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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/08/07
- 出版社: 日経BP社
- サイズ:20cm/239p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8222-5101-7
読割 50
紙の本
そうじ資本主義 日本企業の倫理とトイレ掃除の精神
著者 大森 信 (著),鍵山 秀三郎 (対談),塚越 寛 (対談)
企業経営と掃除の関係性に注目。掃除を続けることで人々に宿る精神を探究し、日本企業並びに日本人が真に大切にすべきものは何かを考察する。鍵山秀三郎(イエローハット創業者)×塚...
そうじ資本主義 日本企業の倫理とトイレ掃除の精神
そうじ資本主義
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商品説明
企業経営と掃除の関係性に注目。掃除を続けることで人々に宿る精神を探究し、日本企業並びに日本人が真に大切にすべきものは何かを考察する。鍵山秀三郎(イエローハット創業者)×塚越寛(伊那食品工業会長)の対談も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
「凡事徹底」忘れるなかれ――。
本田宗一郎は昭和28年、ホンダ社内報の創刊号で「働らく者の徳義心」と題して掃除や整理整頓の大切さを説き、松下幸之助は大正12年、正月を前にして工場のトイレを自分で掃除した。名経営者はなぜ掃除にこだわったのか?
20世紀初頭、ドイツの社会学者マックス・ウェーバーは、『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』の中で、禁欲的なキリスト教徒たちが近代資本主義の発達を支えたことを解き明かした。同時にウェーバーは、儒教の国では近代資本主義を発達させる原動力が働かないと指摘した。
しかし日本は、欧米とは違う「精神」を支えとして、資本主義を発達させてきた。その「精神」は、トイレ掃除の中に隠れているのである。
【商品解説】
トイレ掃除に注目して研究を続ける異色の経営学者が、マックス・ウェーバーによる近代資本主義の分析をやさしく解説しながら、「資本主義の精神」を日本企業における掃除に当てはめていく。「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」(9784822247911)の超入門書であると同時に、日本企業が大切にしなければいけないものを示す経営書。【本の内容】
目次
- 序 文(加護野忠男・甲南大学特別客員教授) マックス・ウェーバーも予想しなかった「そうじ資本主義」の発達
- はじめに 「タイム・イズ・マネー」と「掃除・イズ・マネー」
- 第1部 日本企業の倫理
- 第1章 「時は金なり」の本当の意味 『プロ倫』が現代人に教えること
- 第2章 「遅刻」と「おしゃべり」 日本人は本当に勤勉なのか?
- 第3章 「まねる」と「禁止」 伝統的コミュニティ内のしつけ法
- 第4章 掃除・イズ・マネー 日本における「科学的管理法」の導入
- 第5章 5Sの進化 本田宗一郎はなぜ掃除にこだわったのか?
- 第6章 ディズニーランドの掃除 日本の掃除と何が違うのか?
- 第7章 目的志向と手段志向 ピカピカに磨き上げる意味は何か?
著者紹介
大森 信
- 略歴
- 〈大森信〉神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。博士(経営学)。日本大学経済学部教授。大阪商工会議所「掃除でおもてなし研究会」座長。著書に「トイレ掃除の経営学」など。
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