- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/07/02
- 出版社: 日本機関紙出版センター
- サイズ:19cm/291p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-88900-924-8
紙の本
『永遠の0』を検証する ただ感涙するだけでいいのか
著者 秦 重雄 (著),家長 知史 (著),岩井 忠熊 (インタビュー)
多くの人々の感動と涙とを誘った百田尚樹の「永遠の0」。事実に即して物語の時代背景を見つめ、小説・映画「永遠の0」の世界をふり返る。元特攻学徒兵へのインタビューも収録。【「...
『永遠の0』を検証する ただ感涙するだけでいいのか
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商品説明
多くの人々の感動と涙とを誘った百田尚樹の「永遠の0」。事実に即して物語の時代背景を見つめ、小説・映画「永遠の0」の世界をふり返る。元特攻学徒兵へのインタビューも収録。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
永遠の0を読み通せなかった理由がわかりました
2017/06/11 06:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:プラきち - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼少時から戦記物が好きで数百冊は読破してきた。それらのツギハギでできたような「永遠の0」は読み進めていくうちに気分が悪くなり、途中で投げ捨てた。そのためかこの本は納得しながら読むことができた。途中で特攻を志願する主人公の心理は、作者の百田氏自身も理解できないという点には特に同意する。なぜなら市販の戦記物の著者にそのような人物は存在せず、この点だけが作者のオリジナルだからだ。その解釈を読者に委ねる形で謎を作り、戦争や戦記物を に馴染みのない人たちに、感動のようなものを与えていたのだ。
紙の本
「永遠の0」に違和感を持った方に
2015/11/14 20:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大ベストセラーとなり、映像化もされた「永遠の0」。身近にも、映画版を観て涙が止まらなかったという方がいました。
私は、最近になってようやく映画版を観て、その後に小説を読みましたが、「永遠の0」、どうしても違和感が残ります。
ちょうど、そのテーマに合った内容と思い、この本を手に取りました。参考になる部分が多くありました。しかし、すべての疑問が氷解というわけにはいきませんでした。
ファンの方には怒られそうですが、どうしても、この本のタイトルにあるように、「ただ感涙するだけでいいのか」と思います。