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商品説明
地方の商店街に古くから続く仏具店の嫁・菜々子と、夫の転勤により社宅住まいをしている妻・光稀。そして移住してきた陶芸家・すみれ。美しい海辺の町で、三人の女性が出会う。自分の居場所を求めて、それぞれの理想郷を探すが―。【「BOOK」データベースの商品解説】
海辺の町で出会い、ボランティア基金「クララの翼」を設立した3人の女性たち。ささいな不協和音から、やがて隠された事件が姿を現す。心理ミステリ。『小説すばる』連載を加筆修正。【「TRC MARC」の商品解説】
舞台は太平洋を望む美しい海辺の町。足の不自由な小学生久美香と、親友の彩也子の友情を契機に、三人の女性たちによって車椅子の基金「クララの翼」が設立される。だが些細なことから連帯が軋みだす。傑作心理ミステリ!
【商品解説】
著者紹介
湊 かなえ
- 略歴
- 〈湊かなえ〉1973年広島県生まれ。「告白」で本屋大賞を受賞。ほかの著書に「Nのために」「白ゆき姫殺人事件」など。
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紙の本
比較的嫌みのない湊作品
2016/01/12 00:05
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のぶ - この投稿者のレビュー一覧を見る
湊さんの新作を充分に楽しんだ。ただ、この作品の登場人物は嫌みがない人ばかりだし、あえて犯罪や事故と言った”毒”の要素を加える必要があったのだろうか?海辺の田舎町を舞台にした、ほのぼのとした物語としても成立していると思うのだが。それが作家、湊かなえの持ち味なのかもしれないので、本作を否定するつもりはないけれど、真っ白な作品をぜひ読んでみたい。
紙の本
どこにでもありそうな田舎町
2021/04/11 18:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
地元住民と転居住民の本音と建て前、表面化しないけど明らかに存在している相いれない感情。
夫婦間の気持ちのすれ違い、子供たちの問題などなど、当たり前にあるテーマが複雑に絡み、
並行して垣間見える数年前の未解決殺人事件が不気味さを添えます。
紙の本
善意
2017/04/15 20:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名とは裏腹なストーリーにびっくりです。少しずつ、主人公とそれらを取り巻く人たちがずれていってしまうのは、いかにも湊かなえ作品らしいです。それにしても、最後の子供の何気ない告白文には驚かされましたが、子供は子供で気を使っているのかな、と考えさせられ文章で、さすがとしか言いようがありません。
紙の本
土地
2015/12/04 22:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
車いすの少女に向けられた疑惑。本当は歩けるのではないか。これが1本の柱になっている。さらに、5年前の殺人、ママ友、いじめ、誘拐、火事。ユートピアと呼ばれる土地を書きたいのだろうが、盛り込むことが多すぎ、消化不良の感があって、ひどく読みづらい。終盤の十数行を生かそうとするなら、もっとすっきりとした、わかりやすい文章、筋立てにした方が良かろう。感動も大きい筈。
紙の本
ユートピア
2015/11/05 15:40
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
湊かなえさんの作品である告白が、おもしろかったので、こちらにも興味を持ち読んでみました。告白ほどの驚きはないけれど、おもしろいです。