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紙の本
破天の剣 (ハルキ文庫 時代小説文庫)
著者 天野 純希 (著)
群雄割拠の戦国時代、九州は薩摩の戦国大名・島津貴久の四男として生まれた家久は、若年の頃より「軍法戦術に妙を得たり」と評されるほどの戦巧者であった。だが兄弟の中で家久だけが...
破天の剣 (ハルキ文庫 時代小説文庫)
破天の剣
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商品説明
群雄割拠の戦国時代、九州は薩摩の戦国大名・島津貴久の四男として生まれた家久は、若年の頃より「軍法戦術に妙を得たり」と評されるほどの戦巧者であった。だが兄弟の中で家久だけが母親の違う出自の為に深い懊脳を抱えていた。家久はその思いを払拭するかのように大友宗麟、龍造寺隆信といった九州の名だたる大名と奮戦を繰り広げ、島津の九州統一の夢に奔命する。しかし、天下人・豊臣秀吉とその弟・秀長が率いる大軍が島津家の前に立ちはだかる―。島津家の知将・島津家久の波乱に満ちた生涯を描く、第十九回中山義秀文学賞受賞作、待望の文庫化!!【「BOOK」データベースの商品解説】
【中山義秀文学賞(第19回)】薩摩の戦国大名・島津貴久の四男として生まれた家久は「軍法戦術に妙を得たり」と評価されるほどの戦巧者だった。家久は島津の九州統一の夢に奔命するが、豊臣秀吉と弟秀長が率いる大軍がその前に立ち塞がり…。【「TRC MARC」の商品解説】
群雄割拠の戦国時代、九州は薩摩の戦国大名・島津貴久の四男として生まれた家久は、若年の頃より「軍法戦術に妙を得たり」と評されるほどの戦巧者であった。だが兄弟の中で家久だけが母親の違う出自の為に深い懊悩を抱えていた。家久はその思いを払拭するかのように大友宗麟、竜造寺隆信といった九州の名だたる大名と奮戦を繰り広げ、島津の九州統一の夢に奔命する。しかし、天下人・豊臣秀吉とその弟秀長が率いる大軍が島津家の前に立ちはだかる―。【本の内容】
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九州平定の夢やいかに
2021/05/06 20:10
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投稿者:想井兼人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦国時代、南九州の覇者島津家は義久、義弘、歳久、家久の4兄弟に支えられていた。
本書はこのなかで末弟である家久を主人公に据えた歴史小説だ。
初陣以降、島津の戦で突出した働きを示してきた家久。
彼には戦の勝機を嗅ぎ取る才能が宿るだけではなく、緻密な分析能力とそれを支える行動力があった。
戦地の地形を丹念に調べ上げ兵の配置を練り上げ、さらに相手の敗走の経路まで見抜いてしまう。
島津の危機を救ってきた家久は、秀吉の九州平定に際してもとてつもない戦略を練って待ち構えていた。
これが実現していたら・・・
一気読みの歴史小説だった。