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商品説明
一九四五年八月九日ソ連参戦。ソ連軍の侵攻から逃れるために、満洲国首都・新京から朝鮮北部の郭山という小さな町に疎開した一〇九四名の日本人。足りない食糧。厳しい冬。人々は飢えと寒さ、伝染病に苦しみ、子どもたちは次々と命を落とす。朝鮮北部を掌握したソ連軍は日本人の移動を禁止し、本国・日本からも救いの手は差し伸べられない。「このままでは死を待つだけ。なんとしても日本へ」―ついに決死の脱出行が始まった。本土終戦の日から始まった地獄のような難民生活。なぜ彼らの存在は黙殺されてきたのか?「戦後史の闇」に光を当てた凄絶なノンフィクション。【「BOOK」データベースの商品解説】
ソ連軍の侵攻から逃れるため、満洲国首都・新京から朝鮮北部の郭山に疎開した1094名の日本人。地獄のような難民生活を送った彼らの存在は、なぜ黙殺されてきたのか? 「戦後史の闇」に光を当てた凄絶なノンフィクション。【「TRC MARC」の商品解説】
戦争とはかくも悲惨で、国家とはかくも簡単に国民を棄てるのか?
あなたは必ずや驚き、涙し、怒りに打ち震える。
戦後70年の節目に問う、衝撃のノンフィクション。
1945年8月9日ソ連参戦。この日を境に、満洲国(当時)にわたった日本人は、国に棄てられ、身ひとつで曠野をさまようという、過酷な運命に翻弄されることになった――。
ソ連軍の襲撃から逃れるために、朝鮮北部の郭山(かくさん)という小さな町に、1094名の日本人が疎開した。そのほとんどは女性と子どもで、男性は病人と高齢者のみ。足りない食糧。厳しい冬。人々は飢えと寒さ、伝染病に苦しみ、子どもたちは次々と命を落とす。しかし、朝鮮北部を掌握したソ連軍は日本人の移動を禁止し、本国・日本からも救いの手は一切差し伸べられない。「このままでは全員が犬死にするだけ。なんとしても日本へ帰りたい」――ついに決死の脱出行が始まった。
終戦後、朝鮮半島北部に放置された日本人は、世界史の中でも稀にみる悲惨な難民生活を強いられたにもかかわらず、その史実に目が向けられることはほとんどなかった。著者は、詳細に綴られた「疎開日誌」ほか当時の記録を尋ねあて生存者にインタビュー、悲劇の全体像を描きだす。「戦後史の闇」に光を当てた渾身のノンフィクション。【本の内容】
著者紹介
井上 卓弥
- 略歴
- 〈井上卓弥〉1965年山形県生まれ。慶應義塾大学卒業。毎日新聞社外信部、『サンデー毎日』編集部などを経て、東京学芸部編集委員。バチカン、パレスチナ紛争などを取材。イラク戦争で米海軍に従軍した。
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