紙の本
分かりやすく解説
2018/07/23 16:09
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投稿者:ももたろう - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハーバード・ビジネススクールの必読書だという。
ビジネスも恋愛も、結局は他人をいかに引きつけるかが問題になる。
では、何が人を惹きつけるのかというと、それは「強さ」と「温かさ」をどのくらい感じるかということだ。
ところが、「強さ」と「温かさ」は得てすると正反対の要素だ。
それをいかにしてレベルアップしてアピールするのかを例をあげて説明している。
質問に答えることによって、グラフで図示して、自分のレベルを診断できる。
紙の本
実践後再読したいと思いました
2017/01/31 13:58
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投稿者:みーやん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「強さ」と「温かさ」の重要性を理解しても実践はなかなか難しい、とあります。
確かに読んでいても実践ではどうだろう、と難しく感じました。
セルフチェックで自分の発しているシグナルを知ることができます。
それに応じた方法を学ぶことができます。
また実践後に読み直すと新たな学びがありそうです。
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・ ジェスチャーは本人の不安感を無意識のうちに映し出す傾向があります
・ 適切なアイコンタクトは「強さ」を発揮する上でも重要です
・ つなぎ言葉を使いまくる人々は「強さ」に欠けた印象を与えてしまいます
・ 「複雑なセンテンスよりも単純なセンテンス」、そして「否定文よりも肯定文」を理解することに長けている
・ 聞き手との効果的なコミュニケーションに欠かせないのは、相手の輪の中に入ること
・ 多くの人々は自分のことを様々な点で「平均以上の人間」だと考えている(レイク・ウォビゴン効果)
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タイトルはちょいとアレですが、
内容は至ってシンプルなメッセージで、
非常にわかりやすいなかなか良い本でした。
強さと温かさをうまく発揮して、
うまく人に認められようという内容です。
仕事の人間関係で迷った時に、
手に取ると良いかと。
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人は「強さ」と「温かさ」で人を一瞬で判断するとしたうえで
それぞれについて説明し、後半でどうしたらいいのかについて述べられている。
前半は「説明の多い学術書」
強さとは温かさとは~からはじまり、
定義して、説明し、例をだし、説明し、逆説的な例をだし、説明し~~
「あ、ようやく読者のレベルにまで話題が下りてきたな」と思ったら
また説明し、例をだし~~
説明が多い分、わかりやすいといえるかもしれないが
個人的には冗長ではないかとおもってしまう。
後半は「説明の多いHow to本」
前半の流れを受け、ではどうしたらいいのか。ということが書いてある。
非言語シグナルや、会話術など。説明と挙例が多い。
内容は具体的なのか抽象的なのか...。いまいち実践しにくい。
私の理解力不足の面もあるかもしれない。
人の心を一瞬でつかむ方法をこの本から「私は」得られなかったが
人によってはバシッとはまる人もいるのではないかという印象。
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人を惹きつける軸は「強さ」と「温かさ」であり、その見え方は仕草や話し方など、ちょっとしたことである程度コントロールできる、という話です。でもこういうのって、付け焼き刃だと意外に見透かされているんですよね…。
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この本の内容を一言でまとめると「強さ」と「温かさ」をバランス良く調和して人と接すれば自ずと人の心を掴めるようになりますよっていう在り来たりな内容。とりあえず上記2つの要素がしっかりと相手に伝わるような外見、言葉遣い等をレクチャーするというものです。
当たり前だからこそ実践することが難しいっていうのはあるかもしれんけど、当たり前すぎる内容に…っていう感じです。さらさらっと読み流すことが出来る点が良いところ。
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【この作品を一言で】
「強さ」と「温かさ」のバランス、「ハード面とソフト面」を兼ね備えた人物であれば、「言葉」で人の心を動かすことができる!
【感想】
タイトルについて、人の心を「一瞬で」掴むという事は不可能だと思う。内容が結構良かっただけに、タイトルの軽薄さは些か残念だった。
だが、確かに「強さ」と「温かさ」を双方兼ね備えている人間は非常に魅力的で、つい耳を傾けてしまいたくなるもんだなぁ。
本書では、「強さと温かさ」と書かれているが、言葉が違えどこういった2面性というのは非常に重要なものが多いと思った。
たとえば「外見と内面」であったり、「勉強と運動」であったり、営業については「行動力と知識」であったり。
「ハード面とソフト面」っていう言い方が個人的に1番しっくりとくるかな。
言い出すとキリがない為、双方を手に入れる事は勿論難しいが、どちらか片方だけでは難儀する事も多いだろうなと読んでいて感じた。
自身の発言力や影響力を高めるためにも、ハード面もソフト面もバランス良く鍛える必要がある。
まだまだやらなきゃいけない事は沢山ある!
【この作品を一言で】
「強さ」と「温かさ」のバランス、そこに気をつけることで、「言葉」は人の心を動かすことができる!
【内容まとめ】
1.人が第三者に評価されるときは常に二つの観点、「強さ」と「温かさ」から計られている。
2.「強さ」:個々の能力の高さや物事を成し遂げる意志の固さを指す。
「温かさ」:この人にもっと近づきたい、と相手に思わせる優しさや親近感のこと。
3.「強さ」は2つの基本要素、世界を動かす「能力」と「意志の力」から成り立っている。
「温かさ」を3つの要素は、「共感」「親しみ」「愛」から成り立っている。
4.「怒り」ではなく、「毅然とした態度」を示す。
怒りを爆発させるのではなく、冷静に不同意を示し、感情をコントロールできていることをはっきりとアピールすること。
温かさを失うことなく、且つしっかりと異議を唱えることができれば、それに越した事はない。
5.メラビアンの法則
人が判断に用いるシグナルの内訳は、視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報はわずか7%にすぎない。
人々の「感情」をより雄弁に物語っているのは、発話内容ではなく非言語内容なのである。
6.「たかがファッション」と侮るなかれ。
服装は、「強さ」や「温かさ」の評価において、非常に重要な役割を果たしている。
ファッションは、美的センスだけではなく人がどの集団に属しているかをアピールする。
また、フォーマル度が高ければ高いほど、「強さ」を感じさせるものである。
ファッションは単なる「趣味」や「センス」の表れだけではない。
個人の「姿勢」を反映していると言える。
【引用】
人の心を一瞬でつかむ方法
人は品定めするとき、どのような観点から判断を下しているのでしょうか?
結論を言うと、人が第三者に評価されるときは常に二つの観点、「強さ」と「温かさ」から計られています。
「強さ」とは、個々の能力の高さや物事を成し遂げる意志の固さを指します。強さを感じさせる人は、人々の尊敬を集めます。
「温かさ」とは、この人にもっと近づきたい、と相手に思わせる優しさや親近感のことを言います。
私たちは温かい人に心惹かれ、冷たい人に反感を覚えるものです。
p31
・「強さ」は二つの基本要素、世界を動かす「能力」と「意志の力」から成り立っている。
p36
・人に温かさを感じさせる感情は、主に「共感」「親しみ」「愛」の三つから成り立ちます。
p43
・ハロー効果
「ある人が一つの側面において優れている場合、別の側面も優れていると見なされがちであること」
誰かに対して一旦好感を抱くと、ハロー効果によって相手のいいところばかりが目につき、悪いところは目に入らなくなるもの。
p44
・シーソー現象
「一方が上がれば、もう一方が下がる」
強さを演出するあらゆる行為は温かさにとってマイナスになり、温かさを演出するあらゆる行為は強さにとってマイナスになる。
p56
目指すべきは、「強さ」と「温かさ」を兼ね備えた人物
p58
自己主張の強さやワンマンな性格は、血中の特定ホルモンと連動しています。
中でも中心的な役割を果たしているのが「テストステロン」で、濃度の高さは「高圧的な態度」や「危険を厭わない姿勢」と結びついています。
「アドレナリン」もまた「強さ」という面で重要な役割を果たしており、何らかのストレスにさらされたときにアドレナリンは即座に心拍数や血圧を上昇させ、臨戦態勢を整えてくれます。
もう一つ重要なホルモンが「コルチゾール」で、不安感を高めオドオドした弱々しい印象を生み出します。
p59
「温かさ」と関わりの深いホルモンは「エストロゲン」と「オキシトシン」です。
「エストロゲン」はオープンな感情表現や人との触れ合いを好む性質と結びついており、「オキシトシン」には心地よい一体感(=温かさ)をもたらす働きがあります。
p76
・「怒り」ではなく、「毅然とした態度」を示す。
怒りを爆発させるのではなく、冷静に不同意を示し、感情をコントロールできていることをはっきりとアピールすること。
温かさを失うことなく、且つしっかりと異議を唱えることができれば、それに越した事はない。
p118
・メラビアンの法則
人が判断に用いるシグナルの内訳は、視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報はわずか7%にすぎない。
人々の「感情」をより雄弁に物語っているのは、発話内容ではなく非言語内容なのである。
p158
・声を科学する
声を使ったパフォーマンスには、「ピッチ」「ボリューム」「ペース」「トーン」といった基本要素がある。
「ピッチ」とは声の高さ。
低音の声は「強さ」を感じさせる一方、上ずった声からは興奮や不安、緊張感が伝わってしまう。
「ボリューム」もまた、強さと結びつけて考えられる要素。
ただ、単純に「声量=強さ」というわけではなく、TPOを考えて調節しないことには意味がない。
「ペース」とは話すスピードのこと。
「間の取り方」や「流暢さ」といった要素も含まれる。
速ければ良いわけではなく、かと言って遅ければ遅いで頭の回転の遅さを思わせかねない。
大切なのは意図的にペースやボリュームを調節すること。
「トーン」とは、その声がもつ「音楽的性質」を指します。
p173
・ファッションが主張するもの
「たかがファッション」と侮るなかれ。
服装は、「強さ」や「温かさ」の評価において、非常に重要な役割を果たしている。
ファッションは、美的センスだけではなく人がどの集団に属しているかをアピールする。
また、フォーマル度が高ければ高いほど、「強さ」を感じさせるものである。
ファッションは単なる「趣味」や「センス」の表れだけではない。
個人の「姿勢」を反映していると言える。
「その服を着たときに、自分はどんな気分になれるか」という点に注意を払うべきである。
p194
聞き手が自分の言葉にしっかりと耳を傾けてくれた場合、話しては彼らの心の中に様々な光景を描き出し、あらゆる感情を呼び起こすことができます。
魂に響く言葉によって、人の心を一変させることは可能です。
「強さ」と「温かさ」のバランス、そこに気をつけることで、「言葉」は人の心を動かすことができる!
p234
「強さ」に満ちた人は尊敬を集め、「温かさ」に満ちた人は共感を得ることができます。
そしてその二つが組み合わさった時には、単なる「足し算」以上の力を発揮することが可能になります。
また、他人からの評価だけでなく、自分の内面にもイイ影響があり、両方を手にした人は常に幸福感に満たされ、器が広くなり、心細さを感じたりもしません。
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Vol.365 0.1秒で人はいったい他人の何を判断しているのか?
http://www.shirayu.com/letter/2016/000739.html
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怒りは女性にとってマイナスに働く。
口論になった時点で負ける。
自分の価値観を理解してもらうには、まず相手の価値観を理解することが必要。
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人を魅了する人は「強さ」と「暖かさ」を身につけている。私は暖かさのみなので弱い人に見える。強さが必要なので背筋を伸ばし、筋トレすると決める。
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人の心を掴むには、強さと暖かさの両立が必要。
優しいだけでもだめ、強いだけでもだめ。
人を惹きつけるのは優しさだと思っていたが、自分の意思を貫く強い意思も必要だということに気付かされた。
どちらかというと強さが足りないので、身につけていきたいなと思った。
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初めての電子書籍Kindle本として読んでみた。
内容はかなり面白かった。
強さだけでも、温かさだけでも人は惹かれない。どちらもバランスよく伸ばす、見せることで信頼され好かれるということ。
強さの面をもっと伸ばしていくために、ストイックに勉強や自分磨きを行っていきたい。
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タイトル: 人の心を一瞬でつかむ方法―――人を惹きつけて離さない「強さ」と「温かさ」の心理学
本書は、人を惹きつけ、心をつかむための心理学的なアプローチに焦点を当てています。著者は「強さ」と「温かさ」という要素を取り上げ、これらを活用することで人々の心を一瞬でつかむ方法について解説しています。
まず、著者は「強さ」の要素について掘り下げます。その基本要素として「能力」と「意志の力」を挙げています。能力は自己の専門知識やスキルを磨くことで養われるものであり、意志の力は目標に向かって努力し続ける粘り強さや決断力を指します。これらの要素を持つことで、自分自身の強さを演出し、周囲の人々に強い印象を与えることができます。
一方、「温かさ」の要素については、共感、親しみ、愛という感情が重要であると著者は述べています。共感は相手の感情や立場に対して理解し、共有することで相手とのつながりを深めます。親しみは人間関係を築く上での心の距離感や友情を表し、愛は深い絆や思いやりを示す要素です。これらの感情を表現することで、人々の心を引き付け、離さないことができます。
本書は、実際の例や具体的な方法を通じて、「強さ」と「温かさ」をアピールするための効果的な手法を提供しています。背筋を伸ばしまっすぐに立ち、微笑みを浮かべるだけでも、人物のイメージががらりと変わることを紹介しています。また、怒りを抑え、冷静に意見を述べることで、自己の感情のコントロールと相手への尊重を示す方法も述べられています。
本書の価値は、その実践的なアドバイスと具体例にあります。人間の心理に着目し、相手の心をつかみ、引き付けるためのポイントを明確に示しています。さまざまな場面で役立つことが期待できる一
冊であり、ビジネスだけでなく、日常生活や人間関係の向上にも役立つ知識が詰まっています。
私は本書を読んで、「強さ」と「温かさ」の心理学が人間の心をどのように動かすのかを深く理解することができました。著者の示す方法を実践することで、自己の魅力を高め、人々とのつながりを築くことができると感じました。また、人間の心理の複雑さと奥深さに触れることができ、興味深い読書体験でした。
最後に、本書はハーバード大学の教授であるジョセフ・S・ナイ・ジュニア氏からの推薦があることも紹介しておきます。これは本書が実証された知識と洞察を提供していることを裏付けています。
全体として、「人の心を一瞬でつかむ方法―――人を惹きつけて離さない「強さ」と「温かさ」の心理学」は、人間の心理の面白さを深く感じさせる一冊です。コフートとネフィンジャーの知見に基づく具体的なアドバイスを通じて、自己の魅力を高め、人々とのつながりを築く手法を学ぶことができます。強さと温かさのバランスを取りながら、成功に向かう道を歩んでいきましょう。