囚愛契約 （フルール文庫 ブルーライン）

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投稿者：黄龍　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「一週間、あんたの身体を俺にください。大丈夫、ちゃんと快楽を仕込んであげます――。」仕事の依頼を自分の身体と引き換えに というシチュエーションは他にいろいろあるけど、今回は受けの男前キャラと攻めの一途さはありがちだけどとてもいい感じ。攻め視点の話が良かった。

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投稿者：こたろう　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

契約でムリヤリ体の関係から始まるBL王道ストーリーのはずなのですが
いい意味で想像の斜め上をいく明るい？展開でした。

それというのも受けの主人公が繊細とはほど遠いザイルのような神経で
仕事のできる有能な上司なんだろうとは思うのですが、
かなりエロひどい目にあっているのに
他の方のレビューにもあるように割りとHにはノリノリ？
攻めがどこまでも自虐的でいつも
「なんでこんな目に遭って自分のこと嫌いにならないんですかっ(必死)」
といった感じなのに対して、
「お前だから別にいいんじゃないか(ケロリ)」と言ってしまうような主人公。

どちらもある意味鈍くてどこまでもすれ違うという
読んで行くうちに何だか攻めが不憫になってくるという不思議なお話でした。
受けはどこまでも素直で男前ってことなのか変人でしなやかで
何とも言えないいいキャラでした。

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投稿者：らら　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

高良と長嶺は広告代理店の元先輩と後輩。
退職しコピーライターとして独立した長嶺に仕事を依頼する高良に、
依頼を受ける条件を出す長嶺。
イラストの高良が、自分のイメージと違うと感じながら読んでました。

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投稿者：みあ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

オモチャプレイというか、道具を使ったシーン多めです。SMチックではあるけれど、受けの高良さんが何だかんだノリノリでちょっと笑いました。
二人がくっついてからの攻めのヘタレっぷりに、高良さん同様、突っ込みたくなりました。

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

先輩への後輩の執着とSMが絡んでいるので
どんな風なものかと思っていたのですが
裏切られた感が半端ない。
（悪い意味ではありません）
作者さんの色合いを考えればこういう風になるかなと納得な感じです。

長嶺の執着は面倒くさいほどとろとろに甘いし
高良の順応力というか懐の深さが半端ないです
（ある意味無頓着でがさつでもあるのですが、
許容力の半端なさは際立ちます
それ故の残酷さもあるのですけれど）
こんな執着の切なさはあるけれど、
痛々しさのない執着SMは今まであっただろうかと思わず言ってしまう感じ。
なるほどって感じです。
そこに行き着くのは最初からわかっているのですがね。
とはいえ、SMを期待していたら肩透かしを食らうかもではあります。

メモに絡むシーンは印象的でしたね。
「人非人」って言葉がさらに印象深かったです。
（現代ものでこの言葉を読むことになるとはみたいなところも含めて）

とりあえず、長嶺は高良にずっと翻弄され続けるのだろうなぁって
（高良最強なんで）思った読み終わりでした。

☆3.5

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投稿者：フー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

契約だからと色々なプレイはしつつも、受けへの捻れた執着からで痛いこととかはしないような攻め。むしろ受けは無自覚で弄んでるような態度にも見えるから攻めの方がかわいく思える。振り回されてちょっとかわいそうでもある。なんであんなにうだうだしてたの？と思うけど覚悟を決めるまで時間が掛かっても受けは自覚してからは男前。

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投稿者：Sota　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

長嶺の切ない想いが、伝わってきて、ちょっと病的ではあるものの、共感出来ました。
高良が長嶺の家を出た時に流した涙も切ないですね。
この作家さんの本は何冊か読んでますが、これは、中でも好きな作品になりました。

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投稿者：み　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルと前に読んだ「うなじまで〜」の印象でもっとエロな話かと思いきや苦しい恋のお話でした。なんでこんな男好きになったんだと思う攻めと、嫌うよう仕向けられて道具使われても軽く飛び越えて慣れてしまう受け…。
一途で影でひっそりずっと好きだった攻めが、思い出の廃盤の化粧品を使うシーンにグッと来た。

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投稿者：かなぶん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

そんなにすんなり受け入れるんだったら、
最初の事件からもう少し理解する姿勢を見せてよ、受け！！
と思いました笑
時間が解決、大人になったんだろうとは思いますが、
もやもやは残りました。

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投稿者：apple2　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

どうしてもシックリいきませんでした。
上司方の高良の器がデカイというか、ザルなので話は重くなりすぎていませんが、いっくら『好きで好きで夢中で苦しい』としても、長嶺のやりすぎ感はハンパなく、なのに結局最後は俺も気づいてみれば最初から……という展開がどうにも脳内で消化できず。

たぶん読み手の私自身が、惚れた弱みで何でも許す！器が無いんだと思います。

ハッピーエンド好きですが、読了感があまりすっきりしませんでした。