紙の本
アンデッドガール・マーダーファルス 1 (講談社タイガ)
著者 青崎 有吾 (著)
吸血鬼に人造人間、怪盗・人狼・切り裂き魔、そして名探偵。異形が蠢く十九世紀末のヨーロッパで、人間親和派の吸血鬼が、銀の杭に貫かれ惨殺された…!?解決のために呼ばれたのは、...
アンデッドガール・マーダーファルス 1 (講談社タイガ)
アンデッドガール・マーダーファルス 1
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商品説明
吸血鬼に人造人間、怪盗・人狼・切り裂き魔、そして名探偵。異形が蠢く十九世紀末のヨーロッパで、人間親和派の吸血鬼が、銀の杭に貫かれ惨殺された…!?解決のために呼ばれたのは、人が忌避する“怪物事件”専門の探偵・輪堂鴉夜と、奇妙な鳥篭を持つ男・真打津軽。彼らは残された手がかりや怪物故の特性から、推理を導き出す。謎に満ちた悪夢のような笑劇…ここに開幕!【「BOOK」データベースの商品解説】
異形が蠢く19世紀末のヨーロッパ。人が忌避する“怪物事件”専門の探偵・輪堂鴉夜と、奇妙な鳥籠を持つ男・真打津軽が、不死身の吸血鬼殺害事件に挑む。謎に満ちた悪夢のような笑劇…ここに開幕!【「TRC MARC」の商品解説】
吸血鬼に人造人間、怪盗・人狼・切り裂き魔、そして名探偵。
異形が蠢く十九世紀末のヨーロッパで、人類親和派の吸血鬼が、銀の杭に貫かれ惨殺された……!? 解決のために呼ばれたのは、人が忌避する"怪物事件"専門の探偵・輪堂鴉夜と、奇妙な鳥籠を持つ男・真打津軽。彼らは残された手がかりや怪物故の特性から、推理を導き出す。
謎に満ちた悪夢のような笑劇(ファルス)……ここに開幕!【商品解説】
殺「吸血鬼」事件に、人造人間が作る密室! 異形蠢く19世紀ヨーロッパを舞台に、怪物専門の日本人探偵が、謎と怪奇を論理で解く!【本の内容】
目次
- 序章 鬼殺し
- 第一章 吸血鬼
- 第二章 人造人間
著者紹介
青崎 有吾
- 略歴
- 【青崎有吾(あおさき・ゆうご)】
1991年神奈川県生まれ。明治大学文学部卒業。2012年、『体育館の殺人』(東京創元社)で第22回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。続く『水族館の殺人』が第14回本格ミステリ大賞(小説部門)の候補となる。同シリーズは、短編集の『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』へと続き、「裏染天馬」シリーズとして人気となる。平成のクイーンと呼ばれる端正かつ流麗なロジックと、魅力的なキャラクターが持ち味で、新時代の本格ミステリ作家として注目される。
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電子書籍
鬼滅の刃とは違う
2021/03/30 19:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
不死身の主人公、弟子の鬼、侍女?の3人組が、吸血鬼や人造人間の絡む殺人事件を解き明かすというシュールなストーリー
あたり!
紙の本
生首探偵現る
2023/07/19 22:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コンドル街道 - この投稿者のレビュー一覧を見る
19世紀のヨーロッパを舞台に「鳥籠使い」と呼ばれる怪物専門の日本人探偵の活躍を描く。
展開される推理はあくまで本格もので、超常的な要素は無い。
あくまで被害者、あるいは加害者が怪物と呼ばれる存在なだけ。
あらすじで敬遠するのはもったいない。
電子書籍
とにかく楽しい怪物専門の探偵モノ
2016/04/01 10:01
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やきとり - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者の代表作である天才オタク高校生探偵の「裏染シリーズ」も面白いが、こちらはこちらで面白い。舞台は科学文明へと変わろうとしている19世紀末のヨーロッパ。人々を恐怖で支配していたモンスター達は狩る側から狩られる側へと変わろうとしていた。この様な歴史を背景に誰もが知っているモンスターを加害者、被害者、容疑者に迎えて怪物専門の探偵が本格推理で謎を解いていきます。
探偵役は輪堂鴉夜と助手の真打津軽。そしてその鴉夜に影の様に付き従う使用人の静句。各話の基本構成は事件の発端、推理パート、戦闘パートの3つに分かれており前半の推理パートでは聴き取りから現場検証、そして謎解きとお馴染みの展開。ただし推理は本格的で論理的なのでナルホドと唸ります…と普通の探偵モノならココで終了ですが、何せ関係者がモンスターなのでこの後バトルに突入します。(笑)
とにかくこの3人組探偵が魅力的で鴉夜と津軽の推理パートでのお寒い掛け合いや戦闘パートでの津軽と静句の立ち回りがホント楽しい!また彼ら日本人探偵が何故ヨーロッパを彷徨っているのか、何故怪物専門の探偵をやっているのかなどの謎の部分も沢山あり早く先が知りたくなります。あと19世紀末のヨーロッパが舞台なので他の推理モノの有名どころが沢山出てきそう〜、今回もお一人登場しておりますが…。
推理&バトルで登場人物もほぼ超人や怪物ということでどこか雰囲気が西尾維新に似てるかも。コレ絶対アニメ化されるなぁ。
電子書籍
人ならざるものたちの力と『知恵』の闘争
2020/09/14 22:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アントネスト - この投稿者のレビュー一覧を見る
コミック版もスタートした、青崎有吾の新シリーズ。
吸血鬼や人造人間が実在し人間と共存している十九世紀末の欧州を舞台に、人外の名探偵トリオが活躍します。
怪物の存在や能力を前提としたトリックやロジックが楽しめる予想外の(『体育館の殺人』の著者であることを考えればむしろ予想通りというべきでしょうか)堅実な本格ミステリー。
さらに、ミステリーファンは思わずニヤリとしてしまう趣向も。その趣向の延長線上に姿を現した宿敵との対峙が描かれるであろう続刊が、今から楽しみです。
紙の本
わらった
2017/01/16 12:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:靴下ネコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初はわかりにくいんだけど読み始めると「あーあ、なるほど!」となり、そこからは津軽とあやの掛け合いが面白くて、テンポにつられて読んでしまえる。ダジャレが寒いけどおかしいのです。いま2巻読んでますー。
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【魑魅魍魎が蠢く欧州にて、散りばめられた謎を解き明かせ】
2022/11/03 17:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えびし - この投稿者のレビュー一覧を見る
魑魅魍魎を受け持つ探偵達の物語。
時は十九世紀末の欧州。
近代的な蒸気機関車などが登場する中、お伽噺の世界であった筈の異形達がその特性故か、数々の問題を起こした。
そこに立ち上がるは、怪物事件専門の探偵達。
毒を以て毒を制す。
今宵の闇に紛れ込み、蠱毒の壺のように殺し合う。
鴉夜の洞察力と津軽の戦闘力を以てして、人が眼を背けるような事件に血湧き肉躍るように、手がかりを探し出していく。
立ち塞がる名探偵と教授の存在を乗り越えて、阿鼻叫喚の真相を導き出していくのだ。