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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/02/25
- 出版社: 知泉書館
- サイズ:23cm/362p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86285-204-5
- 国内送料無料
紙の本
デカルト全書簡集 第3巻 1638−1639
著者 デカルト (著),山上 浩嗣 (訳),クレール・フォヴェルグ (訳),武田 裕紀 (訳),香川 知晶 (訳),安西 なつめ (訳),小沢 明也 (訳),曽我 千亜紀 (訳),野々村 梓 (訳),東 慎一郎 (訳),三浦 伸夫 (訳)
デカルトの全往復書簡を邦訳し、簡潔な訳注を施す。第3巻は、「方法序説および三試論」に対する反論への答弁、ガリレイ「新科学対話」への批評など、1638〜1639年の書簡63...
デカルト全書簡集 第3巻 1638−1639
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商品説明
デカルトの全往復書簡を邦訳し、簡潔な訳注を施す。第3巻は、「方法序説および三試論」に対する反論への答弁、ガリレイ「新科学対話」への批評など、1638〜1639年の書簡63通を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
デカルト(1596-1650)は730通以上の膨大な往復書簡を残した。それらはラテン語,フランス語,オランダ語で書かれ,わが国で翻訳されているのは30%ほどで,数学や物理学に関わる書簡は割愛されてきた。
本シリーズ全8巻は研究者の使用に耐える翻訳を作成し,簡潔な歴史的,テキスト的な訳注を施して,基礎資料として長く活用されることを期して企画された。
17世紀において書簡の果たす役割は大きく,それは私的な文書であると同時に複数の人に読まれることを意識して書かれた。デカルトの場合,著作ではあまり触れられない心身問題や永遠真理創造説,形而上学の諸問題,道徳論など多くの哲学的問題に立ち入った議論がなされており,書簡を通してデカルト思想の細部が明かにされる。デカルトは「書簡によって哲学する」,書簡は「知性の実験室」と言われる由縁である。
本巻では1638年8月から1639年12月までの63通の書簡が扱われる。この間の書簡には,第二巻に続いて『方法序説および三試論』(1637)に対する反論への答弁のなかで,幾何学・光学の議論が発展していく様子や,刊行されたばかりのガリレイ『新科学対話』(1638)への批評など当時の自然科学・幾何学の最先端で交わされていた議論が収録されている。【商品解説】
目次
- 177 デカルトからフェルマへ(1638.7.27)[フェルマの接線論をめぐって]
- 178 ホイヘンスからデカルトへ(ベルヘン・オプ・ゾーム1638.7.30)[アルディからハインシウスへの依頼,ストラーテンの溶解物質]
- 179 メルセンヌからデカルトへ(1638.8.1)[モラン宛書簡に対するお礼]
- 180 モランからデカルトへ(パリ1638.8.12)[光の伝達,粒子の運動]
- 181 レギウスからデカルトへ(1638.8.18)[レギウスとデカルトとの縁]
- 182 デカルトからホーヘランデへ(1638.8.26)[コメニウス批判]
- 183 デカルトからホイヘンスへ(1638.8.19)[自分の幾何学への世間の無理解,ストラーテンの溶解物質]
- 184 デカルトからレネリへ(1638.8.20)[レネリの仲介の断念]
- 185 デカルトからメルセンヌへ(1638.8.23)[サイクロイドの接線,四辺形の問題,葉形線]
- 186 デカルトから[プレンピウス]へ(1638.8?)[血液循環]
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