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商品説明
八咫烏の一族が支配する世界山内で、宗家を守るのは山内衆と呼ばれる上級武官。勁草院という養成所で厳しい訓練がほどこされ、優秀な成績を収めた者のみが護衛の栄誉に与る。平民の茂丸、下人の千早、大貴族の明留、そして武家の雪哉。生まれも育ちも異なる少年たちは、勁草院の過酷な争いを勝ち抜き、日嗣の御子を護る武人になれるのか…?「八咫烏シリーズ」第四弾。【「BOOK」データベースの商品解説】
八咫烏の一族が支配する世界山内で、宗家を守るのは山内衆と呼ばれる上級武官。その養成所「勁草院」に集った少年たちは、果たして厳しい訓練を乗り越えられるか? 八咫烏の世界を描くファンタジー長編。【「TRC MARC」の商品解説】
シリーズ累計15万部突破! 大人気「八咫烏」シリーズ
待望の最新刊はエリート武官を目指す少年たちの成長譚
人間の代わりに八咫烏の一族が支配する世界=山内を舞台とする、「八咫烏」シリーズの第4弾。本作の舞台はこの世界を統治する宗家の近衛集団「山内衆」を養成するための訓練学校「勁草院」である。15歳から17歳の少年たちが集められ、全寮制で上級武官になることを目指した、厳しい生活が待ち受けている。
前作の『黄金の烏』で突如出現した人を喰う大猿へ立ち向かうため、次の日嗣の御子である若宮へ忠誠を誓った雪哉も新入生の一人。若宮の近習であった経歴や自らの経歴はあえて明かさず、勁草院での日々がはじまったものの、そこに待ち受けていたのは、若宮の母の実家である西家の御曹司・明留を中心とする若宮派のグループと、廃太子された若宮の兄・長束を再び皇太子へと推す南家系統の公近グループの激しい対立、さらに兄弟の父である金烏代の意向を重視する教授陣――間近と見られていた、若宮の即位が神官たちによって延期が決まるという不穏な空気の中で事件は次々に起こる。
実力主義が前提の学内で、貴族階級出身の宮烏と庶民階級出身の山烏の身分格差が歴然となるにつけ、山烏出身で雪哉と同室となった茂丸、あらゆる武術で天才的な腕をみせる千早らもこの争いに絡んでくる。果たして身体が誰より小柄な雪哉は、頸草院での争いを勝ち抜くことができるのか? そして若宮の即位はなるのか……。
雪哉、明留、茂丸、千早という四人の少年たちのビルディングス・ストーリーとしての要素も強く打ち出し、友情あり、冒険ありの一冊!【商品解説】
著者紹介
阿部 智里
- 略歴
- 〈阿部智里〉1991年群馬県生まれ。早稲田大学文化構想学部卒業。同大学大学院文学研究科に進学。「烏に単は似合わない」で松本清張賞受賞。ほかの著書に「烏は主を選ばない」など。
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紙の本
シリーズ第四弾
2020/12/08 09:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うえありひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今作も面白かったです。
一作目から大枠の設定は変わらないのに、舞台を変えることでこんなにもバリエーション豊かに楽しませてくれるとは…!
どうすればこういう物語世界を創造することが出来るんでしょう?
感謝と尊敬しか出てこないです。
紙の本
単なる学院ものでないです
2020/07/01 16:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
実はシリーズの中でもお気に入りの巻です。
(何度も読み返しています)
勁草院という養成所山内衆と呼ばれる上級武官。
若宮へ忠誠を誓った雪哉も新入生として入学する。
単純な青春群像的なストーリーかと思ったら、あにはからんや。
もちろん、そういう部分もありますが、入学前からの雪哉のたくらみや底意地の悪さが強烈に良い味だしてます。
そういう雪哉が結構好きです。
「性格が悪いと怒られちゃいました」と茂丸に言うと彼がそれを肯定した後に「一人でおつかいをしている子供みたいだ」という場面はぐっときて心に残ります。
また前巻でも描かれていた階層間の差別や偏見等々もきちんと描かれていて宮廷とか学院とか閉じられた世界の話だけでないのがまた良いですね。
雪哉を初め明留、茂丸、千早キャラたちが色々な事情を抱えながら成長していくのちなみに路近が凶悪すぎて、すごいです。
いよいよ猿との関係もどうなっていくのかという点も含めて続きを読みたくなる1冊です
紙の本
まさかの学園もの!?
2020/02/26 17:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
帯の煽りの通り、
雪哉とその仲間たちの
頸草院での学園生活です。
それぞれ生い立ちも思惑も違う中、
未来の山内衆へと成長していきますが、
男子らしい和気あいあいさが煌めく
青春群像劇かと思いきや、
ちゃんとタイトルが機能して……
次の展開が楽しみすぎます!
紙の本
学園物語として読みました
2017/01/24 16:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
土台はファンタジーですが学園を舞台とした青春群像劇として読めます。学内に潜むモヤモヤをのほほんとした雪哉がばっさりとはらうくだりは痛快。非常時だというのに己や家の利益を求める連中ってのは確かにいる。非常時だからこそとも言えるが。
紙の本
続きが気になる
2016/09/06 11:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:moco - この投稿者のレビュー一覧を見る
第3弾を受けての安定感がありつつ、続きをにおわせるクライマックスにすっかりやられました。
紙の本
推理よりハイファンタジー寄り。
2016/04/24 19:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
時系列的には前巻からしばらく後の話。
雪哉が2巻目のラストから見れば選ばなかっただろう山内衆になるための勁草院に入学してから。
倒叙トリックはかなり姿を消して、、単純にハイファンタジーとしても楽しめる。
この巻になって新しく出てきた設定も無理なく読み込めてよい。
紙の本
陰謀と秘密が尽きない。
2015/12/15 20:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
雪哉が宗家専属衛士要請学校みたいな所に入ります。
もう半分くらいは若宮の目みたいになってんだから、素直に修行のためとも思えない。学院の中に蔓延るなにかを暴くためにスパイ入学したんじゃね?と勘ぐりながら読み進めました。
あながち間違ってなかったし。