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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年(文春文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 234件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2015/12/04
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/421p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-790503-3
文庫

紙の本

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (文春文庫)

著者 村上 春樹 (著)

多崎つくるは鉄道の駅をつくっている。名古屋での高校時代、四人の男女の親友と完璧な調和を成す関係を結んでいたが、大学時代のある日突然、四人から絶縁を申し渡された。理由も告げ...

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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (文春文庫)

788(税込)

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

780 (税込)

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

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商品説明

多崎つくるは鉄道の駅をつくっている。名古屋での高校時代、四人の男女の親友と完璧な調和を成す関係を結んでいたが、大学時代のある日突然、四人から絶縁を申し渡された。理由も告げられずに。死の淵を一時さ迷い、漂うように生きてきたつくるは、新しい年上の恋人・沙羅に促され、あの時何が起きたのか探り始めるのだった。【「BOOK」データベースの商品解説】

鉄道の駅をつくっている、多崎つくるは、親友4人から理由も告げられず、突然絶縁された過去をもつ。死の淵を一時さ迷い、漂うように生きてきたつくるは、恋人に促され、あの時何が起きたのか探り始める。【「TRC MARC」の商品解説】

多崎つくる鉄道の駅をつくるのが仕事。名古屋での高校時代、四人の男女の親友と完璧な調和を成す関係を結んでいたが、大学時代のある日突然、四人から絶縁を申し渡された。
何の理由も告げられずに――。
死の淵を一時さ迷い、漂うように生きてきたつくるは、新しい年上の恋人・沙羅に促され、あの時なにが起きたのか探り始めるのだった。
全米第一位にも輝いたベストセラー!【商品解説】

多崎つくるは親友4人から理由も告げられず、突然絶縁された過去をもつ。恋人に促され、真相を探るべく一歩を踏み出すが——。【本の内容】

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みんなのレビュー234件

みんなの評価3.8

評価内訳

電子書籍

戻ることのできない過去

2016/08/28 05:44

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:プロビデンス - この投稿者のレビュー一覧を見る

十代後半の心の傷。何があったのか、自分の知らないところで自分の悲劇が進行し、何かおかしいと気づいた時には、もう遅すぎる。そしていくつかの謎はやはりわからないまま。失われたものは取り戻せない、それでも生きていかなければいけないという寂しさ。

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紙の本

さらば、ふるさと

2016/04/03 17:57

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:saihikarunogo - この投稿者のレビュー一覧を見る

『ねじまき鳥クロニクル』を読めばロッシーニの『泥棒かささぎ』を、『1Q84』を読めばヤナーチェクの『シンフォニエッタ』を、さらに、村上春樹の訳したレイモンド=チャンドラーの『リトル・シスター』を読めばレオンカヴァッロの『パリアッチ』を聴きたくなるように、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読むと、リストの『巡礼の年』を聴きたくなった。

で、『巡礼の年 第一年 スイス S160 8 郷愁 ル・マル・デュ・ペイ』を聴いてみると、ほんとうに、小説にぴったりな感じがする。この曲を弾いていた「ゆずき」の、高校時代から30歳になるまでの人生に、思いを致さないではいられない。言っても詮無いことだけれど、彼女が望んだように、獣医の道に進めば、違った人生が開けていたんじゃないか、と思う。みんなが、彼女は音楽のほうが似合っている、白雪姫みたいな美しくて優しい娘だから、と思って反対したのは、まちがっていた。30歳になった時、彼女の生命の輝きは既に失われていたという。彼女は20歳の時にたいへんな悲劇に襲われて、それが多崎つくるにも、死の淵を覗くほどの苦しみを与えることになった。

>「航行している船のデッキから夜の海に、突然一人で放り出された」

>「デッキの明かりがどんどん遠ざかっていくのを眺めている。船上の誰も船客も船員も、僕が海に落ちたことを知らない」

でも、とにかく、つくるは、夜の海を泳ぎ切った。

36歳のつくるがたどりついた、フィンランドの夏の森と湖畔の別荘もまた、この曲に合う。そこに到ってやっと、ほんとうは何が起こったのかを語り合い、抱き合うことができた、つくるとえりにも、この曲は合う。

仲の良かった高校生のグループ、男3人、女2人。彼らは夏休みの課題のボランティア活動で知り合い、卒業までボランティアを続けた。子供たちのためにピアノを贈るという目標を立て、実現できたのは、ゆずきの意思に、みんなが協力したからだ。ゆずきは、けがしている犬や猫を助けずにはおれない性格だった。ピアノを演奏することよりも、子供にピアノを教えることのほうに才能があった。

それでも、えりや、よしおは、自分の進学先や就職先が向いていないとわかってから、方向転換に成功しているではないか? なぜ、ゆずきにはそれができなかったのか? 結局、弱かったから、何をやってもどこかでつまずいて、輝きを失ってしまったのではないか?そうだとしても、私自身、進学先が向いていないとわかってからうまく立ち直れなかった過去があるから、ゆずきのことが、とても身につまされる。

故郷というのは、山だの川だの街だのという空間じゃなくて、誰かと心をへだてなく分け合った時間のことなのかもしれない。つくるが、よしおの現在の職場を訪ねていくくだりは、ちょっとおもしろかった。応接室の家具や壁に掛けられた絵、受付の女性、よしおのいる個室の家具など、細かく描写するのは、チャンドラーそっくりだ。だが、マーロウの物語は、ちゃんと結末が付くが、多崎つくるの物語は、中途半端に終わる。愛する人を手に入れることができるのか、できないのか。

>「彼は心を静め、目を閉じて眠りについた。意識の最後尾の明かりが、遠ざかっていく最終の特急列車のように、徐々にスピードを増しながら小さくなり、夜の奥に吸い込まれて消えた。あとには白樺の木立を抜ける風の音だけが残った」

いくら、つくるが、駅をつくる仕事が好きだからって、ねえ。駅で寝るのが好きなわけじゃないだろうに。それでも、『郷愁 ル・マル・デュ・ペイ』にふさわしい終わり方ではある。

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紙の本

…すごい

2016/01/12 17:11

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しゅーくりーむ - この投稿者のレビュー一覧を見る

一人だけ、色彩をもたない。他の彼らは、色を持っている。
村上春樹さんの作品は、考えさせられます。
また、何度も読みたいと、惹かれていきます。

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紙の本

モヤモヤするけど何かいい

2018/06/05 13:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

再読したくて文庫本を購入。絶縁された4人の親友に時を経て会う話!面白いんだけど、何故かモヤモヤ感があるんだよね。まだ書き続けらるんでないかいとか…。今の彼女とどうなっていくとか…うーん、気になるw「休暇と友だちは、人生においてもっとも素晴らしい二つのものだ」は、自分の中では名言wいつかまた絶対に再読すると思う。

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紙の本

人気作

2017/03/12 06:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キム - この投稿者のレビュー一覧を見る

一度図書館でハードを読んだのですが、文庫本が発売されたのを見て即購入。大学時代に出会った仲間等、登場人物が魅力的です。

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電子書籍

質の高い文学作品です

2017/01/15 10:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かもちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹さんの作品を読むのは20年ぶりです。良い意味でベースや世界観が昔と変わっておらず、懐かしい気分で読みました。でも時代ははかつての70年代ではなく現代を反映しており、新しいワードも頻繁に使われていて、古臭さは感じられません。言葉の一つ一つが丁寧に選択されており、文章も綺麗で、「文学作品」という言葉がぴったりの作品です。

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紙の本

再読

2016/07/25 07:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初に読んだときは、読み応えに物足りなさを感じたが、再読するとやはり村上春樹さんらしい面白さ。
村上さんが描く現実の世界とはまた違う世界。
主人公のつくるが仲の良い友人達4人から拒絶され・・つくるの人生はそこで終わっていたと思っていた。
それでも目の前にある事をこつこつとこなし、16年の歳月が過ぎていた。
恋人の沙羅と出会って、つくるの巡礼の旅が始まる。
名古屋、フィンランドとかつての友人達を訪ね16年前の記憶を辿る。
全く見に覚えのないシロの訴えに、仲間達はつくるを排除する道を選んでしまった。
村上さんの描く世界を読んでいると、つくるの身に覚えがないことも別な世界では実際にあったかもしれないと、思ってしまう。
そんな不思議な世界が楽しめる。
自分の人生は終わったと思っていたつくるも、クロ、アカ、アオもそれぞれ16年の時間を積み重ね確かな足跡を残していた。
歩いてきた時間は確実に積み重なっていた。
そして、これからも巡礼の旅が続く。

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紙の本

はじめて

2016/03/24 17:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:りんごあめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹の小説は以前から気になってはいたものの、読んだことがありませんでした。
そんな中、本のデザインが気に入ったという単純な理由で購入を決めたのですが、内容もすごく気に入り、あっという間に読みきってしまいました。

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電子書籍

一読後再読

2016/02/13 13:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:miracle96dn - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹の小説は高校時代に読んだ、はじめの3部作以来です。紙の書籍だと残りあと何ページぐらいとか、何となく意識しながら読んでいます。場合によっては、残りの分量からその後の展開を予想することさえあります。今回、電子書籍で読んでみました。当初唐突な終り方にとまどいました。その後、本作は推理小説だとのネット上の意見を受け、再読に着手しました。いざ再読をはじめてみると、推理小説的な面への興味よりも、文章の味わい深さに惹かれている自分に気づきました。再読は味読になっています。

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紙の本

文庫本になるのを待っていました

2016/01/31 23:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うりぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る

早く文庫本にならないかと待っていました。
まだ、読んでいる途中ですが、早速村上ワールドに浸かっています。
ずっと浸かっていたいので、寝る前に ちびちびと読んでいます。
つい、先をのぞいてみたくなりますが、あくまで ちびちびと・・・

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紙の本

これが春樹作品かぁ

2017/03/28 09:17

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

初の村上春樹作品です。なるほど、読みやすいのですが、何となく男女の関係にねじれがあるのが特徴なんでしょうかね。。。私にはみんな心に色彩を持たない人たちに感じるな。。。

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紙の本

読み終わってみれば・・・

2018/05/10 07:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽんぽこ仮面 - この投稿者のレビュー一覧を見る

こんなもんか、という感じで、ちょっと小さい話かなあという気もするけど、読んでいる間は結構切実に伝わってくるものがあってさすがの力量だと思いました。

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紙の本

独特の世界観による興味の持続

2018/05/04 18:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹の独特の筆致で、グイグイと読み進めさせられます。
主人公・つくるが友人たちから疎外された理由の謎解きは、物語の中盤で明らかにされますが、それ以外に散りばめられた謎は読者に解釈が任されているようです。

初心者ハルキストの私には、いささか消化不良な読後感でしたが、それでも魅力的な物語世界を楽しめました。

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紙の本

勇気が湧いてくるかもしれません

2017/04/30 13:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る

今現在、もどかしい思いをしていたり、行動を起こしたいけど勇気が持てない・・・
そんな人にこそ読んでほしいと思います。
主人公が前に向かって歩き出す姿を見て、勇気が湧いてくるかもしれません。

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紙の本

不思議な人

2017/01/28 19:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たかし - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹自身の性格と似ているのかなと思いました。友達も不思議な人です。女の子に興味があるのかないのか、潔癖なのか大胆なのか、大学生の男の子ってこういう子もたくさんいたのかなと今更考えさせられました。

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