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投稿者:紀伊国屋梵天丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
IoT(Internet of Things)を「モノのインターネット」と邦訳することを誤りとして、「もの」+「こと」で「モノゴトのインターネット」と理解するべきと指摘しているところは当に正鵠を得ている。
かつて、モノづくりが得意とされた日本がIoTの登場で、モノは「非言語」だから、我々の活躍の場が再びやってきたと考えるのは当然、早計だ。本書の指摘の通り繋がりあったモノの裏側に仕掛けられた仕組みや支配がIoT革命の本質なのであろう。
しかし、静観はしていられない覇権を握る積もりが無いなら早いうちに棲む場所を確保するように動かなければ、予定通り弾き飛ばされる。既存の企業の動きが鈍い中で志ある若い人々がスタートアップとして挑戦している様は心強いに尽きる。
旬の本なので、読むなら今しかない。
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現在のモノづくりにおける変化:それはモノが売れる、物が作れる、モノゴトで稼ぐの三段階に集約される
モノはデザインと機能という非言語で出来ているのでグローバルとなりえる
マニュアル化されていない経験知や暗黙知の共有を促すのがメイカーズの集まる場が存在する意義
モジュールとそこに搭載されているSOCの2つがモノが簡単に作れる現在の状況を生み出した
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かつての家電が陥ってしまった罠は、性能や仕様といったスペックにたよってしまったこと
DDM.make Store
UPQ
モジュール型、インテグラル型(すり合わせ型)
雪花 secca
電子義肢 イクシー exiii
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ちょっと古い本なのですが、DMMの馬主バヌーシのサービスより将来的にはDMM maker Akiba の方が収益性も社会貢献度も高いような…主観です。
IOTを本気でビジネス化する方にオススメです
面白かったです。
気になる点が、2点
リコール問題で負債を抱えないか?
┗エアバッグのタカタみたいな?!
と
セキュリティについて
ブロックチェーンで誰がどの工程を実施したか管理すれば
内部セキュリティのリスクは排除出来ますが
外的セキュリティのリスクの派生でリコールに発展しないか?等々の書き込みが無かったのが気になりました。DMMメーカーアキバが担保してくれれば文句無しの最強のプラットフォーム!
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モノが売れる&モノが作れる⇒モノゴトで稼ぐ
いまのものづくりに何が起きているのか、非常に分かりやすく説明してくれる。
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Kindleで積読していた小笠原さんの本。
メーカーがIoTの進むべき道を示唆してくれる有益な一書。
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ここのところ、4日連続ストップ高のさくらインターネット創業者の本(1単位だけど、株買っててよかった)。
といっても、メインはさくらインターネットに関する話ではなく、クラウドファンディングや3DプリンターやIoTといった、メイカーズについての本。著者は、DMM.makeのプロデューサーを務めたらしい。
初めて知る話がいろいろあって面白かった。新しいクーラーボックスをクラウドファンディングで資金を集めたら、1328万5226ドルも集まったとか。いったい、何人の人が資金提供したのだろうか。
後、セレボのリスナーとかいう、乳児の泣き声から感情を認識してLEDの光で変化する装置とか。ただ、これは6万3000ドルを超える申し出があったそうだけど、運営側から規約に抵触しているという通達があって、プロジェクトを停止させられたんだとか。そういうこともあるんだなぁ。
後、名前はよく聞くオキュラスリフトがいまだに製品を出荷してないと書いてあって驚いた。そんなに出荷に時間がかかるなら、その間に模倣されそうなもんだけど(クラウドファンディングで反響が大きいことは解ってるんだし)。
それと、ネコの顔を認識できる自動給餌器なんてものがあるらしいのだけど、まず何よりネコの顔が認識できるということに驚いた。これって、同じ種類のネコでも区別できるということなのだろうか?
後、すっごい気になったのがGateboxというキャラクターコミュニケーションロボット。ホロプロジェクションの技術を使って一緒に暮らせるらしい。調べてみたら、株式会社ウィンクルというとこの製品らしい(サイトを見たら、coming soonとなっていた)。今後の動向がきになる。
ところで、「回転率を下げれば利益が上がる」ということを実証したという話に驚いた。にわかには信じがたい。もともと、客があまりいない店なだけじゃないのかと。
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ものづくりのビジネスとテクノロジーは、クラウドファウンディング、3Dプリンタ、モジュール化など大きく変わっているとして著者自ら立ち上げたDMM..make AKIBAでの実例に海外の事例も織り交ぜて解説、そしてIOTは単にモノがインターネットで繋がってスマートになるではなく、ことづくり(サービス)を指向せよと激を飛ばすホットな一冊です。著者があの六本木AWABARの経営者だったとは驚き、また、そこでのセンサーを使った客の滞在時間や笑顔と売り上げの相関などのIoTの実例ははとても興味深かった。
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DMM.makeの総合プロデューサーであり、さくらインターネットの共同ファウンダーである著者が、DMM.makeでの経験も踏まえて、モノづくりとIoTの世界を網羅的に解説した良書。
ここでのポイントはモノづくりとIoTの世界を、「売れる」・「作れる」・「モノゴトで稼ぐ」の3つの位相でシンプルに表現している点にある。3Dプリンターのようなモノづくりのテクニカルな位相から考えるのではなく、それがニッチなニーズに対しても少量から製造可能になることで「売れる」ということこそ重要な変化であるという点は、本質的であるが、気づきにくい重要な点だと感じた。また、人々がお金を払いたくなるのは、モノ単体の機能的な価値に対してではなく、IoTで実現できる「体験」に対してであるというような「モノゴトで稼ぐ」ビジネスモデルの解説もわかりやすい。さくっと読める良書。
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著者がなぜIoTにこだわるのか。それはモノづくりを3つの世代に分けてる点で理解できる。すなわち、従来の「企業によるモノづくり」の第1世代。モジュールと組合せによって可能になった「個人によるモノづくり」の第2世代。そして、モノをつくって「つながる」第3世代。これこそ「モノゴト化」と定義したIoTによって実現可能となる。メイカーズのトレンドを体系的に理解できるのも嬉しい。「グローバルニッチ」や「シェアファクトリー」の考え方は、第3世代に対する企業あるいは組織としての在り方のヒントにもなりそう。
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「機械との競争」ではないが、結局汎用的な家電製品についてはモノづくりに人間の力が要らなくなってきたということかも。人間が関与するなら創造性が必要で、そういった製品はマスプロダクトには向かないよということ。
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3Dプリンターの出現の何がすごいのか良くわかっていなかったのだが、モノづくりが容易になるというより、モノづくり→稼ぐことが容易になるという点がとても興味深かった。試作品作りのスピードが早くなることでより早く良い商品開発が出来、さらにクラウドファンディングを使えば魅力ある商品を人々に知らしめ稼げるチャンスができる。モノづくりやビジネスのあり方そのものが大きく変化していく予感が感じられる本だった。
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最近話題のIoTを知るのにとっかかりとなる本。
それほど長くないのでさくっと読めます。
DMM make.AKIBAに行きたくなる。
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・DMM.make AKIBA 行ってみたい!出張等で行った時には是非!! (多数の会社が入ってる通常の仕事場なので突然行って見れるか否かは不明)
・居酒屋でのIoTとして笑顔の数を自動カウントしてそれをKPIに利用。いいねいいね。
・Arduino+人感センサを玄関に置いて天気情報知らせるかな、防犯目的に変な時間には警告することもできるし。
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メイカーズの定義を
新しいチャレンジ(急成長を)する企業。製品化のスピードが早い。ITとインターネットをPCやスマホに閉じ込めることなく、ディスプレイの外にある、あらゆるモノに持ち込むこと。
スローガンは「ブレイク・ザ・ディスプレイ」。
クラウドファンディング、非言語、グローバルニッチでモノが売れる。
例として、クーレストクーラー、セレボのリスナー、ルンバ、VRのオキュラリフトなど。
製品化を早めるためのモジュール化、セットアップ、3Dプリンターで早く作れるようになった。
スマート化、インダストリー4.0、IOTによるモノサービスで稼ぐ。