紙の本
抜群に面白い
2021/05/28 23:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コアラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
抜群に面白い。残念なのは写真がモノクロなこと。これでは絵画のよさが伝わらない。ダイヤモンド社のけち臭さが伝わってくる。内容はおもしろい。こやまさんという的確なボケ役を得て山田先生のツッコミが生きている。Youtubeの「大人の教養講座」からはいったものとしては嬉しい。別に「ヘンタイ」と銘打たなくても芸術家はみんなそれなりに奇妙な人々なのだから,そのままで「みんないい」。
紙の本
やっぱり面白い
2022/12/11 00:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:向日性の未来派娘 - この投稿者のレビュー一覧を見る
西洋画の技術や背景、その時代の特徴、画家のエピソードなどが楽しく覚えられて面白かった。
所々の現代的な言葉に置き換えた喩えが秀逸で理解しやすくて良かったです。
電子書籍
雑学として
2017/10/22 07:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Uni - この投稿者のレビュー一覧を見る
対話形式なので、かなり軽いですが、最低限の知識が得られますし、分かりやすいです。見方を変えた鑑賞ができるのですが、全く新しい知識とかは期待しなければ、おもしろく読めます。
紙の本
ヘンタイ美術館
2016/01/30 09:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hoku - この投稿者のレビュー一覧を見る
五郎さんの豆知識とピリ辛コメントがなかなかツボに入る本でした。一つの章に複数人の画家について書かれていて、それぞれの時代どんな風に関わりがあったのかが面白くわかりました。確かに無いよう量はそれぞれの伝記に比べ劣りますが、一部分(ヘンタイ)については濃かったです。
投稿元:
レビューを見る
最高に面白かった!山田五郎さんだから間違いないというのもあるし、こやま淳子さんとの掛け合いも素晴らしい。
ヘンタイという視点からではあるけれど、すごくまじめな内容。それぞれの絵を違った角度で見られてますます楽しくなった。
一番納得できたくだりは「なぜイタリアにヘンタイが少ないかっていうとエロを日常的かつ陽気に小出しにしちゃってるから」激しく同意。
だからってイタリアのエロ本がつまらないかどうかは、読むこともないのでわかりません。
他の画家で、第2弾も出してほしいわ。
投稿元:
レビューを見る
常々、山田五郎氏は楽しい方だと思っていたけど、氏の経歴を見てまずびっくり^^; そして軽妙で分かりやすい解説に感心しっぱなしでした。高校生の時に美術はとってたけど”美術史”なんてほとんど忘れてるし、さらに画家同士の繋がりやら深ーい裏話までは知らなかったので、ホンマに面白かった!こういうのはTVじゃ無理だな~(笑) ぜひ続編を出して欲しいですね~。そして、「マッパ+1」には激しく同意いたします!
投稿元:
レビューを見る
[図書館]
読了:2016/1/30
面白い。ただちょっと表面的かなー、と思う。
「マッパ+1」にわろた。
『毛皮をまとったエレーヌ・フールマン』のところで。
アングルの新古典主義は杖持って椅子に座って動きがない。ドラクロワのロマン主義は、「ヤコブと天使の闘い」のように躍動感、「動きがある」。
クールベの「世界の起源」は気持ち悪いです。アートとかじゃないわアレは…。
マネの最初の女性(のちの妻)が父親の愛人だったためにこじらせてしまいベルト・モリゾに行きたくてもいけなかった、エヴァ・ゴンザレスを弟子にしちゃうとかトンチンカンな行動に出た、という説はなかなか面白かった。
「講義(読書)」に8年後に書き足されたレオンの姿、ドガに進呈された絵から妻の顔部分だけを切り取った、そこからこれだけ19世紀的、文学的な物語が想像できるとは…。
モネの「睡蓮」連作は妻に対する罪悪感と贖罪、鎮魂の写経だった説も面白い。睡蓮は極楽浄土の花だと、モネは知ってたのかな…。
ドガはもともと好きじゃなかった(踊り子をモノとしてしか見ていない)が、自画像から感じられるヤバさによってさらに苦手になった。
彫刻の話は知らなかったので、おしなべて女を自分の欲望を実現させるための装置としてしか見ていないことがよく分かって気持ち悪かったー。
投稿元:
レビューを見る
カラヴァッジョ見に行こうって決めたので、個人的に美術書フェア中となっております。
なるほどね『ヘンタイ』という切り口にすると、同時代同派の画家でも、差異化しやすいんだわね。面白いなあ(笑)
この本でのヘンタイは『フェチ』に近いかな?
投稿元:
レビューを見る
切り口が面白くて1回に同時代を代表する3人に絞って解説してくれるおかげで抽象度が上がってわかりやすい!
投稿元:
レビューを見る
美術品を独自の観点で読み解くのが楽しい。惜しむらくは、説明に出てくる絵画がモノクロだったこと。お金の問題なんだろうけど、全部カラーで見たかった。
投稿元:
レビューを見る
タイトルで読むのをやめようかと思ったけど
ぱらぱらとめくると先日見てきたカラヴァッジオの名前が
あったので 読んでみました。
ヘンタイというタイトルですが
普通に思ってる 変態とは 違うニュアンスのようでした。
すごくこだわってる人とか 陰湿?な人とか
巨匠と呼ばれる人たちですので
かなり 奔放な生き方をしていたようです。
勿論苦労も多かったでしょうけど
でも 自分自身の 心に正直に生きた人達ですね。
あ、、そうでもない人もいました。
性的に鬱屈したゆえに 背中とか足とか はげおやじなどを
絵の中に入れて 欲求不満を解消?!していたと
解釈されていたりして。
ひょえ~~~って いう内容でした。
大好きなモネの事も載っていて、
なぜ 睡蓮を何百枚も描いたのか・・・
こういう話を知っておけば
美術館へ行っても楽しいでしょうね~~~
肩の凝らない本でした。
投稿元:
レビューを見る
タイトルにちょっとびっくりしますが、
よくわかったし、面白かったことは間違いない。
芸術に明るくない私もとても楽しく読んだ。
ネットもテレビも写真もない時代、
彼らはアイドルだしヒーローだしオタクだし。
情報が少ない分、やりたい放題かよ!てところも。
ダヴィンチが一発屋とかねぇ。面白い。
でも、「ヘンタイ」っていうよりは「変人」って感じかなぁ。
モネの睡蓮が200枚もあるとか。
200枚描いたんだぁってかんじですなぁ。
ドガのバレリーナの絵は好きだなぁとずっと思ってたけど、
そうだな、足だな足。
ドガと同じく(山田氏の解釈)、足が好き。
私もバレリーナの足が好き、足首から下が一番好き。
最強に好きなのはバレリーナの裸足の足。
あー、ヘンタイですね、ハイ。
投稿元:
レビューを見る
面白い。笑 山田五郎さんのYouTubeチャンネルのスクリプトを見ている感じで楽しめる。そして、あとがきの山田五郎さんの言葉がまた良かった。
「本来は自分ではどうにもできない病理である変態を、興味本位の「プレイ」感覚で語るのは、本物に失礼ではないかと思い、変態美術館と言う企画紅当初反対していました。」
なんだかハッとさせられる。
投稿元:
レビューを見る
いや、面白すぎでしょ、山田五郎さんの話。
氏の『知識ゼロからの西洋絵画史入門』は私の愛読書の1つのため、面白くないわけがないと思ってこちらの本を入手してみましたが、当然期待に違わない内容(コピーライターのこやま淳子さんとのトーク対談がベース)でした。
投稿元:
レビューを見る
各々の芸術家、またここに名が挙がりつつも解説されることのなかった芸術家についてもっと掘り下げたくなる。
美術の門戸を開く良著。