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紙の本
アリの社会 小さな虫の大きな知恵
著者 坂本 洋典 (編著),村上 貴弘 (編著),東 正剛 (編著)
カースト制(階層社会)という独特の巨大な社会を形成し、さまざまな好蟻性昆虫と共生関係を築く、昆虫の中でも極めて多様な社会性を誇るアリ。生態学から遺伝学、最新の分子生物学ま...
アリの社会 小さな虫の大きな知恵
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商品説明
カースト制(階層社会)という独特の巨大な社会を形成し、さまざまな好蟻性昆虫と共生関係を築く、昆虫の中でも極めて多様な社会性を誇るアリ。生態学から遺伝学、最新の分子生物学までを新しい視点から紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
カースト制(階層社会)という独特の巨大な社会を形成し、さまざまな好蟻性昆虫と共生関係を築く、昆虫の中でも極めて多様な社会性を誇るアリ。結婚飛行(ハネムーン)や巨大シェアハウス,アリの社会で生きる虫たちの巧みな生き方を紹介。【商品解説】
収録作品一覧
アリに学ぶ | 東正剛 著 | 1−23 |
---|---|---|
アリのグローバル戦略 | 村上貴弘 著 | 26−44 |
アリのメガコロニーが世界を乗っとる | 砂村栄力 著 | 49−71 |
著者紹介
坂本 洋典
- 略歴
- 〈坂本洋典〉1979年生まれ。玉川大学脳科学研究所特別研究員。博士(農学)。
〈村上貴弘〉1971年生まれ。九州大学決断科学センター准教授。博士(地球環境科学)。
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アリの研究者たちの現状報告。
2016/01/16 15:28
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投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
アリの研究者たちが実際の研究を紹介する。「アリ好きたちが集まって書いた本なので、普通の知識から離れすぎるかもしれない」ということで基本的なことを書いたというのが最初の「アリに学ぶ」の章であるが、それでもかなり専門用語も入ってくる。
「各論」はとても面白い行動やその理由の研究紹介だが、途中経過報告のようになっているところが多く、まだわかっていない部分が正直に出ている。分野外の読者には「はっきりしてから読みたい」と思うかもしれないところであろう。研究の進め方や進み具合の実態がわかるので、なにか研究をしている同じような生物系の学生さんなどには参考になるのではないか。論文と似た感じでそれぞれの章の研究に参考文献がかなりきちんと載っている。
各論を書いている方がいつかまとまった話としてそれぞれをまとめて紹介してくださる日が近いことを期待したい。そんなまとまりぐあいである。