- カテゴリ：一般
- 発売日：2015/10/29
- 出版社： 文藝春秋
- サイズ：１９ｃｍ／２５４ｐ
- 利用対象：一般
- ISBN：978-4-16-390351-4
紙の本
戦争前夜 米朝交渉から見えた日本有事
著者 牧野 愛博 （著）
北朝鮮の核問題を解決できないまま、四半世紀が過ぎた。２０２０年までに北は核爆弾５０個の生産が可能と推測され、頼みの綱の中国は−。『朝日新聞』エース記者が、日本を取り巻く非...
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商品説明
北朝鮮の核問題を解決できないまま、四半世紀が過ぎた。２０２０年までに北は核爆弾５０個の生産が可能と推測され、頼みの綱の中国は−。『朝日新聞』エース記者が、日本を取り巻く非情な現実をワシントン徹底取材で示す。【「TRC MARC」の商品解説】
日本はすでに戦後ではない、戦前なのだ。
安保の現実は沖縄を越え、全国規模になっている。安倍政権が目指した集団的自衛権は、果たして本当にこの現実に即しているのか？
自衛隊が密かに持つ「日本有事3計画」をスクープ。また、ワシントン徹底取材で北朝鮮核問題の最前線を分析する。
自衛隊㊙「日本有事3計画」
日本有事その1
朝鮮半島:北朝鮮軍の特殊部隊が難民に化けて上陸をはかったら？
日本有事その2
台湾:中国軍が、先島諸島まで攻撃を拡大したら？
日本有事その3
尖閣:中国軍が漁民に偽装して上陸し、退去に応じなければ？
朝日新聞エース記者による、超インサイド・レポート！【商品解説】
著者紹介
牧野 愛博
- 略歴
- 〈牧野愛博〉１９６５年愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒業。朝日新聞社ソウル支局長。
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紙の本
緻密な取材しかし結論が間違っている
2016/01/17 13:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：コアラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
綿密な取材，的確な分析。近年のノンフクションでもこれだけ緻密な取材を積み重ねた書籍は珍しい。素晴らしい本なのだが，著者の偏向した精神がすべてを台無しにしている。北朝鮮が危険だから韓国に譲歩しろというのが結論のようだが，そうやって戦後70年我が国は間違った選択をして今日にいたっているのだ。その誤った対韓姿勢を誘導してきた朝日新聞の記者であるからしようがないのかもしれないが，取材が完璧なだけに残念である。優秀な頭脳と勤勉な精神をもっていても魂が腐っていては有害であるという見本のような書籍。というわけで星4つ。勉強になったが不愉快だった。
