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商品説明
聾啞に苦しんだ一人の身障者として、「からだ」と「ことば」によってすべてを一から問い直した竹内敏晴。「生きること」を「からだ」で追い求めたレッスンする哲学者の、生涯の全貌に迫る書き下ろし評伝。【「TRC MARC」の商品解説】
言視舎 新シリーズ刊行 第3弾
「生きること」を「からだ」で追い求めたレッスンする哲学者の肖像!
聾唖に苦しんだ一人の身障者として、あくまで「からだ」と「ことば」をつうじてすべてを問い直してきた竹内敏晴は、「前に出る」ことをやめない向日的なひとであった。――演技レッスンの形によってしか劈(ひら)かれない人間の可能性に向けて、人と人との真の出会いを求めた「レッスン」する人・竹内敏晴。彼の背に近代人のあるべき孤独を見てきた著者が、満腔の思いをこめて師の生涯を描く書き下ろし評伝。
【商品解説】
目次
- ▼第Ⅰ章 竹内敏晴とその時代
- ▼第Ⅱ章 七八年/レッスン、あるいはエチュード
- ▼第Ⅲ章 存在論的な根拠―生い立ちと、その物語性について
- ▼第Ⅳ章 浦和中学と旧制第一高校
- ▼第Ⅴ章 マイナスからの出発/戦後の連続性
- ▼第Ⅵ章 ことばが劈かれたとき
- ▼第Ⅶ章 レッスンの検証としての湊川 ほか
著者紹介
今野 哲男
- 略歴
- 今野 哲男
1953年宮城県生まれ。
編集者、ライター。横浜市立大学文理学部中退。78年竹内敏晴演劇研究所に入所。その後、演劇現場を離れ、月刊『翻訳の世界』編集長を経て99年からフリーランスとして活動。現在、上智大学文学部英文科非常勤講師。
インタビューによる書籍に、竹内敏晴『生きることのレッスン――内発するからだ、目覚めるいのち』(トランスビュー)、鷲田清一『教養としての「死」を考える』、小松美彦『自己決定権は幻想である』、吉本隆明『生涯現役』(以上、洋泉社・新書y)、木村敏『臨床哲学の知――臨床としての精神病理学のために』(洋泉社)、竹内敏晴『レッスンする人』(藤原書店)などがある。
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