出しで堂々と毎日を生きています。それで大人から見ると、世間の予想をはみ出す問題児かもしれません。だからこそ、かわいいのです」と。
●1 お母さんが知らない、保育園での子どもたち
●2 「りえこせんせい」が子どもたちに教わったこと
●3 子育ては「抱いて」「降ろして」「ほっといて」
●4 本は子どもと一緒に読むもの
●5 いいお母さんって、どんなお母さん?
《1:どの子もすばらしい問題児》のお話に、著者は、教え子のケンちゃんと、二十数年ぶりの再会。ケンちゃんは、保育園にいたときに、絶対行ってはいけない決まりになっていた沼に、一人こっそり見に行っていたという告白をするのだが、私自身、小1の頃、遊んではいけない川に入り、溺れかけたことを思い出した…。好奇心旺盛で元気いっぱいの「問題児」ならいいが、著者の言うように《ケガや命にかかわる危険は叩いてでも教える》ことは大切だろう。実際に、川で遊んで溺れかけて怖い思いをし、さらに母親にこっぴどく叱られて以来、二度と川に行くことはなかったのだから。
著者は、子どもは、「損得勘定をしないし、手抜きやいいふりもしないし、見栄も張りません。けっこうプライドもあって、恥も知っているし、紳士協定などもきちんとやっています。(中略)だから子どもは偉いなあといつも感心しているのです」と。そして、「大人には取るに足りないようなつまらないことでも、子どもの心は傷つきます。もし傷つけたらすぐに手当てをしてください。心の傷の回復は、肉体の傷よりもやっかいで難しいのですから」など、ハッと気づかされる言葉が満載のなか、「子どものおしゃべりには、その子の願いや不満が現れているものです。聞き捨てにしないで、聞いておくこと」は、娘たちによく<話を聞く気がないでしょ>と怒られることがあるので耳が痛い言葉…。気をつけなければ…。
タイトルの見方を変えれば、“親はみんな問題児”であった。子ども時代の自分自身の問題児ぶりを懐かしく振り返りながら、<子どもの成長に大切なこと>、<子育てできる喜び>を再認識。改めて、子どもを育てることの幸せを実感できる1冊であった。