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谷崎潤一郎全集 第20巻 細雪 下巻
  • みんなの評価 5つ星のうち 5 1件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2015/07/10
  • 出版社: 中央公論新社
  • サイズ:20cm/639p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-12-403580-3
  • 国内送料無料

紙の本

谷崎潤一郎全集 第20巻 細雪 下巻

著者 谷崎 潤一郎 (著)

戦時へと移りゆく昭和10年代の船場と蘆屋を舞台に、上流家庭の美しい4姉妹の生き様を描いた傑作「細雪」下巻をはじめ、京都で暮らした日々を綴った「月と狂言師」、終戦までの日記...

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谷崎潤一郎全集 第20巻 細雪 下巻

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谷崎潤一郎全集 26巻セット

  • 税込価格:188,7841,748pt
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商品説明

戦時へと移りゆく昭和10年代の船場と蘆屋を舞台に、上流家庭の美しい4姉妹の生き様を描いた傑作「細雪」下巻をはじめ、京都で暮らした日々を綴った「月と狂言師」、終戦までの日記「疎開日記」などを収録。解題も掲載。【「TRC MARC」の商品解説】

波乱に富んだ蒔岡家の麗しき四姉妹の物語も、雪子の婚約で大団円を迎える(『細雪』下巻)。ほかに「月と狂言師」「疎開日記」など。【本の内容】

収録作品一覧

細雪 下巻 9−310
客ぎらひ 453−462
疎開日記 463−542

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みんなのレビュー1件

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評価内訳

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紙の本

大谷崎は、やはり大変態だ!!

2015/10/27 15:31

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:燕石 - この投稿者のレビュー一覧を見る

森欧外の短篇小説「追儺」の冒頭に、作者自身の独白として「小説といふものは何をどんな風に書いても好いものだ」と書かれている。この「細雪」は、大谷崎が、自らの文学生活の集大成として、それを具体化した作品に思える。 
                        
ただし、「細雪」には劇的なエピソードはほとんどどなくー阪神大水害で、四女妙子が命を危険にさらす、妙子の恋人の板倉が中耳炎の手術の失敗で急逝する、妙子の妊娠と死産、といった程度-、物語の中心は、三女雪子のなかなか成立しない複数の見合い話の経過と、その成り行きや様々な世間体、本家との関係に盛んに気を働かせる次女幸子の内面独白であり、それに、(かつての)関西上流階級の生活ぶり―毎年一家総出が恒例の京都の花見旅行、五代目菊五郎をひいきにする歌舞伎見物、阪神間の和食・中華・洋食の会食風景等々―が華麗に描かれる。それら、どちらかと言うと平凡な日常の瑣事の長大な連なりを、なぜ読者に飽きもさせずに読み通させるのかと言うと、それこそは、大谷崎の名文ゆえとしか言いようがない。句点に辿りつくまで異様に長いセンテンス、にも関わらず、極めて明晰な文章。これこそが、大谷崎が若い時から原文で親しんだ英文の明晰性と、源氏物語の現代語訳で自家薬籠中のものとした伝統的な和文脈とを融合させた文体の特長だ。読者は、この大谷崎の芸-というと誤解を与えかねないので、芸術と言うべきか?―の心地良さに身を委ねるだけで、いつの間にやら物語の結末に至るのだ。

構成にも仕掛けがある。人見知りが強く・自分の意志を明確に言わない・典型的な「娘さん」タイプの三女雪子と旺盛な生活力を持ち・奔放に恋愛経験を重ね・時には自分を恋する男に金品を貢がせる・現代的な「こいさん」の四女妙子の対比。尚且つ、雪子は皆から祝福される華族の庶子との結婚が決まり、妙子はバーテンダとの間に出来た子供も死産し、密かに身の回りの品のみを纏めて芦屋の姉夫婦の家を出る。「しっかり」タイプの次女雪子と「おっとり」タイプの長女鶴子の対比―芦屋で優雅に暮らす雪子一家と、子沢山で(当時は場末の)渋谷でつつましい借家暮らしの鶴子一家-を鮮やかに書き分けることにより、物語に膨らみを持たせている。

そして、大谷崎らしいエピソードを、そっと忍び込ませている。 
一つは、幸子の夫の貞之助が、妙子が雪子の足の爪を切る光景を襖の陰から盗み見るシーン。一つは、大腸カタルに罹った妙子の執拗な排泄描写。そして、もう一つは、結婚を決意した雪子が挙式のために東京に向う際の描写。「下痢はとうとうその日も止まらず、汽車に乗ってからもまだ続いていた」。しかも、これが、400字詰め原稿用紙約1600枚に及ぶ大長篇小説の最後の一文なのだ!              

大谷崎は、やはり大変態だ!!

最後に、苦言を一つ。やはり、旧版全集のように「細雪」は一巻に収めてもらいたかった。

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