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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/11/19
- 出版社: 講談社
- サイズ:20cm/254p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-06-219824-0
紙の本
世にも奇妙な君物語
著者 朝井 リョウ (著)
いくら流行っているからといって、経済的にも精神的にも自立した大人が、なぜ一緒に住むのか(第1話「シェアハウさない」)。その人がどれだけ「リア充」であるかを評価する、「コミ...
世にも奇妙な君物語
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商品説明
いくら流行っているからといって、経済的にも精神的にも自立した大人が、なぜ一緒に住むのか(第1話「シェアハウさない」)。その人がどれだけ「リア充」であるかを評価する、「コミュニケーション能力促進法」が施行された世界。知子のもとに、一枚の葉書が届く(第2話「リア充裁判」)。親のクレームにより、幼稚園内で、立っている金次郎像が座っているものに変えられた!(第3話「立て!金次郎」)。…そしてすべての謎は、第5話「脇役バトルロワイアル」に集約される。【「BOOK」データベースの商品解説】
「コミュニケーション能力促進法」が施行された世界。知子のもとに1枚の葉書が届く…。テレビドラマ「世にも奇妙な物語」のファンである著者が、映像化を夢見て描いた5編を収録。『小説現代』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
今年二十五周年を迎えたテレビドラマ、「世にも奇妙な物語」の大ファンである、直木賞作家・朝井リョウ。映像化を夢見て、「世にも奇妙な物語」のために勝手に原作を書き下ろした短編、五編を収録。
1 シェアハウさない
2 リア充裁判
3 立て! 金次郎
4 13.5文字しか集中して読めな
5 脇役バトルロワイアル【商品解説】
目次
- 1 シェアハウさない
- 2 リア充裁判
- 3 立て! 金次郎
- 4 13.5文字しか集中して読めな
- 5 脇役バトルロワイアル
収録作品一覧
シェアハウさない | 5−62 | |
---|---|---|
リア充裁判 | 63−100 | |
立て!金次郎 | 101−153 |
著者紹介
朝井 リョウ
- 略歴
- 〈朝井リョウ〉1989年生まれ。岐阜県出身。「桐島、部活やめるってよ」で小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。「何者」で直木賞、「世界地図の下書き」で坪田譲治文学賞を受賞。
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電子書籍
仕掛け満載!
2016/03/24 13:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
本当に「世にも奇妙な物語」の原作のよう。というのもそのはず、実際に番組プロデューサーからの提案を受けての書き下ろしとのこと。
映像化はまだ先になるとのことだけど、最終話の「脇役バトルロワイヤル」がどんな事になるのか、今から楽しみであるw
実名に限りなく近い俳優・女優がずらり登場。脇役とはなんたるか、主役とはなんたるかを語りながら主役を目指し、型破りなオーディションに参加する事になるが…。
どの話もゾクッとした怖さがありつつ、ユーモアと社会風刺もあり、そうか、「世にも奇妙な物語」のコンセプトって、こういう事だったんだ、と改めて気づかされる。
それにしても、才能とは恐ろしいもので、若いのになんとも器用な作家さんだなあ、と感心させられた。
紙の本
後味がいかにも。
2016/11/16 20:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルロール前もきちんと作品の一部になっている、まさに文字で読む「世にも奇妙な物語」。
おもしろいけど、クセがあるので読後に戸惑いを感じてしまう。
他の作品が映像化されなくても、最後の一篇だけは映像化希望。
紙の本
「只者」ではない
2016/01/25 14:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編5作。連作ではないが微妙にリンクする。「立て!金次郎」が出色。泣き笑いを久々に体験した。オチが素晴らしい。若くして直木賞を獲っただけに「只者」ではない。「シェアハウさない」も、ラストに戦慄があって良い。「脇役バトルロワイアル」も茶目っ気が盛り込まれていて、なかなか。
紙の本
怖かった、、
2015/11/22 16:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はる - この投稿者のレビュー一覧を見る
日経のコラムでリア充裁判に触れられているのを見て、読んでみました。第一話、ほんとにホラー小説だったのは想定外。でも面白くて一気に読んでしまいました。怖い、と思いつつ、コミュニケーションについて考えさせられました。
紙の本
中学生にはうけるらしい。
2017/12/25 22:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る
世にも奇妙な物語というTV番組をご存知ですか。
わたしは数回見たことがあります。あの独特の雰囲気を
見事に再現した短編集です。
ですので、好き嫌いがはっきり分かれるんでしょうねー
ある意味とてもよくできた作品ですので。
朝井リョウさんといえば、ひりつくような自意識や他人との
距離感を描き、若者の鋭敏さを捉えているところが魅力です。
この作品は、そんな従来の特徴とはまるで違います。
追いかける対象の作家さんなので、そのことを伝えられただけでも
この書評を書いた甲斐があります。
内容を紹介します。五編の短編集です。
物語が展開していき、かなり意外な視点から結末が
切って落とされるスタイルです。
たしかに伏線はあるものの、それってどうなのよという感じに
なります。中学生の意見では、言葉は悪いですが
悪趣味であるとのこと。的を得ています。
さらに、そういった部分が中学生にうけるので、
TVの世にも奇妙な物語が学校では話題になるそうです。
だから、悪趣味だけど面白いと言っていました。
わたしが気に入ったのは三話目です。
「立て! 金次郎」というお話です。
幼稚園の熱血体育会系先生です。理想に燃え、単純を
絵に描いたいい奴です。ところが最近、PTAの評判が悪いのです。
二カ月ほど前から、学年主任の須永のところにクレームがくるように
なりました。金次郎はめげずにいろいろ考えますが、
須永の指導は陰湿になるばかり。
それでもとうとうやり遂げるという成長スタイルにまとまっていて、
読むとすっきりします。すっきりするはずなんです。しかしまあ。
朝井リョウさんは腕を上げていますね。
あえて凡作の作りにしておいて、最後にざっくり切りました。
方向性の好き嫌いはありますが、作風の幅が広がったことは
間違いないでしょう。
次は、もう少し趣味の合う作品が出てくるといいなと思いました。
まあ、勝手な希望ではありますが。
紙の本
そんなに奇妙じゃないけど…
2018/07/17 11:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったです!どの短編もラストが印象的ですね。短編の順番からひと言ですますなら、ほう!、ふむ!、なぬ!、怖っ!、やっぱりね!という感じの印象かな。(あくまでも個人的な見解ですので、ツッコまれると泣きます)『世にも奇妙な物語』を好きな方、あるいは1度でも見ている方は、脳内で映像が浮かぶと思いますので、サクサク面白く読めると思いますね。どの短編も良かったですが、個人的には、『13.5文字しか集中して読めな』が、ラストシーンが衝撃的で好きかな。
電子書籍
つまらない
2021/08/07 16:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なな - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビの世にも奇妙な物語みたいなストーリーを期待して読んだのですが、文章の構成がワクワクできず、1話目でもう眠くなりました。