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商品説明
【産経児童出版文化賞産経新聞社賞(第63回)】生息地である草地を人間が開発して減らしているため、絶滅のおそれがある、小さな野生動物カヤネズミ。カヤネズミの基本的知識から、調査で分かった生態、人間と野生動物が共存するための工夫までを紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- はじめに−さあ、フィールドに出かけよう
- ◆住宅地から、ほんの100mほど
- ◆グラウンドのすぐそばで見つけた!
- ◆フィールドが水没して、泥だらけに
- ◆やった、生きのびていた!
- 第1章 カヤネズミ、きほんの「き」
- ◆カヤネズミって、どんなネズミ?
- ◆どこに分布している?
- ◆体のつくりを見てみよう
- ◆なにを食べる?
著者紹介
畠 佐代子
- 略歴
- 〈畠佐代子〉1969年京都市生まれ。大阪市立大学大学院後期博士課程中退、博士(環境科学)。全国カヤネズミ・ネットワーク代表。東京大学空間情報科学研究センター客員研究員。
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紙の本
カヤネズミは、まるで親指姫 身近な野生生物を知る一冊
2020/07/06 10:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:amisha - この投稿者のレビュー一覧を見る
近年各地でおきている洪水、人々の暮らしについて想いを馳せるとともに、すぐ側に暮らしている野生生物たちについて考えながら、この本を読んだ。
草地や田んぼの稲を利用して巣を作り、子育てをする親指ほどのネズミを知ったのは、あることが縁で前の職場の著者が来訪したからである。
国文科を卒業した著者が、野生動物の研究者になるまでの道のりについても書かれている。誰もが成し遂げられることではないと感じながらも、このような進路もあるのだと希望を抱ける内容で感動した。
更に、フィールド調査の詳細や、どのように工夫したら野生生物と共生できるのかについてもイラストや写真を用いて詳しく解説されている。そして、現状の河川管理をどのように改良すれば、少しでも野生生物を守れるか、具体的な提言もある。カヤネズミが暮らす草地が減っている理由にも触れられており、植物や動物と人間の暮らしが複雑に繋がっていることがよくわかる。
紙の本
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2019/10/04 19:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても小さな可愛いネズミです。身近に、こんなに可愛い生き物がいるんですね。ペットショップでも売ってそう。