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紙の本
キングを探せ (講談社文庫)
著者 法月 綸太郎 (著)
繁華街のカラオケボックスに集う四人の男。めいめいに殺意を抱えた彼らの、今日は結団式だった。目的は一つ、動機から手繰られないようターゲットを取り換えること。トランプのカード...
キングを探せ (講談社文庫)
キングを探せ
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商品説明
繁華街のカラオケボックスに集う四人の男。めいめいに殺意を抱えた彼らの、今日は結団式だった。目的は一つ、動機から手繰られないようターゲットを取り換えること。トランプのカードが、誰が誰を殺るか定めていく。四重交換殺人を企む犯人たちと、法月警視&綸太郎コンビの、熾烈な頭脳戦をご堪能あれ!【「BOOK」データベースの商品解説】
どうしても殺したい相手がいる。それだけで結託した4人の男は、完璧な交換殺人を目論む。誰が誰のターゲットを殺すのか。それを決めるのはたった4枚のカード。粛々と進められる計画に、法月警視と綸太郎のコンビが挑む!【「TRC MARC」の商品解説】
繁華街のカラオケボックスに集う四人の男。めいめいに殺意を抱えた彼らの、今日は結団式だった。目的は一つ、動機から手繰られないようターゲットを取り換えること。トランプのカードが、誰が誰を殺るか定めていく。四重交換殺人を企む犯人たちと、法月警視&綸太郎コンビの、熾烈な頭脳戦をご堪能あれ!【商品解説】
交換殺人を目論む4人の男たち。誰が誰のターゲットを殺すのか、決めるのは4枚のカード。完璧な犯罪計画に法月警視と綸太郎が挑む!【本の内容】
目次
- 第一部 A
- 第二部 Q
- 第三部 J
- 第四部 K
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紙の本
倒叙ミステリの名作
2019/05/05 09:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:モフモフモフ - この投稿者のレビュー一覧を見る
これもおもしろかったー。
四重の交換殺人の謎を追う法月親子…。
あまり書くとネタばれになるが、意外性もあって、話に引き込まれて一気読みだった。
紙の本
キング
2015/11/13 16:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:白鸚さ - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても面白かったです。
最後の最後まで楽しめる作品でした。
とてもオススメです。
読んでみてください。
紙の本
読了
2019/12/29 20:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ムギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
四重交換殺人に法月親子が挑む。
はじめに犯人たちが四重交換殺人を企むシーンがあるため、殺人の順番と、被害者が会話の中からある程度わかる仕組みになっている。でもすべてが読者に明かされているわけではないところがおもしろい。秀逸なタイトルもあいまって、こういうことだったのかと分かったときの驚きは一入だった。
紙の本
法月父子のコンビが光る
2019/05/26 04:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「あ、これ読んでなかったぞ」と今更ながらに気づく。
<名探偵・法月綸太郎モノ>、長編第8弾であるにもかかわらず(しかも年末のミステリランキング上位に入っていたにもかかわらず)、いまひとつ個人的な盛り上がりに欠けたのは、彼があまり悩んでる感じがしなかったからだ。<名探偵・法月綸太郎>は悩めば悩むほどキャラクターとして輝くような気が私はしていて、とは言っても悩んでばかりでは事件は解決しないのでそのバランスが難しい。
これも私の勝手な受け取りだが、『生首に聞いてみろ』で法月綸太郎の悩みの方向がちょっと変わった(開き直った?)ようで、それを成長と見るか変化と見るかどうしよう・・・のまま結論は出していなくて。新装版『頼子のために』で悩んでいる彼をまた読んでしまったので、そのまま紛れてしまった。
先日、出かける準備をしていたときに読みかけの本を入れるとカバンの中身に余裕がなさすぎる、と思って薄めの本の山から急遽選んだ。
それがこれだった。読み始めると一気なんだけど。
前代未聞の<四重交換殺人>を実行に移すため、おかしなニックネームの4人の男たちがカラオケボックスの個室に集う。トランプのカードを引くことで、殺す相手と順番を決めていく。
一方、都内で起こった「一見単純そうなのに解決できない事件」に頭を悩ませる法月警視から事情を聴いた息子の綸太郎は、ある可能性を考える・・・という、倒叙もの&本格謎解きのミックス。
四重交換殺人が最大の売り?
犯人たち側の視点で描かれる分量が多いので(特に前半)、<法月綸太郎モノ>である必然性は薄い。でも警視とのやり取りはクイーン父子ものを連想させ、ニヤニヤしちゃう。ある時期のクイーンの雰囲気も当然踏襲。
ただ320ページそこそこなので、ストーリー性を重視すると物足りない感じ。ロジックに比重を置き、ミスディレクションの鮮やかさにニヤニヤしたいのならば十分満足できます。
ほんの少しだけど、法月綸太郎の苦悩の一片も見られたし。
あっさり読み終わると、続きというか他の作品がないのが困る・・・短編集をまだ残していたはず。他も読みたくなって困るわ。
紙の本
犯人はどうしてトランプを残したままにしていたんだろう。
2022/10/12 11:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:neige - この投稿者のレビュー一覧を見る
繁華街のカラオケボックスに集う四人の男。めいめいに殺意を抱えた彼らの、今日は結団式だった。目的は一つ、動機から手繰られないようターゲットを取り換えること。トランプのカードが、誰が誰を殺るか定めていく。四重交換殺人を企む犯人たちと、法月警視&綸太郎コンビの、熾烈な頭脳戦をご堪能あれ!【「BOOK」データベースの商品解説】
犯人はどうしてトランプを残したままにしていたんだろう。
これがなければ、バレなかったのでは?
ミステリ初心者の私は伏線に惑わされ、最後までとても面白く読めました。
でも、法月親子よりも有栖川・火村コンビの謎解きへの誘導の方が楽しいと感じました。
これからも、自分が楽しめる作品に出合えるように初読みの作家さんを、ブックツリー等々で知りたいな。