紙の本
考え方として
2015/12/29 23:00
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投稿者:しんしん - この投稿者のレビュー一覧を見る
2025年の国内環境は少子高齢化がさらに進みます。その中で、システムやロボット、人工知能の進化は二次関数的に飛躍する。その中で生き残っていくためのヒントが詰まってます。
紙の本
うーん。。。
2016/03/23 10:15
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投稿者:masa - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビジネスモデルというより、考えたを書いた本。
最後の方は哲学の概説みたいな話になり、いささか退屈でした。
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こういったイノベーションを起こす商品やサービスは、全く思いも寄らないところから突然登場するのが現代の特徴である。伝統的な業界や企業は、これまで認識していた競合とは全く違うところから現れてきた製品に、最初は驚くが、見て見ぬ振りをしながら「私たちの伝統がそんなに簡単に崩れるわけはない」とタカをくくる。しかし、怒涛のように広がる次世代製品の勢いに、うまい対応策をとることができず、多くの場合、業界の再編を指をくわえて見守ることしかできない。(p.31)
「企業が生産性を追い求めるのであれば、高い社会性を追求したほうが良い」
こう言うと、これまではCSR的な文脈で捉えられることが多くあった。
しかし、これからはちょっと違う。会社の表面的な見え方を良くするために、片手間で何か社会貢献をするということではなく、企業の存在意義をかけて、公益性を追求していく必要のある時代へと突入しよ
うとしているのだ。(p.64)
都市部では特にそうだが、隣近所の人とコミュニケーションをとる機会は少ない。隣に住む人よりも、遠くに住んで一度しか会ったことはない、Facebook上の友人の方が、自分のことを気にかけてくれたりするわけだ。Facebookの誕生日メッセージだけかもしれないが、同じマンションに住む名前も知らない隣人よりは、近い存在である。この人達こそが、21世紀の隣人だ。今、この新たな隣人同士がつながる中、新しい経済システムを構築するサービスが次々と登場している。(p.72)
マーケットシェアからマインドシェアへ。「あらゆる製品が、スマホのソーシャルゲームと対決をしている」というメッセージは、メタファーではなく、目を背けられない現実だ。
人が持つ24時間という有限性を奪い合う競争をしていることを端的に表しているわけだが、使用価値へ平等にアクセスできる時代になれば、競争はなおさら激しくなる。(p.104)
これから人類は「我思う、故に我有り」ではなく、「我コラボレーションする、故に我有り」というアイデンティティを持ち始める。
私たち人間は、ひとりでは生きていけない。そんな当たり前のことが、この社会の変化の中で、より鮮明に浮き彫りになっていく。あたかも体内の1つ1つの細胞のように、それぞれが細やかに相互連携する中で、何もかもが進んでいくのだ。(p.182)
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本棚の断捨離で、手放す前に読書メモ。
Future Center Communityと呼ぶプロブラムを運営していた頃に、参考にさせていただいた。
貨幣経済に加えて、贈与経済、共有経済、交換経済がハイブリッドする過程で、新しいビジネスモデルの必然が高まるとして、物流の再構築モデルが進んだり、サプライチェーンモデルが新しくなり、計7つのビジネスモデルが隆盛を極めると主張。
7つの新ビジネスモデルを実践する多くの実在企業名が登場する。説得力のあるリサーチであり、引用するビジネス理論も参考になるものが多い印象だった(例として、ギャンブル化する経済(従来のイノベーター、ファーストアダプターという正規分布モデルが、トライアルユーザーから一気にユーザーが爆発的に増加するバーストマジョリティというモデルへ)は説得力を持つ)。
エピローグによれば、著者の長沼氏は子供時代に父親の会社が破綻した経験を持つという。強烈な無力感を克服するために、若い日から経済社会について考えてきたという。その原体験が、知の探求力と好奇心を支えているのだろう、と感じられた、知の格闘家らしい著書だった。
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big bang disruption。従来、イノベーター、アーリーアダプター、アーリーマジョリティ、レイトマジョリティ、ラガードの順で市場展開していたが、昨今はイノベーターからバーストマジョリティを経てすぐに衰退する経済構造になってきている。
ライフサイクルが短くなっている。
取引コストを減らす動き。舞台が企業から個人に移りゆくに従い、企業の存在価値は変化する。個人ではなし得ないような社会的価値への取り組み、災害対策も含めて、あり方を検討する必要がある。
スワップコマース。超高度情報化社会においては、逆に旧時代的な人と人とのつながり、貨幣を用いない文化へと、ある意味逆行する。世界レベルで、時計と自転車を、顔と顔をつきあわせて交換することが可能になる。
パラレルキャリアをもつ世界。
3Dデータを送信して、流通コストをゼロに。
クローズドであった情報をオープンにすることで、価値を生み出す。
プラットフォームオンプラットフォームを目指す。
ftfからオンラインへと仕事の場が移動するにつれて、オンラインでのディレクション能力が求められる。
ボットソーシングでこなせるものは利用する。
だが、最終的に「歴史がどのような方向に進むかは、私たちの選択によって決まる」
人々のもつ信念、価値観、夢から。
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1.新しいフレームワーク
・商品ライフサイクルはさらに短く
2.人に話すときのネタ
①取引コストゼロの世界が目の前に
3.第二のタイトル エピソード×アクション
ビジネスモデルのパラダイムシフト
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この地球には人間が生きていくのに必要なものはあるが、貪欲を満たすほどはない。
商品寿命が短くなり、ビジネスがギャンブル化する。
コストゼロ社会、共有経済。
需要供給曲線が働かない。
時間銀行
公務員人気からベーシックインカムへ。食べるために働く、が無意味になっていく。
利益ではなく影響力を求める。従業員はクラウドソーシング、標準型でなく個別化、オンデマンドとクラウドシッピング、所有ではなく共有、マーケットシェアよりマインドシェア、買わせる、より好きにさせる。クローズドカンパニーではなくオープンプラットフォーム。
ロボットの継続課金システム
知的財産の保護ではなく、オープンにする。
レンタルシステムで借りることで十分なもの。
普及のカギはシンプルなこと。お菓子全般ではなくチョコチップケーキに特化する、など。
自分の自動車を自分で組み立てる。
家具を自分でつくる。注文住宅の設計図を売る。
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読んでみてバーストマジョリティーや取引コストゼロなど実際に起きてながら自身で整理できていなかった概念などが整理されました。
「そんなサービスあったんだ!」という今まさに勃興してきている新しいビジネスモデルの紹介も多かったため、entreに参加される方などはぜひ読んでおくことをオススメします。
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コストゼロ社会。この言葉を最初に聞いた時、自分の仕事は失くならないだろうかと一抹の不安を覚えました。ライドシェアリングサービスのLYFTの登場はタクシー会社にとっては驚異だと思うし、Airbnbの存在は旅行業界にとっては驚異だと思う。シェアすることにより限りなくゼロに近い料金で消費者はこれらを手に入れることができる。一方の働く側にとってはインフラを作るか、エンドユーザーとして存在するかのふたつの姿が浮き彫りになってくる気がします。
ロボットと人間の共存も、ひとのアイデンティティが脅かされないか言う心配と、介護など人手不足の業界の希望といったふたつの未来があり、興味深く読むことが出来ました。
もっとアンテナを高くしていないと、どんどんと取り残されていきそう。
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現代産業のキーワード(ロボット、サプスクリプション、クラウドソーシング等)とその例が示されている本。
よく言われている社会の変化を綺麗にまとめただけという感じ。
著者はこのブログ主
http://social-design-net.com
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『今、経済は、新たなパラダイムの入り口にある。その経済は、収入にかかわらず生活水準を上げていける社会であり、貨幣経済に、共有経済、物々交換経済、贈与経済などが高度に融合していく世界である。
それは、誰もが安心感を持って、価値創造に挑戦していける社会へと進化することを意味する。』
よくありがちな未来予想本とは違って面白い。
人間が人間らしく持続する社会で働き・生活し続けていくにはどうしたらいいのか。そんなことを考えながら書いているところが面白い。
貨幣経済から、共有、物々交換、贈与経済に移行していく革命的な潮流とか、あっち系の思想も入っているかもしれないと思ってしまう。
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技術の驚異的進化によってビジネスモデルが、
変わっていくということか。
もう少し深掘りしてほしかった。
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2025年の意図は分からなかったが、たくさんのテクノロジーの説明があった。知識が足りないため、勉強して再読の必要あり
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近未来は、取引コストが限りなくゼロに近づいていく。
e.g.私服を買いたい場合、
・何を買うかの検討コスト
・モノを買いに行く為の移動コスト
・決済コスト
・返品コスト
などのコストは限りなくゼロに。
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「取引コストがゼロに近づくから、組織、サービス、モノ作りまでオープン化されていく」というのが主張の骨子。
思ったことは
①それでもローカルのビジネスは残るはず。なぜなら、取引コストが厳密にはゼロにならないから。
②ホワイトカラーの労働のメインは決めることと人を動かすことになる。その職種の知識+プロセス設計+ビジョンを伝える力。