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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/11/05
- 出版社: 烏有書林
- サイズ:20cm/413p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-904596-09-8
- 国内送料無料
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商品説明
異色の散文詩集「老薔薇園」を中心に、初期のきらびやかな耽美詩から、人間への愛情と絶望がない交ぜになった晩年の作品まで、生涯天邪鬼を通した反骨の詩人・金子光晴の詩業を一望する。【「TRC MARC」の商品解説】
【2023年5月現在、新本が定価(2,800円+税)で購入可能】
「園は廃れた。踏み入る小径もなくなつた。」(「廃園」より)
異色の散文詩集『老薔薇園』を中心に、反骨の詩人・金子光晴の詩業を一望する。
無一文で中国、東南アジア、ヨーロッパを放浪し、冷徹な目で日本を見つめ続けた金子光晴。代表作ともいえる詩「鮫」を発表後、軍国主義など日本の社会体制を批判する抵抗詩を書き継いだが、それらはお仕着せの思想信条などではなく、家族や近しい仲間を思う、ひりひりするような皮膚感覚から紡ぎ出されたものだった。
初期のきらびやかな耽美詩から、人間への愛情と絶望がない交ぜになった晩年の作品まで、生涯天邪鬼を通した金子光晴の詩業を一望する80篇を収録。
※七北数人氏を監修者に迎えた「シリーズ 日本語の醍醐味」は、“ハードカバーでゆったり、じっくり味わって読みたい日本文学”をコンセプトに、手に汗握るストーリーではなく、密度の濃い文章、描写力で読ませる作品、言葉自体の力を感じさせる作品を集成してゆきます。【商品解説】
目次
- ●序詩
- おっとせい
- ●詩・散文選Ⅰ
- 苔
- 柩
- 誘惑
- 二十五歳
- アルコール
- 大腐爛頌
著者紹介
金子 光晴
- 略歴
- 〈金子光晴〉1895〜1975年。愛知県生まれ。「人間の悲劇」で読売文学賞、「風流尸解記」で芸術選奨文部大臣賞受賞。他の著書に「こがね虫」など。
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