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紙の本
小説にすがりつきたい夜もある (文春文庫)
著者 西村 賢太 (著)
四面楚歌の状況下、すがりついた一冊の本―。爾来、藤澤清造の歿後弟子としての運命が拓ける。葛西善蔵論として卓越な「凶暴な自虐を支える狂い酒」、独得な筆致によるヰタ・セクスア...
小説にすがりつきたい夜もある (文春文庫)
小説にすがりつきたい夜もある
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商品説明
四面楚歌の状況下、すがりついた一冊の本―。爾来、藤澤清造の歿後弟子としての運命が拓ける。葛西善蔵論として卓越な「凶暴な自虐を支える狂い酒」、独得な筆致によるヰタ・セクスアリスの「色慾譚」など、無頼、型破りな私小説作家の知られざる文学的情熱が満載された、芥川賞受賞前後のエッセイ集。【「BOOK」データベースの商品解説】
芥川賞受賞の弁から、赤裸々な性体験を書いて話題を呼んだ「東スポ」連載まで。「私小説の救世主」が世相に、政治に、文学にもの申す。常識外れな芥川賞作家の闘争と祈りを綴った随筆集。〔「一日」(2012年刊)の改題,再編集〕【「TRC MARC」の商品解説】
四面楚歌の状況下、すがりついた一冊の本─。爾来、藤澤清造の歿後弟子としての運命が拓ける。
葛西善蔵論として卓越な「凶暴な自虐を支える狂い酒」、独得な筆致によるヰタ・セクスアリスの色慾譚」など、無頼、型破りな私小説作家の知られざる文学的情熱が満載された、芥川賞受賞前後のエッセイ集(解説・小島慶子)。【本書は、『随筆集 一日』を再編集、改題したものです】【商品解説】
私小説をひたすら愛し、夜ごと酒を呑み、風俗体験を重ねつつ、机に向かう日々。型破りな魅力の私小説書き、芥川賞受賞前後の随筆集。【本の内容】
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電子書籍
小説にすがりつきたい夜もある
2020/09/24 20:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
西村賢太によるエッセイの第二作。芥川賞受賞直後、様々な媒体の依頼に応じて描いたエッセイを収録したもの。
芥川賞受賞時の「風俗」発言によってそこだけがクローズアップされてしまい、そういった以来が多かったためか、風俗についての話が多くなっている。以前どこかで書いていた、本当は風俗にいくために一生懸命シフトに入っていたというようなある種マジメな一面も見たかったが、それは他の作品に期待したい。
、この本からはやはり芥川賞を取り上げる報道・出版各社の熱狂振りが伝わってくる。
紙の本
好きな作家
2015/10/05 06:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
芥川賞を獲って以来、際物というか、珍妙な形でテレビにも出ているらしいが、テレビなどロクでもないものに興味はない。いまどき流行らない私小説に拘泥する西村氏には共感するところが大。文筆活動に専念していただきたい。
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芥川賞受賞前後
2015/09/21 14:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
このエッセイ集は、主に芥川賞受賞前後の時期に書かれたものである。芥川賞受賞の際の裏話があったり、小説執筆の裏話がある。このあたりは興味深く読めた。藤澤清造を含め同じ人物の話が何度も出てくる。以前にもこの作家の著書で何度も読んでいる。著者も自覚はしているようだが、余りにもしつこい。最後の「色慾譚」という新聞に連載されたエッセイだが、あまりにもアホ過ぎる。それも含めてこの著者の魅力でもあるのだが。