紙の本
よどみとの戦い
2020/09/25 15:34
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投稿者:JUN - この投稿者のレビュー一覧を見る
銭天堂で「ヤマ缶詰」を買ったのに
たたりめ堂で
「ずるずるあげもち」に引かれて
そっちを買ってしまったり。
「眠れませんべい」で不眠になったり。
…たたりめ堂はろくでもないものの
集まり店のようだ。
「ゴブリンチョコエッグ」のラストで
おばあさんが報われる
素晴らしさを理解できるのは、
大人じゃないかな…
児童書だけど子供には難しそう
紙の本
ライバル!?
2016/06/26 08:11
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ふしぎ駄菓子屋銭天堂にライバル登場!?
紅子さんとは違うタイプですねー。
出会うなら紅子さんの店のほうがいいなー。説明を守らないと怖いけど。
紙の本
『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂4』
2019/08/28 19:16
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
商店街の路地の奥にある古めかしい駄菓子屋「銭天堂」
売っているのは「イーグルマーブル」「フレンドブレンド」「闇のカクテルジュース」……見たこともないふしぎなお菓子ばかり
「いらっしゃい。ここは銭天堂。幸運を求める幸運な人だけが、見つけられる店でござんす。幸運なお客さんのおのぞみは、この紅子さんが、きっとかなえてさしあげましょ」
古銭柄の着物を着た、雪のように白い髪の大きな女の人──店主の紅子さんをライバル視する「たたりめ堂」のよどみが菓子勝負を挑んでくる
「ヤマ缶詰とずるずるあげもち」テストに出るところが知りたい十一歳の男の子
「ウルフまんじゅう」強くなって戦いたい気が弱いいじめられっこの十一歳の男の子
「虹色水あめ」デッサンが上達しなくなった美大をめざす十七歳の女の子
など、幸運をもたらす駄菓子と悪意を集める菓子の六番勝負
2013年にスタートした廣嶋玲子の人気ファンタジー「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ既刊11冊(2019年4月現在)の4作目、2015年6月刊
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シリーズ4作目。
銭天堂vsたたりめ堂。それぞれのお店でお菓子を買った人たちの物語が交互に語られていく。一方的にたたりめ堂が銭天堂をライバル視している感じがしないでもないけど、今作も面白かった。「ゴブリンチョコエッグ」が特にお気に入り。
裏表紙のたたりめ堂のよどみが怖いけど、その上にある迷い猫のチラシに脱力。。
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銭天堂とたたりめ堂の菓子勝負は今のところ銭天堂の勝ち(^^)銭天堂は紅子さんのアフターケアもあるし、たたりめ堂より恐ろしい事にならないしね♪今回は「ゴブリンチョコエッグ」の話が一番好き(*´∇`*)でも欲しいのは「虹色水あめ」!心がきれいになるのがイイ(^o^)
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今回は、前巻で出て来た『たたりめ堂』のよどみが毎回絡んできます。一方的に紅子に敵対心を持って全面的に仕掛けてきてる感じ。
たたりめ堂の駄菓子は、基本悪意の後払い。
しかも無理矢理押し付けて、使用者が自分の意思にそぐわない使い方をすると無理やり取り立てるって迷惑な代物。
でも、被害者?の大半は自分勝手な人間だったりするけど。
『銭天堂』はあくまでも本人が望む駄菓子を渡して、どう使うかはその人任せ。
ただし、自己中で他人に迷惑をかける使い方をすると手痛いしっぺ返しがまっている。
今回は銭天堂の代金の基準が判ります。
そんな決め方だったのか!wと思いました。
負の感情ばかり強いとろくな事がないね。
銭天堂の駄菓子手に入れたら、食べる前に説明書きはちゃんと読もうと思う。
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おまたせしました!ここのところみんなに読んでもらっている銭天堂、紅子さん再び登場です。
今回のお話は、なんと!「ライバル現る!」です。
あのクールで、得体のしれない紅子さんにライバルなんて現れるの?と思われるアナタ。「銭天堂」のとなりに「たたりめ堂」がオープンされ、今までの紅子さんのお客をことごとく奪っていくのです。たたりめ堂の店主は…ぶきみ少女”よどみ”。よどみが作るお菓子は、子どもたちをどんなふうにしてしまうのか…さぁ、今回は「たたりめ堂」へいらっしゃい。
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巻を重ねるごとに教訓が露骨になる傾向があるような。説教くさいと感じる人もいるかもしれない。
また、幸運と幸福は別物なのだと思わせてくれる。
・ヤマ缶詰:楽になれると努力がますます苦手になるもの。
・ウルフまんじゅう:自力救済、話し合いを抜きに勝手に加害者を裁くことが被害者には許されない理由がなんとなく分かった気がする話。気の済むまで自分の苦しみを分かってもらうのは難しいし、許すことも難しい。どうするべきなのか。
・眠れませんべい:本当に必要としていて、食べても全く後悔しない人もいそうな気がするけど、そういう人には売らないんだろうなぁ。自分は要らないけど。と思ってたら、眠り貯金箱の斬新な展開。素敵。過ごし方さえ定まれば怖くないよね、これ。
・ゴブリンフィギュア:機転の利く使い方。てっきりゴブリンを使うように、子どもにお願事ばかりする母親に何かあるんじゃないかと思ってしまった。あやしかたを教えずに子どもに赤ちゃんの面倒を頼むってどうなんだろう。望ましくないがやむを得ないのか。対価が物理的なモノでなくてもかまわないことには最後まで気づけなかった。気持ちをささげること。
・虫歯あられ:虫歯がなくなるのと歯がきれいになって口臭もとれるのでは後者の方がいい。相手の気を引く方法が歪んでしまうのはなんでなんだろう。
・虹色水あめ:綺麗なもの、美しいものを共有することで悪意が消える、美しく描くことを目的としたデッサン教室に通う二人ならなおさら。
・エピローグ:紅子さんは運が幸運か不運か、どちらになるか決まることが面白いと言う。しかし、救済策の有無がバラバラだったり、ミュージックスナックのように直接介入したり、必ずしも中立ではないような気がする。(ミュージックスナックは本当に賞味期間切れで運が強かったのかもしれないけど。)
また、使用者の幸運が誰かの不運につながる場合も多い(ホーンテッドアイスの使用者と泥棒、キッチンツリーの兄弟と母親等、多くは勧善懲悪)
よどみが紅子さんを嫌うのは自分の好きな悪意が発露するのを紅子さんが間接的に妨害しているからなのか。
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幸運になるか不運になるかは自分で選べる駄菓子。今回は、銭天堂に対抗して悪意の後払いをするたたりめ堂がでてきます。7歳くらいの美少女にみえるたたりめ堂。表紙の絵にもひときわ不気味に登場していて雰囲気たっぷり!!
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読書記録です。まだの人は読まないでね。
もぐろさんの女の子版がライバルとして真正面から登場します。
「ヤマ缶詰とずるずるあげもち」テストに出る問題がわかるけど勉強しないとできないっていうのと、何もしなくても100点とれるって言われたら、つい黒い方を選んじゃうよね。「ウルフまんじゅう」言ってることはわかるけど、ちょっとすとんと納得できない「眠り貯金箱と眠れませんべい」金貨コインチョコ、マジで欲しい!「ゴブリンチョコエッグ」捨てずに置いた場所がナイス!これは思いつかなかった…小学生に負けた。「虫歯あられ」責任転嫁の罰にしては、ちょっと厳しすぎるような…「紅色水あめ」真っ向対決。
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さて今回の銭天堂は、ライバル店のたたりめ堂との商品争いが続きます。
お客さんの一方が銭天堂の商品を買い、一方がたたりめ堂の商品を買います。
たたりめ堂の商品を買ったお客さんが契約違反を犯し、たたりめ堂の店主 よどみさんが現れ、購入者に罰を与える始末。
しかし、大体このケースは銭天堂のお菓子により、守られる。
もし、近くに銭天堂のお菓子が無ければ、よどみさんの罰を受けてしまう。
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4巻は銭天堂とたたりめ堂のお菓子合戦?
よどみさんがつくるお菓子は銭天堂のと似ているように見えるけれど、少し怖いような意地悪なようなお菓子だな。
眠り貯金箱と眠れませんべいの2人はこれから良い生活をおくっていってほしい。ゴブリンチョコエッグをあげた女の子もとても良い子。お菓子を見たとたん欲しくてたまらなくなるのに、それをあげるってなかなかできなそう。
幸運になるか不運になるかは自分次第、って思ってたけど、紅子さんは自分で選べる駄菓子屋って言ってた。自分自身で選ぶんだね。
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6話の物語。
私にも、銭天堂が目の前に現れたらいいのにな…
「虹色水あめ」はおいしそう!
昔水飴が欲しくて欲しくて母に買ってもらっては一人でこねて食べていた。
ただ甘いだけの、溶けやすいお菓子。
虹色の美しいお菓子ではなかったけれど、わたしにとっては水晶だった。
食べても才能が手に入るわけでも、自信がつくわけでもなかったけれど、それでも、ちいさな魔法が今も心を温める。
さて、一方で「眠り貯金箱」は大人が欲しい駄菓子。
ここぞの時に貯めておいた眠りを使う、これで徹夜も可能!
…だけど、それが仕事のあるべき姿ではないはず。
眠らずにこなさなければ終わらない仕事って、なんだろう。
どれだけ必要性があるんだろう。
私も夜勤をしていたから、皆が眠る時に仕事をする人を笑っているわけじゃない。
苦労も、誇りもよく知っている。
だけど、人手があれば眠れる仕事を、みんなが少し譲歩すれば終わらせられる仕事を、眠らずにこなさなければならないのは、正しくはない、そう思うだけだ…
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紅子とよどみ、ふたりの駄菓子が導く先は果たして…?ダークな結末もまた読み応えありの4巻です。それにしても、ふたりの因縁はいつから始まったんでしょうね。
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3巻から4巻にかけてシリーズがマンネリにならないよう,よどみ(たたりめ堂)との絡みなど工夫がみられるようになり,面白さが増してきた。5巻以降も楽しみ。