紙の本
思惑が絡み合う
2021/03/31 07:01
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投稿者:JUN - この投稿者のレビュー一覧を見る
周木さんらしい(?)
館が動くミステリーものではありません。笑
数学トリックも科学トリックもありません。
どなたでも楽しめると思います
キャラクターが生きた
とてもかわいらしいライトミステリー。
主人公は猫又のお双ちゃん。
そして懐かれたリュウイチロー。
舞台は資産家の自宅。
登場人物の誰もに動機があって
最後の種明かしも
じわりと追い込んでいく感じが楽しめました◎
…とある違和感に気づいてしまえば
半分くらい読んだところで犯人が分かりますが
そこはご愛嬌で。笑
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投稿者:nazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
猫又が人間の姿になった女の子、お双と、大学院生のコンビもののシリーズ第一作。残念ながら先が読めちゃいます。
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ちょっとミステリーとしては浅いかなぁ。実行可能性を考えると自ずと犯人やトリックがわかっちゃう。
あと、猫又の少女が登場することが売りなわけですが、もうひとつ設定を活かせてない。耳がいい、鼻がきくってあたりを入れ込んではいますが、全体としては猫又っていう設定が無くても成り立ってしまうお話でした。ちょっと残念。
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妖怪+推理モノ。最近の本屋の書棚は推理モノばかりと言っても過言ではない。
建築物を中心に置いた推理小説、殺人シリーズの周木律の新作は猫又娘と苦学生のコンビだ。
学問のために実家から飛び出し長屋に暮らす隆一郎はある日、長屋の軒先を歩く野良猫に餌をやった。
そのうちに、その野良猫は隆一郎の部屋に何度も顔を見せるようになった。
そして気づく。この猫の尾は二つに割れている。
野良猫は人の言葉を話し、人間にも化けた。名前が無く、龍一郎はお双と名付けた。
ある日、大家から協力してほしいと頼まれた。さる華族に怪文書が続いて届くようになったと。
魔術師を名乗る回文書には、娘を連れ去ってみせると書かれていた。
立派な屋敷に招かれる隆一郎とお双、一人と一匹は短時間の間に密室から人が消える謎に遭遇する。
と、いうわけであらすじ書いてたら非常にオーソドックス。
そして、犯人は確定的にこの人だろうと途中で分かってしまえば簡単トリック。
あ~んまり面白くなかったなぁ。シリーズ化してもこれは買わなさそう。
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周木さんのこんな軽やかなミステリが読めるなんて、収穫収穫。
もともとこの時代が舞台のお話が好きなので読んでる間、すごく楽しかった。
まぁ、こうだろうね、という予想通りに話は進むけど、それでもリューイチローとお双さんのなんとも言えないほのぼの感が心地よくて。寝苦しい夜に気楽に読めるライトミステリ。
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ヒロインが化け猫なんだけど、効果的かというとどうだろう?(^^;
ワトソン役が無知であることの理由付けとしては有りだった気もしますが。
推理小説としては、ちょっとありがちなトリックなので、推理小説を読み慣れている人にとっては物足りないかもしれませんね。
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大学院生の隆一郎と、この世に長く生き、猫又となったお双のコンビが、令嬢誘拐事件に挑むライトミステリ。
ちょうどこの本を購入、読んでいる時に猫(♀)を飼い始めたので、感情移入して読んでしまった。無論、我が家の猫は猫又ではないけれど(笑)
事件自体のカラクリは非常にシンプルというか、あってないようなもので勘のいい読者ならば、途中で犯人がわかってしまうかもしれない。
その分、人物描写が丁寧に書かれており、そちらで読ませる作品と言えよう。帯にはシリーズと銘打ってあったので、続編があるならばまた、読んでみたいとおもう。
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<あらすじ>
古長屋に住む大学院生の隆一郎。
彼は懐いた野良猫の尻尾がふたつに分かれているのを見てしまう。
驚く間もなく猫は喋り、少女へと姿を変えた。
猫は妖怪・猫又だったのだ。
それから猫又は隆一郎の部屋で共に生活することになり、
隆一郎は『お双』と名付けた。
そんなふたりの元に、ある名家の令嬢に誘拐予告が届いたので助けてくれと相談を持ちかけられた。
2人はその屋敷に出向く。
誘拐すると予告状を送ってきたのは魔術師と名乗る者で、
予告状が届くまで数々の不可思議なことを名家の家族たちに遠隔で披露していたという。
そして誘拐予告の日時となったその時、停電が発生!
家族や隆一郎が見守る中、密室にいた令嬢は忽然と姿を消してしまう。
魔術師はどうやって密室から令嬢を誘拐したのか?
<オチ>
お双は妖怪の能力で耳が良く、動物とも会話が出来るので、その能力で犯人の言動の矛盾点を隆一郎に話し、隆一郎が密室トリックを見破る。
真相は、家族の中の男性と令嬢の2人の共犯で、愛し合った2人が家から出たいがために仕掛けた自作自演だった。
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子供向けミステリ。
展開は全て予想通りで全く捻りが無い。せっかく猫又を出したなら、他の妖怪を出すとか驚きが欲しかった。
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帝都大学の大学院生隆一郎と、その家に居着いた猫又の少女。
大家から頼まれた二人は、令嬢の誘拐予告があった名家に誘拐阻止のために赴くのだが…
キャラが立っていてたいへんに読みやすいライトミステリ。
しかし事件の内容や真相はわりとありがちで、他の動物と意思疎通できるからという理由で情報収集が楽な他は、猫又の存在意義がいまいち薄いかも。
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戦後数年後の下町長屋に住む隆一郎の前に現れた猫又、お双。大家の千牧に頼まれてある没落華族令嬢の誘拐を阻止するために隆一郎とお双は華族の屋敷に向かう。 なんかな~、設定は悪くないと思うんですが、イマイチ設定が生かされていないというか、物足りないというか。令嬢の消失トリックも犯人もすぐわかるし、動機もすぐ想像つくし。文章も大して上手に思えないしなぁ。シリーズのようなのでこれからよくなるのかな?続巻は読まないかな。隆一郎とお双のキャラは好きなんだけど、残念。
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【あらすじ】
古長屋に住む大学院生の隆一郎。ある日、彼は懐いた野良猫の尻尾がふたつに分かれているのを見てしまう。驚く間もなく猫は喋った。「見たの?」茫然とする隆一郎の前で、猫は少女へと姿を変えた。彼女は猫又だったのだ。やがて、奇妙な共同生活を始めたふたりの元に、相談が舞い込む。ある名家の令嬢の誘拐予告が届いたというのだ。現場に出向くふたりの前で、令嬢は忽然と姿を消して―猫又少女に癒やされるライトミステリ!!
【感想】
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帝大院生の隆一郎と猫又のお双が誘拐予告事件の相談に乗ることになります。誘拐予告までにおきた消失出現のトリック、誘拐事件などしっかりとしているのですがどれもどこかで知ってる感じで何かが起こるたびに次から次へと先が読めてしまいました。もう一つのシリーズがアレなので敢えてこちらはそうしているのでしょうか。あちらを想定して読むと違いにびっくりすることと思います。さらにせっかく時代設定をしていて猫又なのでもっとそれを生かしてほしかった気がします。続編でその設定が必要なのかな?せっかくなので続きも読んでみます。
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ありがちなトリック、お双の存在…
ライトミステリなので、これも有りかな…と星4つにしました
肩のこらないミステリーです
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ミステリーとしては浅いが、ちょっとした空き時間にサクッと読めるライトミステリー。
周期律さんの作品は好きな作品が多いため、この評価だが別の作者だともう少し評価は低いかもしれない。