紙の本
敗戦後論 (ちくま学芸文庫)
著者 加藤 典洋 (著)
【伊藤整文学賞(第9回)】新しい大戦の死者の弔い方、憲法の「選び直し」など、ラディカルな問題提起により大論争を巻き起こした、戦後問題の基本書を再刊。内田樹・伊東祐吏による...
敗戦後論 (ちくま学芸文庫)
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商品説明
【伊藤整文学賞(第9回)】新しい大戦の死者の弔い方、憲法の「選び直し」など、ラディカルな問題提起により大論争を巻き起こした、戦後問題の基本書を再刊。内田樹・伊東祐吏による解説を付す。【「TRC MARC」の商品解説】
「戦後」とは何か。敗戦国が背負わざるをえなかった「ねじれ」を、私たちはどう克服すべきか。戦後問題の核心を問い抜いた基本書、復刊。解説 内田樹 【本の内容】
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敗戦と戦後の「ねじれ」を問い詰め大論争を巻き起こした書の再刊です!
2018/11/24 12:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、戦後、我が国が背負った敗戦の「ねじれ」、すなわち戦没者を十分に弔えない状況やアジアへの謝罪をきっちりと済ますことができない状況、さらに戦勝国から押し付けられた憲法を「よい憲法」と信じなければならない状況等々を、再考したことで、大論争を巻き起こした作品の再刊版です。なぜ、この書が今になって再刊されたのか?それは今だからこそ、私たち国民が再度、慎重に検討しなければならない問題が本書に詰まっているからです。ぜひ、多くの方々に読んでいただきたい一冊です。
紙の本
基本的にこの本は「文学論」だと思う
2018/03/04 14:07
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
そんなに難しいことが書いてあるわけではないし言いたいことはわかると思うが、論理が曲がりくねっていてわかりにくい。基本的にこの本は「文学論」だと思うが、そういう目で読めば面白い。
紙の本
思い込みで引き写すと
2022/07/28 16:40
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
平和公園の外に設置されていたので「差別の象徴」だという事になっていた韓国人の原爆慰霊碑について、注釈に岩波新書の「希望のヒロシマ」を使って、イアン・ブルマの本を引き写した事を読者に謝っている。あの日に第二総軍の参謀だった朝鮮公族が発見された場所だからこそ、あそこに立っていたのに。朝鮮王公族について知られているとすれば、高宗と純宗、それに方子女王の夫君として英王李垠どまりだから、ああいう風潮になったのかもしれないが、「忘れるな」と言うのに「知らない」のか、それとも「親日派の一族など取り上げる価値もない」という事なのか。
イアン・ブルマは他の本でウィロビーが「ロシア風の名前」だから「ユダヤ・ボリシェヴィク」だと「邪推」したという「フランス大使」がスヴェルドロフの実兄にして、ユダヤ教から正教会に改宗してゴーリキーの養子となったから彼の本名から姓と父称を名乗ったジノーヴィー・ペシュコフ将軍だという事を知らないようだ。「ロシア風の名前」も何も、それが彼の本名だ。第一次世界大戦でフランス外人部隊に入隊したのだから、「ユダヤ・ボリシェヴィク」だと「邪推」されるような名前ではない偽名を名乗って、その名前でフランス国籍を取得出来るだろうに。だからウィロビーが「邪推」したとまでは言えない背景があるのに、ウィロビー嫌いとペシュコフについて知らないものだからテキトーな事を書いているのがよく分かる。