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商品説明
坂本竜馬、芹沢鴨、近藤勇、土方歳三、沖田総司、斎藤一、岡田以蔵…想像を絶する幕末京都伝!人魚の肉を食めば、妖に憑かれる―。時代小説界の麒麟児、書き下ろし野心作。【「BOOK」データベースの商品解説】
人魚の肉を食べた者は不老不死になるというが…。舞台は幕末京都。坂本竜馬、芹沢鴨、近藤勇、土方歳三、沖田総司、斎藤一、岡田以蔵らを襲う不吉な最期を描く。奇想の新撰組異話。【「TRC MARC」の商品解説】
デビュー作でいきなり直木賞候補、その才能は本物だった!
幕末京都を舞台にした奇想の時代小説が書き下ろしで登場
デビュー作『宇喜多の捨て嫁』でいきなり直木賞候補に挙がり、東野圭吾さんが「もっとも面白かった」と高く評価。その後、高校生直木賞、歴史時代作家クラブ賞新人賞を射止め、いまもっとも注目される時代小説界の麒麟児の第2作目の舞台は幕末の京都。坂本竜馬、芹沢鴨、近藤勇、土方歳三、沖田総司、斉藤一、岡田以蔵……歴史ファンに馴染み深い豪華な顔ぶれが続々と登場するが、しかしその内容は誰も想像だにしない野心作だ。
序章、坂本竜馬と中岡慎太郎は、近江屋の隠れ家で語り始める。かつて少年時代、岡田以蔵と人魚の肉を食べた日のこと。以来、人格の変わった以蔵は人魚の肉と血を秘かにずっと隠し持っていたが、京都で浪士組(新撰組)に追われた際にそれを相手に渡してしまったのだ、と。土佐の須崎に伝わる八百比丘尼の伝説によれば、人魚を食べると不老不死になるという。しかし、実際に人魚ノ肉を食べた者たちは妖(あやかし)に憑かれ、信じられない最期を迎えることに――。血の香りにむせかえるような濃密な書下ろし8編!【商品解説】
収録作品一覧
竜馬ノ夢 | 5−39 | |
---|---|---|
妖ノ眼 | 41−94 | |
肉ノ人 | 95−150 |
著者紹介
木下 昌輝
- 略歴
- 〈木下昌輝〉1974年生まれ。奈良県出身。近畿大学理工学部建築学科卒業。「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール讀物新人賞、高校生直木賞、歴史時代作家クラブ賞新人賞受賞。
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紙の本
幕末維新に人魚の肉が絡んでいたら・・・
2018/09/15 15:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:想井兼人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
幕末の世の中に登場する志士たち。
彼らの活躍の背後に人魚の血肉が存在していたとしたら。
不老長寿の妙薬として名高い人魚であるが、血と肉の効用は異なっていた。
肉を食らったら妖に身を落とすという設定。
例えば、沖田総士。
喀血のイメージがある彼は、人魚を食らって血を欲する存在に。
こんな風に物語は紡がれる。
相当おもしろいです。
紙の本
割と気持ち悪いです。
2015/12/14 21:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人魚の肉を食べた幕末の志士・剣士たちの短編。
各々出る効果が違ってて、それそれ割と気持ち悪いです(笑)
ちゃんとした幕末小説(司馬遼太郎の『新選組疾風録』あたり)を読んでから読んだら楽しめます。
紙の本
読後感は良くない
2017/02/09 11:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
よく練り込まれだ作品です。ただ、気持ち悪い描写が多いぶん読後感は良くありません。このイヤな感じは作者の特性ですかね。さしずめイヤ歴とでも言うべきか。