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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 43件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2015/04/27
  • 出版社: 白水社
  • サイズ:20cm/212p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-560-09039-8

紙の本

歩道橋の魔術師 (エクス・リブリス)

著者 呉 明益 (著),天野 健太郎 (訳)

幼年時代の懐かしい匂い、よみがえる魔法の時間。1980年代初頭、台北。物売りが立つ歩道橋には、子供たちに不思議なマジックを披露する「魔術師」がいた―。台湾で今もっとも旬な...

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歩道橋の魔術師 (エクス・リブリス)

税込 2,310 21pt

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商品説明

幼年時代の懐かしい匂い、よみがえる魔法の時間。1980年代初頭、台北。物売りが立つ歩道橋には、子供たちに不思議なマジックを披露する「魔術師」がいた―。台湾で今もっとも旬な若手による、ノスタルジックな連作短篇集。【「BOOK」データベースの商品解説】

1980年代初頭、台北。物売りが立つ歩道橋には、子供たちに不思議なマジックを披露する「魔術師」がいた−。今はなき「中華商場」とそこに生きた人々のささやかなエピソードを紡ぐ、ノスタルジックな連作短篇集。【「TRC MARC」の商品解説】

1979年、台北。物売りが立つ歩道橋には、子供たちに不思議なマジックを披露する「魔術師」がいた――。今はなき「中華商場」と人々のささやかなエピソードを紡ぐ、ノスタルジックな連作短篇集。【商品解説】

1979年、台北。物売りが立つ歩道橋には、子供たちに不思議なマジックを披露する「魔術師」がいた。ノスタルジックな連作短篇集。【本の内容】

収録作品一覧

歩道橋の魔術師 7−24
九十九階 25−46
石獅子は覚えている 47−69

著者紹介

呉 明益

略歴
〈呉明益〉1971年台湾生まれ。国立中央大学中国文学部で博士号取得。小説家、エッセイスト。国立東華大学中国文学部教授。

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みんなのレビュー43件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

懐かしさが立ち上る短編集

2016/07/02 23:35

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

台北に実在した中華商場で暮らす人々を題材にした連作短編集です。

中華商場では、貧しくも健気に生きる子供達・兵役で離別する恋人達・職人気質のぶっきらぼうで温かい大人達が商場で息づいています。著者の人々・文化の描き方が温かくて、そこに現実味のない歩道橋の魔術師の存在を絡めると、温かくて切ない二度と戻れない懐かしさ(マジックリアリズム?)が感じられます。

「Always 三丁目の夕日」を彷彿とさせる、不便で雑多でそれでも明るく楽しかった時代を思い起こさせるような描き方がグッときました。見たことも経験したこともない世代ですらそう感じる作品だと思います。ジャンルとしては小さいですが、恐るべし台湾文学という印象でした。

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紙の本

台湾の話って、外国なのに懐かしい臭いがする

2020/12/19 23:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

台湾の作家、呉氏の作品なのだが何か懐かしい香りのする(というか臭いのする)物語だ。台湾初のショッピングモールといわれている台北中心部にあった中華商場とわが故郷の小さな商店街を比較しているようで申し訳ないのだが。わが商店街には魔術師はいなかったが、息を吹きかけると挟んであったお金が消える小さな屏風のようなものとか、ボールペンを穴に突っ込むだけできれいな模様が描ける機械とかを売る露天商があったことを記憶している。あのころ、たくさんの人で賑わっていた商店街も御多分に漏れずシャッター商店街となり子供会すら消滅してしまった。さて、本筋にはまったく関係ないのだが、登場人物の一人(古本屋の息子)が本の変な文章に線を引く癖がある前の持ち主に困惑するエピソードがあったが、私も古本を購入したさいに感じるあるあるだった

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紙の本

台湾現代史を物語にする

2021/07/29 23:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る

個々の物語が似ているというのではないが、どことなく初期の村上春樹と似た手触りがあった。おそらくは急速な近代化と、それを享受しつつ失われたものへの哀惜の念も入り混じるといったところがそう思わせるのだろう。

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紙の本

昭和のような懐かしさと郷愁

2019/09/25 08:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:燕石 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、1961年から92年にかけて台北に実在した大型商業施設「中華商場」を舞台とした連作短編集である。物語は、2010年代の現在、語り手の一人であり作家である「ぼく」が、各短編の語り手に、幼年期を過ごした1980年代初頭の中華商場の思い出を聞いていくという形で進行する。
 当時台湾は経済成長の最中で、全部で八棟ある中華商場は、台北の商業中心地であった。商場に店を構える商店主とその家族は、上の階層の住居に住み、日本の高度経済成長期の団地を思わせるような、猥雑で濃密なコミュニティを形成していた。

10編の物語に共通するのは、「魔術師」の存在だ。魔術師は、「中華商場」の「愛」棟と「信」棟にかかる歩道橋にいる。この魔術師は、二つの目が別の方向を見ているような目をしていて、汚い身なりで手品をして、見物に来ている子供たちに手品グッズを販売している。ただ、時として、歩道橋の欄干を透明にしたり、双子の片割れをノートに閉じ込めたり、歩道橋の上にチョークで描いた円の中で黒い紙から鋏で切り抜いて作った小人を踊らせたり、超現実的な魔術を披露する。
「黒い小人の秘密を教えてくれと何度もせが」む主人公に、この時ばかりは、魔術師は厳しくこう言う。「小僧、いいか。わたしのマジックはどれも嘘だ。でも、この黒い小人だけは本当だ。本当だから、言えない。本当だから、ほかのマジックと違って、秘密なんてないんだ」と。

誰もが、幼年期や少年期に刻まれた感情や記憶を持っている。それは、大人になるに従って、本当だったのか、夢に過ぎなかったのか、その見分けがつかなくなることが多い。語り手たちが「中華商場」で体験する数々の出来事-親と喧嘩して商場から3か月姿を消した少年、夢に現れた石獅子、火事となった家で唯一生き残った少女と鍵屋の息子の初恋……これら現実と非現実の狭間にあるような出来事が、魔術師のマジックのように、今見ているはずの世界の時間と空間を揺らがせ、別の世界へと誘っていく。
やがて、魔術は消え、彼らは現実の世界に戻ることになる。

それぞれの主人公は、作者 呉明益と同世代の1970年代に生まれた子供たちだと思われるが、日本で60年代初期に生まれ、団地暮らしの経験のある私には、この作品の世界は正に日本の昭和に思え、「懐かしさ」と「郷愁」を覚える。

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紙の本

記憶にないのに

2018/11/11 18:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る

記憶にない懐かしさがこみあげてくるような作品群。
台湾の明るい部分だけでなく、それぞれの心の闇のようなものが見えて、ますます台湾に興味を持ちました。

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2015/04/27 00:07

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2015/05/30 15:47

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2015/05/22 20:10

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2015/05/28 14:49

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2015/08/30 22:17

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2015/06/27 13:25

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2015/06/30 16:57

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2015/07/23 00:14

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2015/08/11 19:28

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2015/08/27 07:55

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