洗脳経済 １５０年の呪縛

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投稿者：Ｍ　マサ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

最初に、アベノミックスの株価の上昇は、GPIFが日本株を買って起きているだけだと、記載されている、P172では、2014年のGDPは、マイナス1%だと。

日本の江戸時代からの徳川家や明治維新の薩摩藩や長州藩の武家社会の階級が日本にも有る、それが今の日本経団連だと、新規参入は難しい、また、日本の政治家が2世議員が多いことも、三菱や三井の財閥、森ビル、西武グループ、日本マクドナルを創業した藤田田氏、今でも、薩長藩勢力が影響している、その中で、上級公務員という支配階級に入り、痛烈の支配階級の利権を壊そうとした、古賀茂明氏は、その辺の影響が有るようだ、

現在のアメリカは、双子の赤字、経営収支、政府財政の二つの赤字が深刻なうえ、ゴールドの在庫不足である、しかも、金融市場や、原油、穀物等の商品市場をテコに、世界中の投機筋を呼び込み、ドルが国際決算通貨として、広がるが、ユーロ基軸が始まり、ドルの価値は、当初より下がり、大量のドルを刷り、投機資金として還流させるシステムが万が一崩れると、アメリカ経済の化けの皮がはがれ、アメリカは、単なる「世界の不良債権」に、投機資金がアメリカから引き上げられる危険性が高まっている。
アメリカが手っ取り早く、利用出来るカネは、日本国民が貯金をしている、銀行が、国債を購入したる国債。
そして、民営化にされた、郵便局の貯金が狙われている。この辺のカラクリは、必読あり。

日本の財政危機時に、宮澤喜一首相がアメリカの財務省証券を売りたいと、アメリカに打診をすると、アメリカサイドから、宣戦布告とみなす、また、橋本龍太郎首相も、同じような目にあい発言を撤回している。ここ数年、アメリカの財務省証券は、アメリカの発行する3分の一にあたる、30兆から40兆円を毎年購入している。財務省証券には、長期物が有り、長期保有残高は公表されていない。現在、400兆円程度の財務省証券を保有している。

郵政民営化に合わせ、導入された、新BIS規制を、アメリカの罠だと、この辺のも、読む価値は有るようだ。

実は、これから日本は、アメリカで起こった、サブプライムローンの仕掛け人達が、日本に本格上陸し、大量に国債という、不良債権を持たされた、日本の銀行と、証券会社は、世界の超巨大金融企業が入り込み、吸収合併され、弱者救済を演出し、このときは、不動産や、証券を融資しまくり、その先に、何が見えるか、警告をならしている。

最終章では、支配者達は、消費の次に、通貨統一を、押さえたいとIMF体制は、そこには、通貨発行利益を独占すること、支配者がコントロール出来ない国が、ヨーロッパ、中国、イスラム圏、ロシアは、記載されていない(私的感)、もう１つ、ITのテクノロジーを挙げ、支配者を脅かす可能性を挙げている、著者の発明している、システム「ベチユニット」も、紹介されている。

全体的には、ネガティブな内容だが、相変わらず、個性的著者の視点、彼しか書けない内容になっている。
全てを共感は出来ないが、時間が立てば、色々と解るかも知れない、
私などは、奴隷で、その中で、一生を楽しく過ごすだけだと、
確か、ベンジャミンの著書にも、ドルに変わる紙幣が、今までと違う、発想で世界を支配する可能性も有ると、また、郵便局が危ないと警告を、書いていた事を思いだした。どの様な社会になるか、裏社会を見ながら、監察するしかないかな？ 我々が幾ら考えても、大きな流れは、代わらないだろう！火傷を少し和らげる事位かな？ しょうもない世の中で生きている事に、気が付かされる著書です。 興味がある方は、読む価値は有ります。